情報ソース:朝日新聞DIGITAL、日本経済新聞
日本の防衛省が、2022年度をめどとして陸海空自衛隊の統合運用する宇宙部隊を設置する方針を固めた。これはロケットや人工衛星の残骸であるスペースデブリや、他国の不審な衛星の監視をするものだという。
宇宙部隊は東京の航空自衛隊府中基地に設置される予定といい、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携して宇宙状況を監視、スペースデブリなどの情報は米軍とも共有する。
6月にはアメリカのトランプ大統領が、同様に宇宙軍を創設すると発表して話題になった。防衛大綱の与党ワーキングチーム座長の小野寺五典前防衛大臣も、19日の都内での講演でアメリカの宇宙軍の計画に触れた上で日本での設置について述べており、日本の動きがアメリカの動きに追随したものと考えられる。
小野寺氏は、本部隊による敵基地攻撃能力については見送られるという。
——パンスターズ計画や、日本にもあるスペースガード協会のように、小天体の地表への衝突に備えるような運用はされないんだろうか。
デブリへの対応はともかく、宇宙空間まで各国に軍事利用されるのは悲しいことだ。近い将来火星に移住するなんて話もあるのだし、人類の愚かさを宇宙にまで持ち出さないでほしい。
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