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2018年12月6日木曜日

海王星

太陽系最遠の惑星

ボイジャー2号が撮影した海王星
大暗班が中央に見える。
NASA/JPL
太陽系で現在発見されているうちでは最も太陽から遠方にある惑星。太陽からの距離は約30天文単位(光年で表すと0.000475光年ほど)。
英語名はローマ神話の海神より取られたネプチューン(Neptune)。
天王星の軌道が計算と合わないため、影響を及ぼしているであろう未知の天体の軌道を計算し、それによって1846年9月23日にフランスのルヴェリエ、イギリスのアダムスらによって発見された。初めて軌道計算によって発見された惑星ということになる。
4つの環が存在する。


天王星と同様に水素、ヘリウム、メタン、アンモニア、水などからなる分厚い大気と氷の層から構成されている。
大気のメタンの影響で青い色をしている。


ボイジャー2号接近時、表面に大暗班と呼ばれる巨大な渦巻き模様が確認されたが、1994年のハッブル宇宙望遠鏡での観測ではそれが消滅していた。
最大時速2000kmにもなる猛烈な風が吹いているが、その原因などはまだわかっていない。

なお、元素のネプツニウムの名前の由来は海王星である。
地球から撮影した海王星と衛星トリトン
筆者撮影

参考資料

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