航空機の主だったライト
ただし、機種や飛行状況によっては必ずしも搭載、点灯しているわけではないと思われる。
また飛び方、見え方、写真や映像への写り方によっては、点灯していても見づらいことがあるので注意したい。点滅があるから飛行機、ないから(見えないから)UFOなどという単純な話ではない。
- 左右主翼の航法灯(上から見て左が赤、右が緑)
- ナビゲーションライトとも呼ぶ
- 常時点灯
- 左右主翼の衝突防止灯(白閃光)
- アンチコリジョンライトとも呼ぶ
- 常時点滅
- 上方/下方衝突防止灯(赤)
- アンチコリジョンライトとも呼ぶ
- 常時点滅
- 着陸灯(白)
- ランディングライトとも呼ぶ
- 左右主翼の付け根付近
- 離着陸時や、1万フィート以下で点灯
- 地上滑走灯(白)
- タクシー灯とも呼ぶ
- 前方の車輪にあり、地上誘導路を照らす
- 左右の尾翼航法灯(白)
- 尾翼先端の後部
- 尾部衝突防止灯(白)
- 胴体尾部
- 尾翼のマークを照らすロゴライト
こちら向きに飛ぶ航空機
左右の航法灯、下方衝突防止灯が見える 中央の赤い光が3つに見えるのは、衝突防止灯が左右のエンジンに反射したためだろう (撮影角度的に若干上向きに飛行しているように写っている) 筆者撮影 |
こちらに向かって飛行している場合は動かないように見えるため、滞空するUFOに間違えられることが多い。
この画像は着陸灯が点灯していないが、点灯している場合はより明るく見え、角度次第では100km程度離れていてもかなり明るく見える。
これが旋回して機体が横を向くとライトが見づらくなり、遠目にはUFOが消えてしまったように見えるのだ。
これが旋回して機体が横を向くとライトが見づらくなり、遠目にはUFOが消えてしまったように見えるのだ。
2000mmの天体望遠鏡を使い、成田空港から離陸し、
東に旋回する航空機を宇都宮から撮影したもの(3分11秒〜)
筆者撮影
東に旋回する航空機を宇都宮から撮影したもの(3分11秒〜)
筆者撮影
左右の航法灯と着陸灯が見て取れ、旋回した後は、着陸灯の明るさに隠れて見えづらかった赤い下方衝突防止灯の点滅も見える。
下から見た航空機
頭上を飛ぶ航空機を写した長時間露光写真。光が曲がっているのは手ブレ 筆者撮影 |
緑と赤の左右の航法灯が常時点灯し、左右の翼端と下方衝突防止灯が一瞬だけ点滅しているのがわかる。中央の2本の光の筋は着陸灯がついているのだろう。
航法灯が右が赤、左が緑なので、画面上に向かって飛行していることがわかる。
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