2025年5月31日土曜日

2025/5/29 共和党議員「AAROに金を出すな!」、前室長は反論

共和党のアンナ・パウリナ・ルナ(Anna Paulina Luna)下院議員が5月29日のXへの投稿で、AARO(全領域異常解決室)を強い口調で非難した。
明らかに、政府は支出問題を抱えています。監視タスクフォースによる調査結果を検討した結果、AAROへの資金提供を停止すべきだと確信しました。AAROよりも優れた仕事をしている組織が他にあり、彼らは完全な透明性を提供しています。
AAROへの資金提供を停止せよ!
これはトランプ大統領が進める政府支出削減の一環として、UAP問題を扱う部署をAAROよりも透明性が高くコストパフォーマンスの高い組織に移管すべきだということだ。

2025年5月26日月曜日

2025/5/25 「私が見た未来」の予言について

表紙だけに描かれた予言
「私が見た未来 完全版」より
最近巷をにぎわせている、たつき諒の漫画「私が見た未来」。今年の7月5日に大災害が日本を襲うという内容の予言だというのだが、これを真に受けてしまった海外の観光客が日本に来ることを控えてしまい、航空便が減便されるなどインバウンドビジネスに影響が出ている。
UFO以外のオカルトであるが、簡単に検証してみたい。

2025年5月17日土曜日

2025/5/16 UFO議連、専門組織の設立を防衛省に要望

「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟」(通称・UFO議連)の会長である浜田靖一元防衛大臣らは16日、防衛省で中谷元 防衛大臣と面会し、ドローンを含めた正体不明の飛行物体の確認が増えているとし、情報収集や分析を担う専門組織の設立を求める提言書を提出した。
アメリカでは現在、国防総省のAARO(全領域異常解決室)がUAPの情報収取と分析を担っているが、日本でも同種の組織を作ろうという考えのようだ。

2025年5月11日日曜日

2025/5/9 AARO、米軍撮影の新たなUAP映像を公開

中央右上の小さな白い光がUAP
米国防総省のUAP(未確認異常現象)調査部門AARO(全領域異常解決室)は、新たに米軍が撮影したというUAP映像を公開した。

映像は2023年5月9日に中東で撮影された8分15秒の赤外線映像。カメラの視界に左から白く光る小さな光体が入ってきて、カメラもすぐにそれを追尾し始める。
映像上は光体が上下したり逆戻りしたように見えるが、背景の濃淡が薄くわかりづらいため、光体の動きなのかカメラぶれでそう見えるのかは精査しないとわからない。

画面上にNの字が出ている。これが仮に北を表しているとすれば、最初4時の方向にあったものが8分かけて10時の方向に移動している。一見速そうに見える光体を追っているわりにはかなりゆっくりの動きなので、かなり遠くから撮影していることが推測される。
すでに公開されている別の中東の映像と同様、遠くを高速で飛ぶ軍事ドローンなどから撮影されたため、ゆっくり動いている光体の方が高速に移動しているように映ってしまった可能性も考慮すべきだろう。

説明には「この映像は情報提供のみを目的とし、出来事の妥当性、性質、重要性に関する分析的判断、結論、事実の決定を反映しているわけではない。視聴者は正式な評価がされていないことについて、異常な特徴を示唆するものと解釈すべきではない。」とある。
要するに、米軍から「こんなのがあるよ」と受け取って公開しただけなので、今はこれが異常な物体だとは思わないでほしいというわけだ。

——今回もまた赤外線撮影による白黒の映像だ。UAPは小さな点でしかなく、形も色もわからない。赤外線センサーで白く写っているのだから何か熱を発しているとは思うが、それがどのくらいの熱さなのかはわからないし、全体的には横移動しているだけなので、地球外文明や敵対国の高度な技術をうかがわせるものではない。
もしこれが可視光カメラであったなら、だいたいの色形がわかって正体の推測がしやすくなっていたはずだ。
AAROや巷のまともなUFO研究者達の検証を待ちたい。

情報ソース

2025年5月5日月曜日

2025/5/3 GWの怪! 青森で謎の地鳴り?

ゴールデンウィーク中の5月3日午前9時15分頃、青森県の広い範囲で大きな音と地鳴りのようなものが起き、窓などが揺れるという報告がSNSで相次いだ。
X(旧ツイッター)の情報だと、弘前市、つがる市、五所川原市、青森市など広範囲で確認された模様。
青森地方気象台は、地震や火山活動に関連した情報は入っていないといい、青森県内の自衛隊やアメリカ海軍(三沢基地を米空軍、米海軍、航空自衛隊が共同利用している)もその時間帯に飛行や訓練はしていないという。
5月4日夜の時点で、いまだ原因は不明である。

相次ぐ青森〜南北海道での謎の地鳴り

UFO事件簿でもかつて報じたが、2019年にも北海道函館市付近で同様に爆発音と衝撃波が二日続けて確認され、原因不明のままだ。
そして今日の件を調べる過程で、2021年にも青森県で起きていたことがわかった。
体験に突入した隕石が衝撃波を発したのではないかという推測もされるが、青森県でばかり4回も起きているので(しかもそのうち2回は二日続けて同じ時刻だ)、人為的な原因も疑わしい。
  • 2019年10月23日午後7時40分頃
  • 2019年10月24日午後7時40分頃
  • 2021年10月25日午前9時過ぎ
    • 青森県むつ市、同県横浜町など(以下の日テレNEWS参照)
    • ドーンという破裂音
    • 通報を受けた消防や警察が出動
  • 2025年5月3日午前9時15分頃
    • 青森県弘前市、つがる市、五所川原市、青森市など
    • 地鳴りがし、窓ガラスがガタガタ揺れるが床の揺れは感じなかった
2021年の青森県むつ市の情報カメラの映像に記録された衝撃音
日テレNEWS

今回の青森県での衝撃音を伝えるXのポスト

平川市の民宿の防犯カメラの映像(音声付き)が見られる。このポストにつながるコメントツリーも参照するといい。

FNNプライムオンラインのニュース

情報ソース

  • Web東奥(東奥日報) 2025/5/3 津軽地方で地鳴り体験の声多数 原因不明
  • YAHOO! ニュース 2025/5/3 23:00配信 東奥日報 「3日午前、津軽地方で謎の地鳴り SNSで投稿多数/気象台「地震や火山情報なし」」
  • FNNプライムオンライン 2025/5/5 【騒然】「ドーン!」地鳴り?7秒間にわたって続いた“謎の音”の原因は?気象台「地震・火山活動に関連した情報無い」 青森・津軽地方で報告相次ぐ

2025年5月2日金曜日

2025/5/2 ルイス・エリゾンド、またやってしまう

ブリーフィングで発表するエリゾンド
YouTubeの公式動画より
エリゾンドが「物体とその影」だとして発表した写真
X(旧ツイッター)より
UFO問題を扱う政府機関AATIP(Advanced Aerospace Threat Identification Program/高度航空宇宙脅威識別プログラム)の元エージェントで米政府はUFOを隠していると主張するルイス・エリゾンドが、再びニセUFO写真を公表してしまった。