China
中国で売られていた謎の写真
群馬県に住むKさんが、父親の古いアルバムを整理していて発見したもの。1941年か1942年頃の中国河北省か山東省ではないかと言われている。Kさんの父親が、中国で売られていた珍しい写真を日本に持ち帰ってきたそうである。
いわゆるアダムスキー型UFOに見える。
路上右寄りの人がUFOを指差しているように見えるため、UFOに気付いていると言われるが…?
考察
アダムスキー型UFO?
このシルエットだけを見るに、たしかにアダムスキー型UFOに見えてしまう。しかしアダムスキーがインチキコンタクティであるところから、このようなアダムスキー型UFOなるものは実在しないとも言われている。
鳥?
まず可能性として最初に考えられるのは鳥だ。右側が頭だとして、物体の上の部分が羽ばたいている翼に見えないこともない。当時のカメラの性能からしても、少し遠くを飛んでいる鳥は輪郭までちゃんと写らず、それでUFOに見えてしまっているのだろうか。ただ、日が高い晴れの日の写真なのに、背中に日の光を浴びているようには見えない。カラスのような真っ黒な鳥が晴天の下を飛んだ時にどう見えるのかを確かめなければなるまい。
虫かゴミ?
他に、わりとカメラの近くを飛んでいる昆虫か、もしくはフィルムに付いたダニなどのゴミということも考えられないことではない。購入した年が本当であれば、合成写真などは考えにくい。
購入したのはいつか?
元々何のために撮影されたのかはわからないが、珍しい写真として売られていたというのだから、偶然わけのわからないものが写っていたので、それを売り出したのだろう。
撮影は1941年頃というが、Kさんの父親が購入した年は資料に書かれていない。ケネス・アーノルド事件に端を発するUFOブームの後、UFOっぽく見えるとして売られたものかも知れない。
道行く人は本当に気づいている?
指を指しているように見える人物の拡大 |
それ以外の人達は上空を見上げたりしているようには見えない。
街灯ではないか?
電線に直接取り付けられた街灯 これはネットで拾った画像で、わりと最近の写真だと思われる。 当時このようなものがあれば、これの誤認の可能性もあろう。 |
電線がほとんど見えないので確認しづらいが、もし当時の中国にそれがあったのなら、その可能性も考えられよう。
道の真ん中にたった一つしかつけられていないが、今のように一定の間隔で取り付けられて昼間のように明るく照らすなんてことはなかったろうから、数が少なくてもおかしくはないかもしれない。
アメリカの方でも同様の写真がある。これも街灯かも知れない。
参考資料
- 学研・世界UFO大百科復刻版(ムー特別編集)
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