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2023年2月4日土曜日

2023/2/3 アメリカモンタナ州上空に謎の気球飛来、中国の偵察気球か?

 情報ソース:NHK NEWS WEB
Insider Paperツイッターより

アメリカ国防総省は、中国の偵察用とみられる気球がアメリカ本土上空を飛行しているのを確認したと発表した。
気球は民間機よりも高い高度を飛行し、数日前に本土上空に入り、2月1日にモンタナ州上空を飛行していたという。
国防総省はこの気球が中国のものだと分析し、人口の少ない地域の上空で撃墜することも検討されたが、破片による地上の被害を懸念して見送られた。
撃墜する場合に備え、周辺の空域に航空機が入らないように調整したことにより、モンタナ州の空港で合わせて3便に遅れが生じたという。
気球は機密に関わる場所の上空を飛行しようとしているというが、収集できる情報は限られていると分析、地上の住民に対しても軍事的脅威にはならないとし、米軍が警戒監視を続けている。
政府高官によれば、気球の大きさはバス3台分ほど、電子機器が備わり、過去数年間で何度かアメリカに飛来しているが、今回はより長い時間飛んでいるようだという。

カナダ国防省でも2日にカナダ上空を飛行しているのを確認したと発表。

アメリカ下院議会の中国特別委員会委員長の共和党ギャラガー議員(偶然だが、昨年のUAP公聴会にも出席した議員とみられる)は、「アメリカの主権を侵害する中国共産党の脅威に立ち向かわねばいけない」と強く非難した。

日本の松野官房長官は、「アメリカとのやり取りについては事柄の性質上回答を差し控える」としたが、「引き続き我が国や周辺の上空についての警戒監視に万全を期していく」と述べた。

中国外務省の報道官は、「関連報道を注視し、確認しているが、推測では解決に役立たず、アメリカと共に冷静かつ慎重に問題を処理することを望む」とした。

——形は2020年に仙台上空に飛来した謎の気球とそっくりだ。
昨年のNHKの幻解!超常ファイルでは民間の気球の可能性があるとしていたが、今回の米国防総省はどういう分析で中国のものという結論を出したのだろうか? UAPの判定精度も疑問視されているので、他国の領空侵害とするには慎重を期してほしい。
仙台上空のそれは電波の発信などは確認されず、「なんだかわからないが大丈夫そう」といった感じで放っておかれたが、撃墜も検討していたというアメリカとの違いが興味深い。

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