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ドローン騒動を報じるFOX NEWS Xの投稿より |
アメリカ東部ニュージャージー州で11月中旬以降に所属不明のドローン(無人機)が相次いで目撃され、騒動になっている。その後、ニューヨーク州やペンシルベニア州でも目撃報告があり、FBI(連邦捜査局)に捜査を求めているという。
11月19日にニュージャージー州警察が北西部のモリス郡上空でドローン活動が目撃されたと発表。公衆の安全に対する脅威は確認されていないとした。
その後数週間で州内各地でドローンが目撃され、「大型で騒音を出していた」という住民や、同州警察署長による「乗用車ほどの大きさだった」という証言もあった。
FAA(連邦航空局)はニュージャージー州ピカティニー・アーセナル軍事基地とトランプ大統領所有の同州ゴルフクラブ上空でドローンの飛行制限をした。
FBIのホットラインには11日時点で3000件の報告が寄せられ、米議会では12日にドローンに関する公聴会が開かれ、限定的な非常事態宣言を求める議員も出てくる騒ぎに。
ドローン騒ぎを報じるFox News
ドローンの正体はほとんど飛行機?
この騒ぎに対し、UFOや陰謀論の研究で名高いジャーナリストのミック・ウェストによれば、目撃されたドローンは普通の飛行機の誤認だという。
——一次情報が英語のこともあり、次々とSNSに上げられる真偽不明の投稿を精査できなかったが、いくつかの動画を見た感じでは飛行機と思われるものもあるし、ミック・ウェストの分析であれば信用に値するだろう。
これは一種のUFOフラップであり、普段見慣れていないもの、もしくは見慣れているものでも騒動になると奇妙なものに見えてしまうという社会現象だろう。
もちろん、調べきれていない中にひょっとしたら実際の所属不明ドローンが含まれている可能性も否定しないのだが。
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