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2017年12月24日日曜日

2017/12/14付 オウムアムアは宇宙人の乗り物? SETIの学者も興味津々

情報ソース:NBC NEWS MACH

恒星間天体オウムアムアの想像図
NASAより
先日発見され、移動速度と軌道から観測史上初めて太陽系外からやってきた天体ではないかと注目されている小天体オウムアムア(1I/2017 U1)。(現在は再び太陽系外に向けて高速で飛び去っている)
SETI研究所のセス・ショスタク氏
本人ツイッターより
天文学者らがまともに地球外知的生命体を探すプロジェクトであるSETI(地球外知的生命探査)研究所の天文学者セス・ショスタク(Seth Shostak)氏がNBCニュースのサイトに、「この謎の宇宙の岩は本当に宇宙人の宇宙船だろうか?」というコラムを寄せている。

以下に記事を要約する。(訳が下手なのはご容赦)
オウムアムアはこれまで知られてきた太陽系由来の小惑星と異なり、太陽系内を周回する楕円軌道ではなく、そのまま飛び去ってしまう双曲線の軌道と、珍しい葉巻型の形をしている。
そのためSFファンは宇宙人の作った宇宙船だと言っている。しかし今のところはそれを裏付ける証拠はなく、オウムアムアの赤っぽい色と不安定な明るさは小惑星の典型だ。
その一方、他の恒星系から飛び出した岩が、そんなうまく水星よりも太陽に近づくような軌道でやって来るだろうか?
オウムアムアは、1等星ベガで有名なこと座の方向から来た。
仮にオウムアムアが25光年離れたベガの恒星系から放出された岩石だとすると、太陽の近くを通過する可能性は小石を75マイル(約120km)先の5セント硬貨に当てるのと同じ難しさだ。
Pan-STARRS(パンスターズ。移動天体や突発的な天体を観測する計画)が稼働してたったの7年でオウムアムアが発見されたということは、そのような小石が数多くあることを示唆している。
しかしここでのロングショットは興味深い。オウムアムアはどこかの誰かのエンタープライズ号(スタートレックに出てくる宇宙船)だ。星間航海をするのに十分な大きさの船だ。
それを証明する一つの手段として、人工的な無線電波が検出できないか、SETI研究所は11月23日に電波望遠鏡群をオウムアムアに向けた。
結果として何も見つからない可能性は高いが、最初から期待しないことは賢明ではない。これは科学だからだ。
おそらく、おそらく、オウムアムアは誰かの勇敢な挑戦だ。
外宇宙から来た小惑星の可能性は高くても、 万が一にも宇宙船であるかもしれないので、最初からあきらめずにちゃんと電波望遠鏡を向けてみるのは、うれしいことだ。
セス・ショスタクさんは「ここ数十年のうちに地球外知的文明が見つかるに違いない」などとかなり大胆なことも言っている。

先日の国防総省によるUFO研究については、
2000万ドルの税金を使ったが、調査をした企業は魅力的証拠を提供できなかった。
航空機による原因不明の遭遇はあるが、科学者はこれを訪問者がいる証明だという結論には結びつけることはできない。
UFOはさておき、宇宙に人類しかいないのかどうか確かめるSETIという活動があり、資金が不足している。
SETIは探検で、それはとても魅力的で重要なものだ。
などと、「UFO研究に2000万ドルの予算つけるくらいなら、SETIにも予算つけてくれよ」…と言っている(笑) →Newsweek

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