6月26日12時50分(日本時間)頃、上空約22kmから撮影したリュウグウ JAXA宇宙科学研究所より 画像クレジット:JAXA、東京大学、高知大学、立教大学、名古屋大学、千葉工業大学、明治大学、会津大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
はやぶさ2は、初号機となるはやぶさが小惑星イトカワからのサンプルリターンに成功したことを受け、2014年の打ち上げられた。
はやぶさのミッションでは、帰還後に映画が3本できるほどトラブルが続出したが、はやぶさ2は今のところ順調な運用のようだ。
はやぶさ2のミッションでは9月以降に計3度の着地で表面の岩石を回収するほか、金属弾で地中の物質を回収し、2019年11月以降にリュウグウを出発して地球への帰還を開始する予定だ。
小惑星リュウグウ
小惑星リュウグウは地球から約3億kmの距離にあり、地球の公転軌道付近を出入りするように公転している。直径は約900m、ほぼ垂直の地軸で約7時間半の周期で地球と逆方向に自転している。形は赤道付近がふくらんだコマやそろばん玉のよう。
今日現在はふたご座の領域にある。かなり小さいため、肉眼では見えないし、望遠鏡でも写真に撮らないとわからないだろう。
現在のりゅうぐうの位置 ステラナビゲータ10より |