ケネス・アーノルドと、目撃した円盤を描いたイラスト |
物体群は、投げたコーヒー皿(ソーサー)が水面を跳ねるような飛び方だったという証言が誤って伝わり、フライング・ソーサー(空飛ぶコーヒー皿)だとして世の中に広まり、不思議な円盤状の飛行物体が存在するという共通認識を作り上げました。まだこの頃はUFO(未確認飛行物体)という用語は使われていませんでした。
アーノルドが見たものが実際に何だったのかは、情報も少なくいまだにわかりませんが、鳥の群れを見誤ったのではないかとも言われています。(物体までの距離も不正確だった節があります)
物体の形は空軍のUFO研究組織プロジェクト・ブルーブックに収録されたものでは円盤に近い形でしたが、その後三日月に近い形ということになったり、一定していません。
最も有名なUFO事件のロズウェル事件もこの一週間ほど後に起こり、アーノルド事件に刺激され、うっかり空飛ぶ円盤が墜落したと誤報したとも考えられています。
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