宇宙人ミイラの検証結果に関する記者会見 YouTubeより |
昨年9月に開催されたUFO/UAPに関するメキシコ議会公聴会において、UFO研究家のハイメ・マウサン(Jaime Maussan)が突然公開した宇宙人ミイラと非常によく似たミイラについて、ペルー文化省などがニセモノであると発表した。
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当初マウサンのミイラが再検査されたのかと思ったが、ミイラに服が着せてあるし、顔や体の造形がメキシコ議会で公開されたものと少し違うようなので違和感があった。どうもマウサンが公開したものとは別のもののようで、去年10月にペルーの空港で押収されたのだという。誰から押収したのか、マウサンのミイラとの関係などは今のところ調べていないので、今後分かり次第追記したい。
ペルーの首都リマで行われた記者会見において、法医学報告書、ミイラのX線画像なども提示された。ラクダのような動物(ラマやアルパカなど)の頭部を使い、紙、金属、人骨などを接着剤でつけたもの」という。
マウサンのミイラはメキシコ国立自治大学(UNAM)で1000年前のものと測定されていたが、年代測定しただけでDNA検査は行なっていないという。
会見の模様
担当官の取り扱いがかなり雑なのがまた面白い。報道を受けて筆者の知る懐疑的にUFO・オカルト好きの人達はSNSで一様に「知ってた」と書き込んでいた(笑)
マウサンが公開したものとは違うような感じだが、製造者が一緒なのかもしれない。仮に同じようなものが100体出てきたとしても、宇宙人のミイラである可能性はなかろう。
——こんなもの、初めからニセモノであることはわかりきっているのだが、一応でも手間隙とお金をかけて分析検証させられる身にもなってあげて欲しい。
現地で詐欺師との評判のマウサン 幻解!超常ファイルより |
なおマウサンに関しては年末のNHKBS「幻解!超常ファイル」においても現地で詐欺師呼ばわりされる評判が紹介されていた。
また昔の矢追さんの番組をYouTubeで見たら、マウサンもハイミー・マサンとして登場していた。日本・メキシコ両国の「矢追さん」共演である。
情報ソース
AFPBB News、東スポWEB、YouTube
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