情報ソース:CNN
欧州南天天文台は16日、地球から約500光年離れたいっかくじゅう座の中にある惑星「コロー7b」について、太陽系外では初めて、地球のような固い地表を持った惑星が見つかったと発表した。
コロー7bは欧州宇宙機関のコロー宇宙望遠鏡で2008年に発見され、観測が続けられてきた。
質量は地球の約5倍と、太陽系外の惑星としてはこれまでに見つかった中で最小。密度の測定の結果、木星のようなガス惑星とは異なり、地球のような地表が確認されたという。
公転速度は地球の7倍。恒星に極めて近いうえ、表面の一方が常に恒星側を向いており、熱を分散させるような大気も存在しないので、この表面は融解していると考えられる。そのため昼の側の気温は2,000度を超え、夜の側は−200度にもなり、生命が存在できる環境ではないという。
研究チームはこの観測結果について、10月22日に学術誌に発表予定である。
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