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2022年2月15日火曜日

2022/2/4付 国際宇宙ステーションが2030年に運用終了

ポイント・ネモの位置
(Wikipedia ポイント・ネモより)
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の運用を2030年に終了させることを発表した。
終了したISSの機体は、翌2031年1月に太平洋上のポイント・ネモと呼ばれる場所に落下させる予定だという。
ポイント・ネモは陸地から最も遠い場所で、古い人工衛星などが落下している宇宙船の墓場のような場所。ロシアの宇宙ステーション ミールもここに落下して廃棄された。
ミールの重量が120トンだったのに対しISSは420トンもあり、かなり大掛かりな落下になる。

ISSは1998年の打ち上げから建築が始められ、今年ですでに24年目になる。維持費に年間11億ドル(約1260億円)もかかる上、機体の老朽化などが運用終了の理由のようだ。
こうした宇宙活動は今後、民間主導で行われていくという。

——日本から大気圏突入の状況は見えないが、ネット中継などで見ることは期待できそうだ。落下前に高度が下がったISSが日本上空付近を通過するのは見られるかもしれない。

2022年2月7日月曜日

2022/2/4 国会で維新の会の新人議員がUFO関連質問

情報ソース:衆議院インターネット審議中継(UFOの話題は8:10:33〜、8:17:53〜)
衆議院インターネット審議中継より

2月4日の衆議院内閣委員会において、日本維新の会の浅川義治議員(神奈川1区)がUFOに関連した質問をした。
質疑応答の時間は約20分。全体的には警察行政について、富士山の噴火などについてなのだが、後半から、米国防総省がUFO映像を認めた話を皮切りに、小惑星衝突、富士山噴火、東京湾での巨大地震などと並べ、想定外の災害に備えるべきだという質問をした。
なお議員はUFOを「宇宙人が乗ってきた物体とは想定していない」ということだ。
これに対し自民党の二之湯智国家公安委員長が、富士山噴火時の降灰対策について「引き続き火山災害等の備えに努めたい」などと回答。

議員は最後に「危機管理の観点からUFO問題に関しても想定外だったと責任逃れはもうできなくなってきている。未知の自然現象なのか、最新の兵器なのか——中国で極超音速ミサイルも開発されている——一部のオカルトマニアからは別次元から来ている物体じゃないかという声もあるが、いずれにしても不測の事態を避けるためには、防衛省に限らず、UFO情報の収集と分析を警察で行う必要があるのではないか。その辺も期待している」として質問を終えた。

議員は銀行員、横浜市会議員を経て昨年の衆議院議員選挙において比例区で復活当選し、今回は国会での初の質問。

——質問は富士山の噴火対策についてがメインであったものの、締めの言葉までUFOについてだったことから、本当はUFOについて聞きたかったのではないかと勘ぐる。
もし議員がUFOを、何十年調べても一つもまともな証拠がないエイリアン・クラフトとは考えず、敵国の新兵器の可能性を考えたきちんとした防衛問題と考えているのであれば、それは結構なことだと思う。「UFO問題」などという言葉を使うと誤解を受けそうではあるが。
ただ米軍の公表した事例なども今はまだ情報不足で判定がつかないというのが実情のようなので、本当に敵国の新兵器なのかについては慎重に精査しないと、存在しない敵に怯えるようなことになる。
仮に今後警察がUFO(正しい意味の、空に見えるよくわからない物体)について情報収集を担うようになると、明らかに飛行機や天体、鳥や虫などを見間違えた報告や、「NASAが写した火星の写真のここが宇宙人の基地なんです!」なんて主張する人達の相手をしなきゃいけなくなるんじゃないかと、ちょっと危惧する(苦笑)

2022年2月1日火曜日

2022/2/1 元「日本空飛ぶ円盤研究会」会員の石原慎太郎亡くなる

 情報ソース:NHK NEWS WEBリアルライブGQ

作家、政治家(運輸大臣、東京都知事など)の石原慎太郎(89)が1日に亡くなった。膵臓がんを患っていたという。

氏は日本最初期のUFO研究会であった日本空飛ぶ円盤研究会(Japan Flying Sauser Research Association/JFSA)の会員でもあった。
会は1955年(昭和30年)にUFO研究家の荒井欣一氏が中心となって設立され、作家の三島由紀夫、星新一、作曲家の黛敏郎など多くの著名人が会員に名を連ねていたことでも知られる。

2007年に国会でUFOに関しての質疑が行われた件に関しての質問に答えた都知事時代の石原氏は、かつてスティーブン・ホーキング博士の講演で「地球並みの文明の星は宇宙全体に200万あるが、環境破壊などで100年程度で文明が潰える」(大意)などという話を聞いて以来、他の星からのUFOは飛んでこないだろうと思っているという。
またJFSAの会員だったことについても、「名前を貸しただけで思い入れはない」と語ったそうである。

石原氏は衆議院議員だった1973年に、興行師の康芳夫氏(類人猿オリバー君やアントニオ猪木vsモハメド・アリ戦の共同プロデュースでも知られる)の誘いで、ネス湖にネッシー探しに行ったりもしており、この手のものがまんざら嫌いでもなかったようだ。

——JFSA入会は、先に入会した三島由紀夫に対抗したんじゃないかとも勘ぐる。