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2024年6月6日木曜日

2024/6/6 日本のUAP解明議連、設立総会開催

設立総会の模様
ニコニコ生放送より
6月6日、「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟」の設立総会が開かれた。
総会は10時から始まり、ニコニコ生放送の他にもほぼ日刊カルト新聞によるネット中継もされた。
冒頭の挨拶で、発起人代表で今後は会長を務めるという浜田議員は「世の中のわからないものを解明、議論、対処していくのが重要」と語った。原口議員も「わからないものがあるが、わかった時には遅い」と挨拶。
その後すぐに元米国防次官のクリストファー・メロンの1時間近い基調講演が始まった。
終了後もメロンに対しての議員からの質疑だけで終わってしまい、議連の具体的目標とスケジュール、どのような機関を創設するのか、そもそもUFO/UAPのことを宇宙人由来のものも含むと思っているのかいないのかなどがまったく聞けなかった。議連設立記念クリス・メロン講演会と呼んだ方がよかったのではないか?

浜田議員らの「わからないものを解明」というのも、具体的に何を指すのか曖昧な表現だ。安全保障から考えるというからにはまさかネッシーやビッグフットが襲ってくることまで想定はしていないだろうが、石破茂議員のようにゴジラがもし現れたら?と考える人物もいる。国家機関がオカルト機関に堕さないよう、対象とする「未確認現象」についての定義が必要となるのではないか。

ほぼクリス・メロン基調講演会であった
ニコニコ生放送より
終了後、マスコミからの質問は浅川議員を窓口に受け付けると言っていたので、ある程度の事は聞かれると思うが、マスコミ自体UFO=宇宙人の乗り物という意識でいることが多いので、あまり望むような質問は出ないかもしれない。

悪魔の日を否定

また途中、自民党の山本朋広議員が「今日は令和6年6月6日で666ということになったが、たまたまこの日程になっただけと思われる。都市伝説や陰謀論が大好きな人達が悪魔の数字だと大騒ぎをすると思うので、議連後のブリーフィングできちっと否定をしておいて欲しい。面白おかしく言われるのはよろしくない」との説明があった。
筆者などは悪魔の数字はともかく、ドラえもんの絵かき歌の「6月6日にUFOが〜」に掛けたのではないかと密かに疑っているのだが、そうでないというのであればそう信じましょう。
山本議員は統一教会問題で「マザームーン」発言をして物議を醸したことでも有名だ。統一教会はともかく、オカルトから距離を置こう、あらぬ誤解が生じないようにあらかじめ説明しようというこの姿勢はいいと思う。

情報ソース

ニコニコ生放送、ほぼ日刊カルト新聞YouTube、東スポWEB日刊スポーツTBS NEWS DIG日本経済新聞

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