1月16日夜、アメリカはミシガン州東部の夜空に極めて明るい光体が現れ、爆発ののちに消滅した。住民達は爆弾やUFOを疑い、不安に駆られた。
光は一瞬だったがあたりを昼間のように明るく照らした。
NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、午後8時8分に隕石が大気圏に突入したと発表。
USGS(アメリカ地質調査所)によると、それは南東部のニューヘブンという村の上空を約8km進んだ。
A flying saucer? A shooting star? Nope: That bright light in the sky in southeast Michigan last night was a meteor: https://t.co/jghH63bcQp pic.twitter.com/QXzxa0Hl2S— ABC News (@ABC) 2018年1月17日
アラバマ州のマーシャル宇宙飛行センターで、NASAの流星環境事務所のビル・コーク氏の見立てによればこれは間違いなく流星で、直径は1〜2m、この程度の大きさのものはひと月に一度程度大気圏に突入しているが、人の目につくような場所で見られるのは非常に稀だという。
——これくらい明るいものだと単なる流星と呼ばず、火球と呼んだ方が適当だろう。
ひと月に一度落ちているということは、宇宙空間にはこんな物体がゴロゴロしているのだろう。もしかすると未確認のスペースデブリ(ゴミになった人工衛星やロケットやその部品など)かもしれない。
地上到達前に燃え尽きて被害はなかったのが幸いだ。
そういえば中国の実験モジュールの天宮1号が制御不能になっており、この1月〜3月の間に地球に落下するという話もある。こちらはひょっとすると地表にまで達することが懸念されている。もっとも、陸地の人が住んでるところに落ちる確率はかなり低いのだが。
北朝鮮のミサイル含め、いろいろ頭上から降ってきそうで怖い。
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