2019年11月2日にコロラド州でケムトレイルを散布する飛行機を撮影中、それを監視するかのように滞空するUFOを一緒に収めたという。
撮影者はColorado BigfootというIDのユーチューバー、マーク・アベル氏。
ケムトレイルを吐き出す飛行機と、それを監視しているUFOだという YouTubeより |
実際の映像
アベル氏は「空にはまだ星は出ていない。星であるはずがない」と語っている。
正体は金星
映像を見るに、光体が飛行機雲の中を横切って見えるのだが、これは飛行機雲が風で流されているためだろう。
正確な時間は分からないが、当日夕方の天体の配置を確認してみたところ、案の定金星がそれらしい高さに存在していた。左側にある月の位置と比べても金星であることはほぼ間違いない。コロラド州デンバーの16時頃の星の配置 ステラナビゲータでシミュレート |
上の星図では日没前だが、太陽は少なくとも山の陰に隠れているだろう。
そもそもアベル氏が写していたケムトレイル(悪い組織が飛行機から撒き散らしているという有毒な化学物質)というのも、根も葉もない陰謀説なので信じるなかれ。
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