日本では7月10日公開予定だったスティーブン・スピルバーグ監督の新作映画「ディスクロージャー・デイ」の公開が10月1日に延期されることになったと、配給会社のユニバーサル・ピクチャーズが公式サイトおよびX(旧ツイッター)にて伝えた。(米国公開は6月12日)
映画は、政府が隠蔽するUFOと“人類以外の何か”の情報を全人類に開示しようとする者達のストーリーだという。
公開延期に怒る映画ファン
配給会社から延期の理由は明らかにされておらず、同時公開でないとネタバレのおそれがあって意味がないとする映画ファンがSNSで声を荒げている。
またUFOと宇宙人に関する内容なだけに、何らかの思惑が働いたのではないかと考える人もいるようだ。
ユニバーサル・ピクチャーズ公式トレーラー
UFO議連元議員が配給会社に延期撤回圧力
現在でもUFO議連の会長補佐を務める浅川義治元衆議院議員(日本維新の会)のもとにもそうした怒りの声が集まってきたようで、ユニバーサル・ピクチャーズに公開延期理由を問い合わせたことを自身のX(旧ツイッター)で明らかにした。
また浅川氏は「延期の理由が企業の収益性だとしたら、文化の担い手としてコンプライアンス違反だ」とも言っている。
公開延期は残念だが中止されたわけではないし、仮にそれが経営的な都合だとしても民間企業として責められるものではない。それに対して、一本の娯楽映画の公開時期に対して政治家が自分達の名前と肩書きを掲げて圧力をかけるのは明らかに異常だろう。逆に政治家としてのコンプライアンス意識を問いたい。
——浅川氏はUFO議連では宇宙人の乗り物としてのUFOは扱わないとしつつも、宇宙人やオカルト現象と関連づけて話す議連メンバーをたしなめる様子もないし、国内外のビリーバー達や商業オカルトライターとばかり親しくしているという言行不一致が目立つ。
一度だけ懐疑派の皆神龍太郎氏らと会談をしたことはあったが、なぜかその際の内容や撮られた動画は浅川氏サイドの意向で非公開のままだ。こちらの方こそディスクローズ(開示)して欲しいもんだが。
延期は競合作との調整と洋画不振?
6月以降に日本で公開される他の作品を見ると、マイケル・ジャクソンの生い立ちを描いたMichael/マイケル、トイ・ストーリー、キングダム、ちいかわ、クレヨンしんちゃん、スパイダーマン、機動警察パトレイバーなどなかなかの話題作が並んでいるようだ。
これに対して本作はUFOに関する政府の陰謀を暴くような少々かたい内容である。UFO/UAP騒動の本国アメリカはともかく、最近はUFO人気が落ちているとも言われる日本において、スピルバーグの名前を持ってしても興行的に厳しいと判断されたのかもしれない。
また最近はかつてと違い洋画よりも邦画の方が人気があることも関連しているという見方がある。
——監督・製作のスピルバーグもどこまで「政府によるUFOと宇宙人の隠蔽」という陰謀説を信じているんだろうね。晩節を汚すことがないことを祈る。
情報ソース
- YAHOO! JAPANニュース 2026年5月30日 スピルバーグ最新作が日本だけ約4か月遅れ──『ディスクロージャー・デイ』はなぜ夏公開を避けたのか 松谷創一郎(ジャーナリスト)
- 東スポWEB 2026年8月8日 スティーブン・スピルバーグ監督「宇宙人は間違いなく地球に来ている」












