2022年12月31日土曜日

2022/12/30 日本の広範囲で見られた怪光は韓国のロケット

 情報ソース:ツイッター、Korea JoongAng Daily
 
年末の12月30日に関東から九州にかけて見られ、UFOかミサイルかとSNS等で騒がれた発光体は、韓国国防省が打ち上げたロケットによるもの。
忠清南道泰安郡の安興試験場から打ち上げられたもので、国防省は「国防と宇宙からの監視・偵察強化の一環として、固体燃料の宇宙ロケットをテストした」「試験前に発射経路の空域と海域をクリアにするなどの予防措置をとったが、軍事安全上の理由から国民には知らせなかった」と述べた。

2022年12月28日水曜日

2022/12/28 年末のオカルト番組、超常ファイルはやるよ、たけしの超常バトルはやらないよ


年末恒例の幻解!超常ファイルの特番が今年も放送される。
2022年12月29日(木) 21:00〜22:30 NHKBSプレミアム
「えええっ何これ?」「これが正体?」で驚き2倍!最新のUFO未確認生物、怪現象の謎にホンキで挑むAIフェイク?錯覚?もしや本物?栗山千明と素敵な年の瀬を

日本の年末は超常現象!栗山千明ナビゲート「ダークサイドミステリー」衝撃の超常映像、謎解きスペシャル!▽ロサンゼルス巨大三角UFO!▽朝日と思ったらUFO?▽旅客機に黒い物体接近!▽UFO墜落?不気味な煙▽小型UFO捕獲?▽静岡、兵庫、ソウル巨大水中生物!▽ネコ瞬間移動?ネコのポルターガイスト?▽高速道路に亡霊?▽天空に怪光!セ〇ンドイン〇クト?▽精霊?呼吸する森!▽NASAとアメリカ議会UFO調査

出演:栗山千明、語り:中田譲治、司会:伊藤海彦

今年は介良事件50周年ネタにからめてだろう、高知の懐疑派ゲッターショーンさんもちょっと出演されるということだ。
また今年はとうとうテレビ朝日系「ビートたけしの超常現象Xファイル」が放送されない模様だ。昨年すでに大槻教授、韮沢さん達が登場しなかったくらいなので、長く続いた番組も一区切りというところだろうか。

2022年12月2日金曜日

2022/10/24 官房長官、UAPについての質問に答える

 情報ソース:日テレNEWS
ニコニコ動画より(質問は6:27から)

24日午後の記者会見において、21日にNASA(米航空宇宙局)がUAPについてのチームを発足したことなどを受けた記者の質問に、松野官房長官が回答した。

以下、質疑概要。
記者「UFOに関する公聴会が開かれるなど、全米で関心が高まる中、NASAがUFOを含むUAPに関するチームを発足させた。日本はUAPというワードも一般に知られていないUFO後進国だという指摘があるが、米国のこうした動きと調査に関する情報等の共有について」
松野官房長官「我が国としても、引き続き、米国のこうした取り組みを含め、関連動向について関心を持って注目をしている」

記者「5月19日の会見では未確認飛行物体について公表すべき特異な事案はないと述べたが、あらためて米国同様の調査を行う考え、自衛隊等が目撃した報告を国民に公開する考えはあるか」
松野官房長官「公表すべき特異な事案はないと報告を受けているその上で、これまでも把握した情報は事例ごとに具体的な状況を総合的に勘案した上で、政府として必要な公表を行なってきている。引き続き適切に対応していく」

——質問したのはニコニコニュース(ドワンゴ)の記者だった模様。
毎度遅いニュース更新でスイマセン。

2022年6月28日火曜日

2022/6/25付 福島のUFO研究所、活動報告をおこなう

 情報ソース:国際未確認飛行物体研究所「これがUFOだ!」、読売新聞オンライン

記者会見の動画は他のサイトでの埋め込み再生ができないようになっていたので➡︎こちらからどうぞ。
UFO研究所YouTubeより
福島県飯野町が町おこしの一環として、UFOふれあい交流館をベースに昨年創設した国際未確認飛行物体研究所(通称UFO研究所。月刊ムー編集長の三上丈晴氏が所長)の一年間の活動報告の記者会見が大手新聞などを呼んで行われた。

※UFOふれあい交流館:日本初のUFO研究団体である、荒井欣一氏の日本空飛ぶ円盤研究会の意思を受け継いだ施設だという

一年間で452件の目撃情報が寄せられ、写真か動画のあった149件の調査を行った結果、「極めてUFOの可能性が高い」とされるものが4件あったとし、三上所長が紹介した。(ただし調査精度は100%ではなく、また宇宙人の乗り物かはわからないとしている)
判定はUFO研の制定した「未確認飛行物体(UFO)評価判定基準」に基づき、CLEAR Level(情報の鮮明度、解像度)とMYSTERY Level(地球上の科学や自然現象で説明困難なレベル)を測定し、画像解析ソフトによって合成写真など人工的に作られたかどうかの確認も行なったという。

実際の写真、映像は情報ソースのUFO研のページで見ていただきたいが(画像、動画を保存すれば大きく見られる)、いずれもUFOとされる物体が比較的小さく映り込んでいるものだ。筆者の目から見て、真に不思議な物体とは言い難かった。

2022年6月10日金曜日

2022/6/10 NASAがUAPの調査機関を設立

 情報ソース:NASAロイター

NASA(米航空宇宙局)が、UAP(未確認航空現象)についての調査機関を設立することを発表した。秋の早い時期に研究チームを立ち上げ、約9ヶ月間調査する予定だ。
チームはプリンストン大学の天体物理学部長であった宇宙物理学者のデビッド・スペルゲル氏が率い、NASAの科学ミッション本部で研究担当の副長官補佐であるダニエル・エヴァンス氏が参加する。

国防総省のUAPタスクフォース(UAPTF)やその後続の航空物体識別管理同期化グループ(AOIMSG)には属さないものの、UAPの性質と起源を明らかにするために科学的手段をどう適用するかについて政府全体で広く調整し、科学、航空、データ分析コミュニティの専門家の助言を得て新しいデータを収集し、UAPの観測を改善する最善の方法に焦点を当てる予定だ。
予算は数万ドル〜10万ドル(約1300万円)以下になる予定。

NASAは「どれが自然現象なのかを確立することは現象の特定と緩和の重要な一歩となり、航空機の安全を確保するというNASAの目的の一つと合致するものだ」とし、また「UAPが地球外起源だという証拠はない」とも付け加えた。

スペルゲル氏「これまでのUAPの観測数が少ないため、最初の作業はできうる限りしっかりした情報を収集することだ」
エヴァンス氏「NASAの原則に基づいてこの報告書は一般公開される予定だ」

——先日のUAPに関する公聴会でモールトリー国防次官が言及していた、気象庁やNASAと連携するという方針によるものだろう。
今まで公開されてきたUAPの映像や写真を見る限りでは、NASAなどが出るまでもなく、カメラがピンボケした場合にどう見えるか、おもちゃの気球に似たものがないのか調べ、パイロットや分析者の教育を図るが良いように思うのだが、そうしたもののきっかけになるのなら悪いことでもあるまい。
軍が空飛ぶゴミを未知の物体として恐れる程度なら笑い話で済むが、戦場においての民間人誤爆などの話を聞くと、きちんと物を識別するスキルがないととんでもないことになる。そうした能力の向上にもつながればいいのだが。
NASAにしても安い予算で政府に協力して貸しを作ることは、本業である天文の研究開発についての予算獲得の上でプラスになるとの判断もあったと思う。
まさかと思うが、「NASAも天体以外のことについてはてんで素人で、ピンボケやレンズゴーストすら指摘できない」なんてことにならないことを祈りたい。

2022/5/19付 米UAP公聴会についての日本政府の反応

 情報ソース:ニコニコ生放送
33:20から

アメリカでUAPに関する公聴会が開催されたことにつき、松野博一官房長官が19日午後の会見で、記者からの質問に答えた。

記者「未確認飛行物体の存在を米国政府が明確に認めたことについて、安全保障上の問題を含め、同盟国としてどう見ているのか」
松野長官「未確認航空現象についての説明がなされたことについては承知している。我が国としても引き続き関心を持って注目していく考え」

記者「日本における未確認飛行物体への対応は、一昨年当時の河野太郎防衛大臣が識別できない物体を確認し、日本の防衛に影響を及ぼす恐れがある場合は報告に万全を期すよう求めたが、この間報告はあったのか?」
松野長官「自衛隊の活動で得られた個々の情報については回答を差し控えるが、大臣指示の発出以降、公表すべき特異な事案はない」

記者「責任をもって分析する態勢、部署は存在するのか?」
松野長官「政府として現時点で専門組織の設立は考えていないが、防衛省において従来から我が国の防衛警備に影響を及ぼす恐れのある情報を得た場合は適切に対応している。一昨年の防衛大臣指示を踏まえ、空中における識別不能の物体についてもしっかりと対応していく考え」

2022年6月5日日曜日

2022/5/25付 米政府公聴会についての日本のテレビの報道

5月17日の公聴会前後、 NHKを含む各局で少しずつ取り上げたようなのだが、筆者が確認できたものだけ紹介しておく。

2022/5/19 TBS「ひるおび」

「UFOは実在する」50年ぶりに米議会で検討 国防高官出席・映像公開 真剣に取り組む背景は?
ゲスト:早稲田大学教授 中林美恵子氏(元米議会上院補佐官(共和党))

「GIMBAL」「GO FAST」そして新たな「Flyby」「ピラミッドUFO」映像を紹介しつつ、UFOというのは元々軍事用語であること、ピラミッドUFOはドローンであることがわかったと説明。

中林氏から、最近カメラの性能が上がるなどして報告が増えてきたため、議会の方からきちんと調べるべきではないかとのこと。国民からの軍の隠蔽疑惑、国防の問題として調べることとなったと解説。
また昨年6月の暫定的な報告書については中林氏が「ペラペラで中身がスカスカ」「説明不能というのも、調査不足だと指摘されている」と。

公聴会は真面目に行われており、背景にロシア、中国の秘密兵器ではないかという安全保障上の懸念もあり、基本的には宇宙から何か来ているということを前提とせずに証言していると。

——公聴会でUAPと呼ばれたものを番組では語源の解説付きではあったが終始UFOと呼んでいた。全体的には落ち着いた内容であった。
ゴミとも風船とも知れないFlyby映像を大真面目に検証する愚かしさや、ピラミッドUFO映像がシロウトでもわかる程度のピンボケ映像であることの指摘まではされなかったのは仕方ないか。

2022/5/25 BS日テレ「深層NEWS」

50年ぶりに米で「UFO公聴会」潜在的な安全保障上の脅威

昨年の報告書の発表後同様、元海上自衛官の小原凡司氏(笹川平和財団上席研究員。外交・安全保障が専門)とムーの三上丈晴編集長(国際未確認飛行物体研究所所長)を呼んでの1時間。
(国際未確認飛行物体研究所:福島県福島市飯野町の観光施設「UFOふれあい館」に設立された町興しの組織。通称UFO研究所)

小原氏は慎重な物言いで、三上編集長もエイリアン・クラフトであるような断定はしていない。しかし三上編集長はFlyby映像をUAPが急加速していることにしているし、自然現象のプラズマやプラズマ兵器の可能性を匂わせるなど、やはりムー的。

小原氏が過去、ヘリコプター搭乗時に目撃したUAPについて、自分は目視しているが同乗者およびレーダーで確認できなかったので、客観的に考えれば自分の錯覚だろうと言う。

UFO事例の端緒としてケネス・アーノルド事件、ロズウェル事件を紹介するが、それぞれがどのような検証がなされているかについては触れられなかった。
さらには日本のうつろ舟まで紹介されたが、あれは形が似ているというだけで飛びも光りもしておらず、実際の出来事かどうかも怪しいものなのだが。

「もしUFOに遭遇してしまったら?」の問いに三上編集長は「放射線を発しているプラズマかもしれないので決して近づいてはいけない」と。これって近づけるような場所に着陸している前提だよね。そんなものがあったら近づかないまでもかなりじっくり観察できて嬉しいんだけど、実際は米軍のも含めてほとんど遠くに見える光の点でしかなのだから、これもムー的な発想の飛躍と言える。

——この番組も「正体がわからない不思議なもの」という前提で作られており、情報精度の低さや米軍の検証能力の低さについては触れられていない。
筆者などは米軍の検証能力の低くて風船や鳥、ゴミなどのなんでもないものを脅威として誤認しているのではないかと推測するのだが。


2022年5月17日火曜日

2022/5/17 米下院、UAPに関しての公聴会ネット生中継



日本時間の午後11時からという情報だったが、10時過ぎから始まっていた模様。
11時ちょい前現在、公式YouTubeチャンネルでは25,000人ほどが視聴しているようだ。

公聴会抄訳

上記YouTubeの動画を音声自動翻訳、DeepL、Google翻訳などを使って要所要所を翻訳してみた。
シロウト作業につき、不完全で意味が通らない箇所、逆の意味になっている箇所があるかもしれないので、あらかじめ承知の上読んでほしい。英語ができる人はぜひ一番上の動画で原典を参照して欲しい。

発言者

まだ肩書きがわからない人物が多い。
  • アンドレ・カーソン下院議員(民主党) Mr. Carson
    • 下院情報委員会の対テロ・対情報・対拡散小委員会の委員長
  • アダム・シフ下院情報委員会委員長 Mr. Schiff Chairman
  • スコット・W・ブレイ海軍情報部副部長 Mr. Scott Bray
  • ロナルド・S・モールトリー国防次官 Ronald Moultrie
    • 情報・安全保障担当、AOIMSGを監督する
  • クロフォード Mr. Crawford
  • ウェンストラップ博士 Dr. Wenstrup
  • ギャラガー Mr. Gallagher
  • クリシュナモーシー Mr. Krishnamoorthi
  • ウェルチ Mr. Welch
  • ハイムス Mr. Himes
  • ラフッド Mr. LaHood
一番下の左がモールトリー国防総省次官、右がブレイ海軍情報部副部長

2022年5月14日土曜日

2022/5/11付 米下院、未確認飛行物体に関する公聴会を開催

 情報ソース:CNN.co.jpThe New York Times東京新聞

米下院情報委員会の小委員会が5月17日午前10時(東部時間)に、未確認飛行物体に関しての公聴会を公開で開催することとなった。またその後には国防総省が昨年立案した「空中物体識別・管理・同調グループ(Airborne Object Identification and Management Synchronization Group : AOIMSG)」に関する公聴会を非公開で行うという。
これは1970年に空軍のUFO調査組織である通称・プロジェクト・ブルーブックが閉じられて以来50年以上ぶりとなる。
AOIMSGの仕事は「特別使用空域で関心のある物体を検出、識別、属性化し、飛行の安全と国家安全保障に対する関連する脅威を評価し、緩和すること」である。
証人として予定されているのは、ロナルド・S・モールトリー国防次官(情報・安全保障担当、AOIMSGを監督する)、スコット・W・ブレイ海軍情報部副部長など。

2022年4月29日金曜日

UFOの出てくる音楽/ニナ・ハーゲン 歴史の裏にUFOあり!?

東ドイツ出身の歌手・女優で、パンクのゴッドマザーとまで言われるニナ・ハーゲン。先日放送されたNHK「映像の世紀 バタフライエフェクト」で、2021年にドイツのメルケル前首相が退任する際、彼女の曲を軍の楽隊に演奏させたとして興味を持って調べていたところ、UFOに関する歌がいくつも見つかった。

2022年3月29日火曜日

2022/3/29 今夜9時からフジテレビ「不思議体験ファイル 信じてください!!」で日航機アラスカ事件

 情報ソース:Yahoo!テレビ.Gガイド
不思議体験ファイルの告知動画より
不思議体験ファイル 信じてください!!
フジテレビ系全国ネット 2022年3月29日(火) 21:00〜22:48
MC:加藤浩次、アンタッチャブル
ゲストパネラー:朝日奈央、東尾理子、藤原丈一郎(なにわ男子)
不思議体験者:ちゅうえい(流れ星☆)

今夜9時からフジテレビ系「不思議体験ファイル 信じてください!!」で日航機アラスカ事件を取り上げる模様。
紹介動画には寺内機長の姿も。

番組では他にも前世の記憶を持っている息子の件、ちゅうえいが「東京・下北沢で昭和にタイムスリップした」という件を取り上げる。

2022年2月15日火曜日

2022/2/4付 国際宇宙ステーションが2030年に運用終了

ポイント・ネモの位置
(Wikipedia ポイント・ネモより)
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の運用を2030年に終了させることを発表した。
終了したISSの機体は、翌2031年1月に太平洋上のポイント・ネモと呼ばれる場所に落下させる予定だという。
ポイント・ネモは陸地から最も遠い場所で、古い人工衛星などが落下している宇宙船の墓場のような場所。ロシアの宇宙ステーション ミールもここに落下して廃棄された。
ミールの重量が120トンだったのに対しISSは420トンもあり、かなり大掛かりな落下になる。

ISSは1998年の打ち上げから建築が始められ、今年ですでに24年目になる。維持費に年間11億ドル(約1260億円)もかかる上、機体の老朽化などが運用終了の理由のようだ。
こうした宇宙活動は今後、民間主導で行われていくという。

——日本から大気圏突入の状況は見えないが、ネット中継などで見ることは期待できそうだ。落下前に高度が下がったISSが日本上空付近を通過するのは見られるかもしれない。

2022年2月7日月曜日

2022/2/4 国会で維新の会の新人議員がUFO関連質問

情報ソース:衆議院インターネット審議中継(UFOの話題は8:10:33〜、8:17:53〜)
衆議院インターネット審議中継より

2月4日の衆議院内閣委員会において、日本維新の会の浅川義治議員(神奈川1区)がUFOに関連した質問をした。
質疑応答の時間は約20分。全体的には警察行政について、富士山の噴火などについてなのだが、後半から、米国防総省がUFO映像を認めた話を皮切りに、小惑星衝突、富士山噴火、東京湾での巨大地震などと並べ、想定外の災害に備えるべきだという質問をした。
なお議員はUFOを「宇宙人が乗ってきた物体とは想定していない」ということだ。
これに対し自民党の二之湯智国家公安委員長が、富士山噴火時の降灰対策について「引き続き火山災害等の備えに努めたい」などと回答。

議員は最後に「危機管理の観点からUFO問題に関しても想定外だったと責任逃れはもうできなくなってきている。未知の自然現象なのか、最新の兵器なのか——中国で極超音速ミサイルも開発されている——一部のオカルトマニアからは別次元から来ている物体じゃないかという声もあるが、いずれにしても不測の事態を避けるためには、防衛省に限らず、UFO情報の収集と分析を警察で行う必要があるのではないか。その辺も期待している」として質問を終えた。

議員は銀行員、横浜市会議員を経て昨年の衆議院議員選挙において比例区で復活当選し、今回は国会での初の質問。

——質問は富士山の噴火対策についてがメインであったものの、締めの言葉までUFOについてだったことから、本当はUFOについて聞きたかったのではないかと勘ぐる。
もし議員がUFOを、何十年調べても一つもまともな証拠がないエイリアン・クラフトとは考えず、敵国の新兵器の可能性を考えたきちんとした防衛問題と考えているのであれば、それは結構なことだと思う。「UFO問題」などという言葉を使うと誤解を受けそうではあるが。
ただ米軍の公表した事例なども今はまだ情報不足で判定がつかないというのが実情のようなので、本当に敵国の新兵器なのかについては慎重に精査しないと、存在しない敵に怯えるようなことになる。
仮に今後警察がUFO(正しい意味の、空に見えるよくわからない物体)について情報収集を担うようになると、明らかに飛行機や天体、鳥や虫などを見間違えた報告や、「NASAが写した火星の写真のここが宇宙人の基地なんです!」なんて主張する人達の相手をしなきゃいけなくなるんじゃないかと、ちょっと危惧する(苦笑)

2022年2月1日火曜日

2022/2/1 元「日本空飛ぶ円盤研究会」会員の石原慎太郎亡くなる

 情報ソース:NHK NEWS WEBリアルライブGQ

作家、政治家(運輸大臣、東京都知事など)の石原慎太郎(89)が1日に亡くなった。膵臓がんを患っていたという。

氏は日本最初期のUFO研究会であった日本空飛ぶ円盤研究会(Japan Flying Sauser Research Association/JFSA)の会員でもあった。
会は1955年(昭和30年)にUFO研究家の荒井欣一氏が中心となって設立され、作家の三島由紀夫、星新一、作曲家の黛敏郎など多くの著名人が会員に名を連ねていたことでも知られる。

2007年に国会でUFOに関しての質疑が行われた件に関しての質問に答えた都知事時代の石原氏は、かつてスティーブン・ホーキング博士の講演で「地球並みの文明の星は宇宙全体に200万あるが、環境破壊などで100年程度で文明が潰える」(大意)などという話を聞いて以来、他の星からのUFOは飛んでこないだろうと思っているという。
またJFSAの会員だったことについても、「名前を貸しただけで思い入れはない」と語ったそうである。

石原氏は衆議院議員だった1973年に、興行師の康芳夫氏(類人猿オリバー君やアントニオ猪木vsモハメド・アリ戦の共同プロデュースでも知られる)の誘いで、ネス湖にネッシー探しに行ったりもしており、この手のものがまんざら嫌いでもなかったようだ。

——JFSA入会は、先に入会した三島由紀夫に対抗したんじゃないかとも勘ぐる。