恒星になりそこねた太陽系最大の巨大ガス惑星
NASAの探査機による写真 |
太陽から見て5番目、火星と土星の間に位置する太陽系最大の惑星。
質量が足りなかったために核融合反応を起こすことができず、太陽のような恒星にはならなかった。
岩石からなる核を中心にしているが、陸地はなく、主に水素とヘリウムからなる分厚いガスに覆われたガス惑星である。
非常に高温、高圧な中心部では、水素ガスが金属のようになった金属水素があるのではないかと推測されている。
木星の詳しい観測は、1609年にイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが望遠鏡で観測したことから始まった。
ガリレオは木星の近くに4つの衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)が公転しているのを発見した。この4つの衛星は通称ガリレオ衛星と呼ばれている。
1664年の発見以来消えていない大赤斑という巨大な台風が特徴的。
土星ほどはっきりはしていないが、薄くて暗い3本の環を持っている。
木星表面図(筆者撮影) |
北北北温帯縞 North North North Temperate Belt
北北温帯 North North Temperate Zone
北北温帯縞 North North Temperate Belt
北温帯 North Temperate Zone
北温帯縞 North Temperate Belt
北熱帯 North Tropical Zone
北赤道縞 North Equatrial Belt
赤道帯 Equatrial Zone
南赤道縞 South Equatrial Belt
南熱帯 South Tropical Zone
南温帯縞 South Temperate Belt
南温帯 South Temperate Zone
南南温帯縞 South South Temperate Belt
南南温帯 South South Temperate Zone
南極地方 South Pole Region
大赤斑 Great Red Spot
白斑 White Spot
永続白斑BAのBAは白斑ごとの名前で、略号ではない
2016年6月現在63個の衛星が発見されているが、そのうちのエウロパでは、表面こそ氷に覆われているが、地下に液体の水があるのではないかと推測されている。
木星の巨大な潮汐力によって摩擦熱が生じ、氷が溶けたのだ。原始的な生物の存在も期待されている。
北北温帯 North North Temperate Zone
北北温帯縞 North North Temperate Belt
北温帯 North Temperate Zone
北温帯縞 North Temperate Belt
北熱帯 North Tropical Zone
北赤道縞 North Equatrial Belt
赤道帯 Equatrial Zone
南赤道縞 South Equatrial Belt
南熱帯 South Tropical Zone
南温帯縞 South Temperate Belt
南温帯 South Temperate Zone
南南温帯縞 South South Temperate Belt
南南温帯 South South Temperate Zone
南極地方 South Pole Region
大赤斑 Great Red Spot
白斑 White Spot
永続白斑BAのBAは白斑ごとの名前で、略号ではない
氷の下の海に生物が期待される衛星エウロパ
衛星エウロパ |
木星の巨大な潮汐力によって摩擦熱が生じ、氷が溶けたのだ。原始的な生物の存在も期待されている。
参考資料
- Newton別冊「太陽系のすべて 改訂新版」NEWTON PRESS
- 誠文堂新光社・天文年鑑2016年版
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。