2025年12月22日月曜日

2025/12/28に幻解!超常ファイル・スペシャル放送

幻解!超常ファイル・スペシャル!最新超常映像2025
2025年12月28日(日)夜9時〜10時30分
出演:栗山千明
語り:中田譲治
司会:池間昌人

年末の恒例となったNHKの超常現象番組「幻解!超常ファイル」の90分スペシャルが今年も放送される。
年末恒例!今年の謎は今年のうちに。不思議でドキドキ、謎解きでガッテン!超常映像の連発でお楽しみください!
▽大都市でUFOが誘拐ビーム?
▽太平洋を巨大UFOが占拠?
▽同時多発?クラゲ型UFO
▽韓国ソウルに巨大水中生物?
▽ヒバゴン復活!ビッグフット絶好調!
▽最新AIが浮遊霊の群れをキャッチ?
▽イギリス政府機関が幽霊を認めた?
▽監視カメラに精霊が!
▽暴れまわる発光球体!
▽半径2mだけ土砂降り?
▽ほか
——超常ファイルとダークサイドミステリーはいい番組なので、BSが見られない地上波でもやったほうがいいと思うんだけど。ネット配信のNHK ONEでも配信されていないっぽいし?
そういえば、テレ朝でやっていたビートたけしの超常現象㊙︎Xファイルを引き継いだ番組はもうやらないのかな? 年末の風物詩ではあったけど、名物対決だった大槻教授と韮澤さんも出なくなっちゃったし、 潮時なんでしょう。

2025年12月18日木曜日

2025/12/18 明日朝、3I/ATLAS地球最接近

「宇宙人が飛ばした人工天体だ!」という説が一部にある恒星間天体3I/ATLASが、明日の朝地球に最接近する。
今夜11時過ぎに東の空から上り始め、未明の5時前に南中する。しし座のレグルスが近いので探しやすい。
明るさはステラナビゲータによれば11.8等級と暗いので、カメラで長時間露光しないと写らない。


1969/9/14 カーター大統領のUFO目撃

 
カーター第39代大統領
  • 目撃者
    • ジミー・カーター、ジョージア州知事(その2年後から米国大統領)
  • 目撃場所
    • ジョージア州リアリー
  • 目撃日時
    • 1969年9月14日午後7時15分頃
  • 目撃状況
    • 高校の食堂のレストランで、ゲスト数人とともに西の地平線上約30度に浮かぶ光体を目撃
    • UFOは月と同じくらいの明るさの白い物体で、こちらに向かって移動、青、赤、白と色を変化させた
  • 正体
    • 金星
    • 当時は目撃された位置に金星が輝いていた
    • 移動したり色を変化させたように見えたのは、錯覚や大気の揺らぎによるものと思われる
    • 仮に金星ではないのであれば、晴れていればUFOと同時に金星が見えたはず
当時の夜空。南西に金星が出ている
ステラナビゲータでシミュレーション


2025年11月21日金曜日

2004/3/5 メキシコ空軍撮影のUFO

  • 撮影場所
    • メキシコ カンペチェ州上空(北緯18度28分、西経90度25分付近)
  • 撮影日時
    • 2004年3月5日17時3分頃〜
  • 撮影者
    • メキシコ空軍偵察機乗員ジャーマン・マリン大尉他
  • 撮影状況
    • 麻薬密売の捜査を行うために飛行していた偵察機が、上空に出現した11機のUFOを赤外線カメラで撮影
    • そのうち2ないし3つについてはレーダーでも確認されたという
  • 背景
    • メキシコ空軍の調査で未解決だったため、地元の有名なUFO研究家ハイメ・マウサンに協力を依頼。マウサンは宇宙人の乗り物の可能性が高いと結論し、5月に公表。同国の国防総省も撮影を正式に認めたため、メキシコ空軍が公式に認めたUFO事件として世界的に報道された
  • 正体
    • メキシコ湾のカンタレル海底油田の不要なガスの燃焼
    • 動いているように見えるのは偵察機が動いているため、近くにある雲が相対的に速く動き、遠くの油田が遅く動いているように見える錯覚
    • レーダーで確認されたものは乗員の証言以外の記録が残っていないが、UFOとは数も位置も違っており、ハイウェイ186を走るトラックの可能性が高いという説がある
実際の映像

——ハイメ・マウサンと言えば、メキシコの矢追さんなどとも呼ばれ、最近では宇宙人ミイラの件などであちこちに顔を出しているインチキばかりしている悪名高き人物だ。当時の評判はわからないが、よりによってこんな人物に協力を依頼したのは政府の大間違いだ。

参考資料

2025年11月16日日曜日

1981/11/18 四国放送のカメラマンが写したUFO?

日本テレビ11PMより
日本テレビ11PMより
  • 撮影場所
    • 徳島県徳島市、四国放送のビル屋上
  • 撮影日時
    • 1981年11月18日19時10分頃
  • 撮影者
    • 地元テレビ局「四国放送」のカメラマン
  • 撮影状況
    • 市民からの通報で四国放送撮影部が撮影。四国放送の南西にある眉山びざんの少し上に明るく光るものがあったので撮影。望遠レンズを取りに帰って戻って時にはもう光が消えていた
  • 市民の目撃者の証言
    • 婦人1
      • カーキ色がかった黄色いようなものがふわふわと飛んでいた。光体の周囲に光のようなものが回るような感じで光っていて、最後はサッと飛んで行ってしまった
    • 婦人2
      • 飛行機などではないと思った。丸い電灯の縁に光が咲いているような感じ
  • 正体
    • おそらく金星
    • ちょうどその時刻、南西の空低くに金星が輝いていた。大気の影響によって輪郭が揺らぎ、奇妙なものに見えていたと推定される
    • 日周運動は思ったよりも速いので、カメラマンが望遠レンズを取りに行っている間に山陰かビル陰、または雲の中に隠れてしまったものと推定される
    • 市民の証言でサッと飛んでいってしまったというのも、雲などに隠れたのを錯覚したものと思われる
    • こちらに向かってくる飛行機の前照灯の可能性も考えられないことではないが、付近に出ていた金星についての言及がないことも、光体が金星であることの証だろう
  • メディアでの取り上げ
ステラナビゲータによる再現
南西の空低くに金星が出ている
精一杯ズームして撮ったもの
おそらくピントが合っておらず、ぼやけてこうした像になっている


2025年10月22日水曜日

2025/1/18 メキシコで撮影された奇妙なUFO?

  • 撮影場所
    • メキシコ、ゲレロ州アカプルコ(Acapulco, Guerrero, Mexico)
  • 撮影日時
    • 1月18日土曜日と推測される
  • 撮影者
    • Skywatcherのマリア・デ・ラ・ロサ(María De La Rosa)
      • Skywatcherというのが単に空の観察者という意味なのか、アメリカの民間UFO研究団体SKYWATCHERのメンバーなのかは不明
  • 撮影状況
    • 不明
  • 正体

情報ソース

2025年10月15日水曜日

2016/12/6 赤坂のストリートビューに写った怪飛行物体

ストリートビューに写った奇妙な飛行物体
  • 撮影場所
    • 東京都港区赤坂 赤坂Bizタワー前、東京メトロ千代田線赤坂駅前交差点
  • 撮影日時
    • 2016年7月
  • 画像公開者
    • Google ストリートビュー
  • 正体
    • おそらく鳩のような鳥
  • メディアでの取り上げ
    • ROCKET NEWS24 2016年12月6日 【激ヤバ】Googleストリートビューの千代田線赤坂駅付近に「浮遊する黒い物体」がッ! コレは一体何だ!?
    • サイゾーウーマン 2021年3月28日 ジャニーズ自宅前の道が消滅、赤坂に“宇宙人”を発見!? “Googleマップの妄想旅行案内人”に聞く、ミステリースポット6選
    • ほか
画像を回転させると鳥の羽ばたきが奇妙に写っただけだとわかる。
扇状の部分は尾羽だ。
実際のストリートビュー
——当時SNSなどで話題になった。

2025年8月3日日曜日

2025/8/2放送 地球ドラマチック「UFOの正体 〜科学者たちが迫る最前線〜」

NHK Eテレ 2025年8月2日(土)19時、再放送8月10日(日)深夜0時
NHK+、NHKオンデマンドでも配信。
UFOは本当に存在するのか?数々の目撃証言と、米政府による公式調査をもとに、未確認飛行物体の正体に迫る。米国防総省が公開した謎の飛行映像やハーバード大学のAI解析プロジェクト、市民参加型の観測データなども交え、科学的視点でUFOを検証する。空軍パイロットは一体何を見たのか!?真実はどこまで明らかになるのか!?緻密な調査と鋭い考察で描く、リアリズムに基づいた検証ドキュメンタリー(アメリカ2025年)

オリジナルはアメリカのPBS(公共放送サービス)で2025年1月22日に放送された「WHAT ARE UFOs?」。

1947年のケネス・アーノルド事件に端を発するUFO目撃事例の簡単な歴史を紹介した後、米軍UAP騒動についてライアン・ブレイヴズ、デヴィッド・フレイヴァー、アレックス・ディートリックら実際の目撃者による肯定的意見と、AARO前局長のショーン・カークパトリック、UFO分析の急先鋒ミック・ウェストらによる懐疑/否定的検証の紹介。

カークパトリックらが赤外線カメラと可視光カメラの見え方の違いを実験。ミック・ウェストは、GIMBAL映像のUAPの回転が機体に取り付けられたカメラの回転による光学的現象ではないかと指摘。この辺の検証は映像によって視覚的にわかりやすい。

観測機器を使って正体を突き止めようとしている人物としてハーバード大学のアヴィ・ローブ教授が紹介されているが、恒星間天体オウムアムアなどを少々安易に宇宙人の宇宙船ではないかと考え、あまり評判の良くないUFO肯定派との付き合いが多いことは紹介されなかった。

番組全体としては懐疑寄りであるが、目撃者の意見や懐疑的検証に対しての再反論も取り上げられ、バランスは取っている感じだ。良作。

2025年7月17日木曜日

2025/7/16 差別的発言を問題視、ムー編集長のXアカウントが削除される

削除される前のXアカウント
オカルト雑誌ムーの公式X(旧ツイッター)が、ムーの名物編集長、三上丈晴氏のXアカウント「三神たける」について、ムーの雑誌名をプロフィールに書いたまま差別的な投稿を繰り返したとして問題視し、社内協議の上で削除したと投稿した。
本件については、ムー公式が7月8日のXでも誰かのアカウントをブロックしたと投稿し、三上編集長のことじゃないかと噂されていた。いずれも投稿内で三上氏の名前こそ出していないが、実際に三神たけるのアカウントが削除されていることから間違いないだろう。

2025年7月1日火曜日

2025/7/1 三つ目の恒星間天体3I/ATLASが発見される

7月1日、米・ハワイ大学が運営する、チリにあるATLAS(Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System/小惑星地球衝突最終警報システム)によって、新たな恒星間天体(太陽系外から飛来した天体)が発見された。
いて座の方向に発見されたこの新天体は追観測の結果、軌道が太陽系外からやってきて太陽系外に去って行く双曲線軌道を飛行すると考えられ、2017年発見のオウムアムア(1I/Oumuamua)、2019年発見(初観測は2018年)のボリソフ彗星(2I/Borisov)に続く観測史上3例目の恒星間天体として3I/ATLASと命名された。

3I/ATLASは今年10月30日頃に火星軌道のすぐ内側を通過する際に最も太陽に接近し、距離は1.4天文単位(約2億km)となる。

さっそく地球外知的生命由来の説が

ハーバード大学の天文学者アヴィ・ローブ教授は7月16日、地球外生命体によって作られた人工的な宇宙船の可能性があると推測する論文を発表した。
根拠として、天体の大きさが大きいこと、識別可能な化学物質が含まれていないこと、軌道が黄道面にほぼ一致していることを挙げている。
これに対し他の天文学者からはこの仮説を非難する声が上がっているという。

——一連の米国防総省のUAP騒動でも、異星人由来の説に肯定的な人達と行動を共にしているローブ教授。オウムアムアについても宇宙船説を唱えていたが、科学者なのに安易すぎると思う。

参考資料