2020年3月30日月曜日

2020/3/24付 ロンブー田村淳がUFOを目撃?

情報ソース:田村淳ツイッター123ロンプク☆淳ツイッター
タレントのロンドンブーツ1号2号の田村淳が、テレビ番組のロケ中に葉巻型UFOを目撃したとツイートして話題になっている。
3月24日の午前1時30分頃、KBCの「月曜ドォーモ ロンプク☆淳」という番組(毎週月曜深夜0:15〜0:45)のロケで訪れた北九州小倉北区で、ロケのスタッフとともに7人で目撃したという。残念ながら写真にも映像にも収められなかった。
その後は興奮とUFOに連行されるんじゃないかという恐怖で、スタッフと朝まで飲み明かしたという。

目撃現場のストリートビュー

ロケのスタッフがいたのに、静止画含めまったく映像が撮られなかったのが書かれていないが、同番組の共演者の中上真亜子というタレントさんのツイートによると、最初に淳が気づき、0.7秒くらいの目撃時間だったようだ。「すごい大きさとスピードだった」という。

3月24日は関東以南で早朝にスターリンク衛星が見られたが、午前5時過ぎなのでこれではない。ステラナビゲータ11で確認したところ1時35分頃にもスターリンク衛星がちょうど通過していたようだが、高度3度にも満たない地平ギリギリだったのでこれでもないだろう。

flightradar24で調べると、1時36分頃に上空を香港発〜シンシナティ行きの航空機が飛んでいたが、飛行高度が31,000フィート(9.45km)あり、はたしてそのように見えたのかどうか?

いずれにしても一瞬だったようなので何かの誤認の方が疑わしい。最近では渋谷スクランブルスクエアのライトアップがUFOに間違われたこともある。
申し訳ないが、同じ九州の番組の発見らくちゃくの例もあるので、番組の話題作りのためのでまかせということも公平に疑わなければならない。
行ったロケの放送日に番組で取り上げるかもしれないが、こちらは放送していない栃木県なので確認はできない。

4月21日「ロンプク☆淳」放送後の追記

筆者の地方では見られなかったが、ロンプクで目撃時の様子が放送された。
田村淳ツイッターの紹介動画で目撃した瞬間が見られるが、歩いていて振り返った瞬間の、やはりほんの一瞬だったようだ。カメラが上を向いていなかったため、UFO自体は映っていない。
何を見たのかはわからないが、情報不足で判断できるものはない。

ところで、「発見らくちゃく」などでインチキなUFO呼びをしていた自称霊能者の岡本雅之氏がまた「ロンプクでのUFOは、同日・同時刻に私が呼んでいたUFOで御座いました!」とFacebookやYouTubeで言い出している。
しょっちゅうなんだかよくわからないUFO呼び動画を撮影してるので、日時が重なったところで不思議でも何でもない。
日時と場所を明確に指定して誰の目にも明らかなUFOを呼んだのならともかく、この人はたまたま通った飛行機や星をUFOだと言い張ってるだけだから。しかもテレビでは周囲のギャラリー達に「あの光そうなんじゃないですか?」と教えられてやっと気が付くなど、頼りないことこの上ない。
マスコミに相手にしてもらいたいからって、コロナウイルスの感染拡大と緊急事態宣言発表で人々の心が不安な中、こういうことは本当におやめなさいね。

2020年3月29日日曜日

2020/3/29 本日から羽田空港新ルート正式運用

以前お伝えしたとおり、羽田空港に着陸する航空機が都心上空を通過する新ルートの正式な運用が本日から開始される。
先月来行われた試験時の見慣れない光に、SNSでは「UFOではないか!?」という報告が相次いだ。
UFO事件簿/埼玉で発光体目撃が相次ぐ

風向きによっても変更されるので必ずしも同じルートを通るわけではないが、1時間に30回以上続々と航空機が現れることになるため、慣れないうちはかなり驚かされることが予想される。当然昼間よりも夜間の方が目立つことになる。
SNSでの報告を見守っていきたい。

2020年3月27日金曜日

2020/3/3付 SETI@home一旦終了

情報ソース:SETI@home hibernationCNETWIREDengadget日本版
世界中の個人のパソコンを分散コンピューティングという技術で結び、地球外知的生命体の観測データを分析するSETI@home(セチ・アットホーム)が終了するという。

バークレーSETIリサーチセンターは3日、SETI@homeへの新たなデータの配信を3月末に停止すると発表した。
公式サイトの発表は以下のとおり。(翻訳ツールDeepLによる翻訳)
3月31日、SETI@homeのボランティアコンピューティング部門は仕事の配信を停止し、冬眠状態に入ります。
これには2つの理由があります。
1) 科学的には、基本的に必要なデータはすべて解析済みであり、リターンが減少している段階にある。
2) データの分散処理を管理するのは大変な作業です。すでにある結果をバックエンドで解析して、それを科学雑誌の論文にまとめることに集中しなければなりません。
しかし、SETI@homeがなくなるわけではありません。ウェブサイトと掲示板は継続して運営されます。カリフォルニア大学バークレー校の他の天文学者たちが、SETI@homeの膨大な計算能力をSETIや宇宙論やパルサー研究などの関連分野に利用することを期待しています。そうなれば、SETI@homeは再び作品の配布を開始することになるでしょう。この件についてはまたお知らせします。
もしあなたのコンピュータでSETI@homeを実行しているのであれば、他のBOINCベースのプロジェクトにもアタッチすることをお勧めします。あるいは、サイエンス・ユナイテッドを使って、天文学をするためにサインアップするのもいいでしょう。もちろん、SETI@homeにアタッチしたままでも構いませんが、新しい応募者が見つかるまでは、仕事を得ることはできません。
この20年間、様々な形で私たちを支えてくれたボランティアの皆さんには、大変感謝しています。皆さんがいなければSETI@homeは存在しません。私たちは、独自の科学プロジェクトを完成させることに興奮しており、次の展開を楽しみにしています。
また同様の、ブレイクスルー・リッスンという一般参加型のプロジェクトも存在するという。
またこのBOINCという分散コンピューティングアプリはSETI専用ではないので、巷を賑わせている新型コロナウイルスCOVID-19の治療法開発にも使われるという。

筆者の今現在までの功績
——あとわずかな期間だが、うちのパソコンに頑張ってもらう。

2020年3月24日火曜日

2020/3/24 日本各地でスターリンクトレイン目撃される

早朝撮影したスターリンクトレイン
南西の空から上ってきている。
筆写撮影(明るさ調整済み)
3月24日の早朝5時少し過ぎ、1.7等級程度のスターリンク衛星群(スターリンクトレイン)が日本の各地で目撃され、SNSでは「UFOではないか?」という声が多数上がった。
筆者もようやく数枚撮影することができたが、かなり暗く肉眼では全然分からなかった。東京以西では薄明の空にはっきり見えたようだ。


今回の衛星群は18日にフロリダのケネディ宇宙センターから打ち上げられたもの。
これから徐々にばらけて暗くなるのは今までのとおり。
次の打ち上げは4月に予定されている。

高知でもUFO騒ぎ

情報ソース:高知新聞
高知県でも24日の同時刻にスターリンク衛星と見られる目撃があり、市民達から高知新聞社と高知地方気象台に計6件の報告があった。
目撃者によると「突然空から出てきた光がずらずら移動して、夢うつつかと思った」「UFOが一列になって地球に来たと思い、君が悪く動けなかった」という。
高知新聞の記事では高知みらい科学館の学芸員に問合せ、スターリンク衛星らしいことを明らかにしている。