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2018年8月20日月曜日

2018/8/16付 元清水富美加、UFOを撮影?

情報ソース:東スポWeb

グーグルストリートビューより
本物の写真は東スポWeb参照のこと
女優で、宗教団体幸福の科学の会員である千眼美子(本名・清水富美加)が、富山でUFOらしき光体を撮影したという。

7月中旬に友人と富山県を旅行中に動画撮影したもので、最初は大きな赤い星が瞬いているのを目撃し、怪しんでいた。宇宙に憧れ、子供の頃から天体観測をしていた千眼によれば真冬のシリウスの3倍ほど大きく、赤い星ということで火星、ベテルギウス、アルデバランの可能性を考えたが、火星は惑星なので瞬かないということで候補から外した。
ホテルに帰って再度確認すると消えていたので、これはUFOだと認めることにしたという。
隣で見ていた友人は赤い三角形に見えると言った。



——東スポWebに載った写真から撮影場所が特定できた。富山駅のすぐ南側で、南東の方角のようだ。
東スポの写真では、光体は「ひげ」というラーメン屋の右奥のNTTの電波塔のだいぶ上の高さ(ひげの看板部分の3倍くらい)にある。

ステラナビゲータ10でシミュレートした2018年7月15日夜10時0分の空
日時がはっきり書かれていないが、7月中旬の南東の空なら、10時頃に大接近中の火星が15度程度の高さに赤く明るく見えていた。
写真ではもっと高いように見えるがそれはたぶんトリミングしたせいと思われる。
また赤いと言いつつ写真だと白いが、自分もiPhoneで火星を写してみたところ白っぽく写ったので、これは肉眼とカメラの違いだと思う。

惑星は瞬かない?

遠すぎて点にしか見えない恒星と違い、惑星は面積があるので瞬かないとは天文ファンの間でも言われることだが、高度が低くて風が強い時はある程度ちらつくものだ。もし薄雲が前を横切って見え隠れしていたらなおのこと。

火星はどこ?

仮にこの光体がUFOだったとしたら、また別の位置に火星も見えていなければいけないが、それについての言及はない。子供の頃からの天体ファンというが、そこまでは把握していないようだ。
ホテルに帰って見たら消えていたのも、方角を間違えたか、ビルの陰や雲に隠れたことも考えられる。
結論として、やはり火星の可能性が最も高い。
これを機にぜひ千眼さんはもっと天文のことを学んで、UFOについての真贋を見極める目を養ってほしい。

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