2016年1月16日土曜日

UFOニュース2016年1月

1月29日/インドに何かが降ってきた


1月26日の午前10時半〜11時の間に、Rajistan州Barmerで気球型の物体がレーダーに捉えられ、インド空軍のSu-30 MKI戦闘機がその飛行物体を迎撃した。
落下した物体は現在調査中という。
これを例のロズウェル事件と同一視する意見もあるという。

2016年1月11日月曜日

UFOと誤認しやすいもの

UFOの目撃事件は誤認との戦い

UFOと他の何かを誤認してしまうのは、それがどのように見えるのかを知らないためである。
普段見慣れているものでも、時と場合によっては全然違った見え方をすることもあるし、写真を撮ったら思いもよらない物が写っていたのでUFOと早合点してしまうこともあるだろう。
ここではUFOに間違えてしまいやすいものを例を挙げて紹介してみようと思う。

筆者自身偉そうに言えるほど立派な知識も鑑識眼もないので、自らの勉強も兼ねていることは言うまでもない。

飛行機

(→ 夜間の飛行機の見え方についてはこちらに別ページを設けた)
昼間の旅客機
夜間に長時間撮影
常時点灯している灯りと、点滅している灯りがわかる。

2016年1月8日金曜日

UFOニュース2015年12月

12月30日/ヒラリー候補、当選したらUFO調査

The Conway Daily SunHUFFPOST WEIRD NEWSMail Online財経新聞

The Conway Daily Sunより
民主党の次期大統領候補のヒラリー・クリントンは、The Conway Daily Sunのインタビューの取材に対し、大統領当選のあかつきに、UFOとエリア51の調査をすると語ったという。
UFOについての質問は外交政策や経済についての深刻な質問の最後になされ、ヒラリー氏は熱意を持って語ったという。
夫のビル・クリントン元大統領もバラエティ番組Jimmy Kimmel Live!において、「在職中にエリア51を確認しに行ったけど、宇宙人はいなかったし、ロズウェル事件の資料にも目を通してみた。エリア51で宇宙人を見ていたらもちろん本当のことを語るよ。」などと答えている。
——半分はジョークだろうが、面白くはある。ただUFO好きがお気に召すような「衝撃の事実」などは期待しない方がいいだろう。

12月28日/ISSに近づいたUFO

SPUTONIK

YouTubeより
スプートニク(旧ロシアの声)には、明るい円盤がISS(国際宇宙ステーション)に近付き、素早く離れていく様子だとある。
——おそらくISSのライブ中継からのキャプチャーだろう。
ほんの一コマにしか映っていないが、形からして、高速で地球を周回している他の人工衛星をとらえたものだと思われる。高速でもあまりぶれていないのは、カメラが明るい地球を写すのに合わせて高速シャッターになっているからだろう。


12月18日/ロシア女性、機内で幽霊宇宙人を撮影

MailOnlineTOCANA

MailOnlineより
ロシア人のビジネスウーマンOlesya Podkorytovが、旅客機内で撮影した自撮り写真の背後に、グレイ宇宙人のような人影が写っていたことに気付いた。
彼女がSNSに写真を上げたところ、コメントで指摘され、幽霊宇宙人を撮影したとしてメディアが取り上げた。
彼女の向かって右背後に大きな両目の宇宙人っぽく見える何かが写り、不自然な光の筋も見て取れる。
——多数の乗客がいる機内で何かがたまたまグレイっぽく写ったからといって、それが宇宙人だったり幽霊だったりというのは話が飛躍しすぎだ。
何がどのようにグレイっぽく見えたのかまで検証する価値はなかろう。
サイトを移転してもこの調子でバッサリいきたいと思います(笑)

12月17日/穴あき雲に怪光体

MUFON(Case Number 73192)、UFO Sighting DailyTOCANA

MUFONより
カナダ オンタリオ州インガーソルで11月4日12時00分に撮影された写真。報告者の姉妹が仕事中に撮影したという。
——雲に空いた穴は穴あき雲もしくはホールパンチ雲と呼ばれるものだ。過冷却の雲粒が一気に氷になって落下するため、雲に穴が空くのだそうだ。→Wikipedia参照
青緑色の光体は何かといえば、太陽によるレンズゴーストである。
レンズゴーストは写真の中心を点対称とした位置に出ることが多い。補助線を引いてみると見事に一致した。
写真の検証

12月6日/ニュージャージーの奇形UFO

MUFON(Case Number 72953)、UFO Sighting DailyTOCANA

MUFONより
MUFONより
MUFONに寄せられた投稿。
ニュージャージー州ブリッジウォーターにて10月19日午後5時30分に撮影。
パートタイムに出かけた報告者の妻が、空に遊ぶボール(?)と、光が落下しているのを撮影し、「これは何?」と送ってきた。撮影時は金属的なUFOを見ていなかった。
——元々は夕日を浴びて遠ざかる飛行機雲を不思議に思って撮影したようだが、おそらく車のガラス窓ごしに撮影している。UFOに見えるのは窓の汚れだろう。

UFOニュース2015年11月

11月28日/南アフリカの怪光騒動

news24TOCANAMirror、ツイッター

南アフリカのケープタウンで11月28日に撮影されたという一連の画像が、ツイッター上に掲載された。
緑色の円盤状の物体が光を放っている。
——#UFOSA(SAはSouth Africaだろうか?)というハッシュタグが付いているので、さかのぼってみたところ、以下のツイートで突然使われ始める以前は、一年以上ろくに使われていなかったタグのようだ。別々な目撃者が一斉に同じタグを付けて使いだすのはおかしい。







結論を言えばこれらはフェイク写真で、同タグ上で指摘している人物がいた。ニュージーランドなど、南ア以外で撮影された写真を加工したものもあるようだ。

その後さらに緑の怪光が地上に墜落する映像と、墜落現場の写真が公開された。
再び結論を言ってしまうと、これらはSMART DRINKという飲み物の宣伝だったようだ。
SNSを巻き込んでキャンペーンを行ったらしい。
以下がそのCMだ。

11月28日/月面の怪光

Mirror人類皆兄弟

UFOを中心としたオカルト動画を収集、紹介しているYouTubeアカウント:UFOvni2012が掲載した動画によれば、月面のアリスタルコス・クレーター付近に奇妙な光が確認されたという。
確かに月の海の部分にかなり明るい光が光っている。
——望遠鏡で写したのかはわからないが、元動画を見てもかなり解像度は低い。
緑色に見えるのは、撮影の都合で色が変に写ったんだと思われる。
ネットで画像を調べると、アリスタルコス・クレーターは反射率が高いのか、周りよりも輝いて見えるようだ。反射する角度によって地球にまっすぐ光線が届き、一層その部分だけ明るく見えるんだと思う。

11月24日/エリア51付近の砂漠にUFO?

MailOnlineEXPRESSTOCANAMUFON検索ページ(Case Numberに72656入力)、UFO Sightings Daily

MUFONより
世界最大のUFO研究団体MUFON(ムーフォン)に寄せられた情報。
10月30日午後2時20分、カリフォルニア州サンノゼからテキサス州ヒューストン行きの旅客機から、乗客が撮影した写真。
ネバダ州のLuningとGabbs付近の砂漠の中に、大きな銀色の円盤状の物体を目撃し、6枚の写真を撮影した。
円盤は周囲に光のような玉(原語ではオーブとある) を撃ち出していた。
機長も他の乗客も何も反応せず、帰ってから複数の空軍関係者に尋ねたが、必ずしも答えてはもらえなかった。
MailOnlineでは、太陽光発電所ではないかという説が書かれている。

GoogleEarthより
——調べたところ、ネバダ州ミラーズ(Millers)の北15kmばかりにあるCrescent Dunes Solar Energy Projectという太陽光発電所であることが確認できた。(GoogleMapに38.23929, -117.36372を入れて検索のこと)

玉を撃ち出しているように見えるのは、2つずつ対になっているように見えるので、レンズゴーストかもしれないが、わからなかった。

地図上でサンノゼ〜ヒューストンの直線航路と、Luning、Gabbsを調べると200km近く離れている。どこかを経由した便だったのかもしれない。
目撃者はGabbsと書いているのだが、例の悪名高きスコット・ウェアリングは相変わらずUFOだと騒ぐばかりでなく、「エリア51から南西に140マイル(約225km)離れたGabby」とし、TOCANAもそれに基づいて記事を書いている。
Gabbs、Luningという「エリア51の北西に260km」離れた都市が証言どおり実在するのだから、それで間違いないだろう。
ウェアリングは北も南もわからないのか? TOCANAもきちんと一次ソースを調べないのか? なげかわしい。
エリア51からも170kmは離れている一般の土地だ。わざわざエリア51と関連付けるようなものではない。

11月22日/国際宇宙ステーションのUFO写真?

カラパイア

現在国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のスコット・ケリー宇宙飛行士が地球を撮影した写真に、細長い物体が写っていてUFOではないかと騒がれている。
写真は16日の同氏ツイッターで公開されたもの。右上に棒状のようなものが映り、2ヶ所が明るく光っている。

これに対しケリー氏は何も反応していないようだが、ツイートを見た何人かから反応があり、結局ISSの窓だろうということになった。船内の光が漏れて、もしくは反射してあのように映ったようだ。
カラパイアの記事ではアンテナということになっているが、アンテナの方ではない。(ただし、別な写真に映ったアンテナの方がUFOだと騒がれたこともあるようだ)
別な分かりやすい写真の明度を調整

11月18日/シベリアで火の玉が分裂

新華ニュース

17日付の台湾東森新聞雲によると、シベリアのダウリア(Daurija)で、まばゆく光る緑色の玉が出現し、3つに分裂して空の彼方に消えていったという。
一瞬前が見えなくなるほどの眩しさだったという。
ロシア陸軍報道官によれば、これは軍事行動とは関係なく、自然現象だろうという。
——このところシベリアでの光体目撃が続いているようだが、国土があれだけ広いので、目撃される確率も増えるのだろう。今回のものは火球かスペースデブリの落下くさい。

11月7日/カリフォルニア州で怪光目撃される

AFP BB NEWS



11月7日午後6時頃、カリフォルニア州上空に奇怪な光が現れ、ツイッターなどのソーシャルメディアでUFOではないかとして騒がれた。
ネバダ州西部やアリゾナ州から見えたという報道もある。
問い合わせが殺到した当局は、原子力潜水艦からのミサイルの発射試験だったことを明らかにした。

11月5日/空から黒い球体が落下

MailOnline

スペインのヤギ農場に黒い球体が落下しているのが発見され、民間の警備員に警戒を促した。
調べたところ、悪影響を及ぼすほどの放射能はなく、ロケットまたは人工衛星の加圧ガス容器らしいことがわかった。
ガス容器は地球への再突入にも耐える材料で作られているため、燃え尽きずに地上に落下したのだという。

——被害がなかったから良かったものの、かなり危険なのではないか。