2019年9月20日金曜日

2019/9/20 今日はエリア51突入祭り!

情報ソース:ツイッター、AFPBB NEWS

今日9月20日は、Facebookで呼びかけられた「みんなでエリア51に突入しよう!」イベントの当日だ。
発起人によれば「ジョークだよ、ジョーク」ということだが、ツイッターで検索したところ、付近の町やエリア51に通じるゲートの前などに多数の人が集まっている様子だ。

当初はアマーゴサ・バレーという小さな町のエイリアンセンターという観光施設に集合という話だったが、別なレイチェルという小さな町に集まろうという話にもなり、そこの住民が迷惑がるという騒ぎに。

日本とは16時間くらい時差があるのだが、早朝3時くらいからすでに大騒ぎしているようだ。
「政府から宇宙人を救え!」というプラカードを掲げたり、なぜか北朝鮮の国旗を持ってる人もいたり、何が何だかわからない。
まあハメを外しすぎて逮捕されないように(苦笑)





この最後のツイートの1枚目の写真はゲームのCG(AREA51の看板があるわけないし、戦車が出動してたら大問題!)、2枚目は別の集まり(黒人ばかりだからアフリカの写真かも)と見られている。
他にもいっぱい人が集まってる写真がツイートされてたがそれも別のイベントのもので、実際はこんなに多く人は集まらなかったそうだ。


レイチェルの町のほか、エリア51の入り口になる軍の検問所のような施設に人が集まった模様だが場所はどこだろう?
ブラックメールボックスがある場所からグルーム・ロードという道をかなりグルームレイク基地に近づいた山にそれらしいのがあるので、ここだろうか。
基地まで直線距離で17kmくらいしかないし、基地が見えちゃいそうなこんな所まで近づけるのかな?

ちなみにその検問所で立ちションした人と検問所のゲートを入っちゃった人が、それぞれ逮捕されたらしい(笑)

2019年9月19日木曜日

2019/9/19付 エリア51に近づきすぎてYouTuber逮捕

情報ソース:CNN.co.jp

アメリカのネバダ州にある世界一有名な秘密基地「エリア51」に近づきすぎたオランダ人YouTuberとその友人の2人が逮捕されたと、ネバダ州ナイ郡の保安官事務所が明らかにした。逮捕されたのはティース・グランジエ容疑者(20)とその友人(21)の男。

エリア51は長年「墜落したUFOと宇宙人を隠してる」「地球製UFOの飛行実験をしている」などと陰謀論が語られてきたが、今月10日にネバダ国家安全保障施設の敷地内に4.8kmほど侵入して拘束された。
2人は取り調べに対し、施設入口の立入禁止の看板も目にしていたが「ただあの場所に行ってみたかっただけ」と話している。2人の車からはカメラ、携帯電話、ノートパソコン、ドローンが見つかった。
2人は不法侵入や違法駐車の罪を認め、執行猶予付きの禁錮一年を言い渡され、罰金をそれぞれ2,280ドル(約24万円)を支払って19日に釈放される見通しだという。

Facebookでは「9月20日にみんなでエリア51に突入しよう」という冗談企画が話題になっているが、それとは関係ないという。

——何やっとんねん…。

2019/9/19付 米海軍が撮影した映像を「未確認」と認定

情報ソース:CNN.co.jp

米海軍が2004年と2015年に撮影した計3本の動画に写る高速で飛行する物体について、米海軍が未確認物体に分類していることが確認された。(3本の映像はいずれも軍の機密解除がされている)

海軍報道官はCNNの取材に対し、この物体を「未確認航空現象(UAP / Unidentified Aerial Phenomenon)」と呼んだ。
UAPに関する情報公開の主な目的は、パイロットの安全を脅しかねない訓練空域への侵入について、その正体を探るため、訓練生に目撃情報の報告を促すことにあるとした。
また、公開された映像のような事例は海軍の訓練空域で頻繁に目撃される侵入事案のほんの一部であり、これまでそうした実在/非実在の物体に対しての用語や仮説にはパイロットの名誉を傷つけるような固定観念がついていたため、長年パイロットはこれを報告してこなかったと説明した。

問題の3本の映像


1本目の映像:通称GIMBAL(ジンバル)

2019年9月18日水曜日

2019/9/3付 中国が月面でゼリー状の物質を発見?

情報ソース:BUZZAP!SPACE.com、 我们的太空(中国のサイト)、Space News Lab
玉兎2号が着陸しているフォン・カルマン・クレーターの位置
地球からは直接見えない月の裏側である。
Googleマップより
中国の無人の月面探査車 玉兎2号が、月面で光沢のあるゼリー状の物質を発見したという。
玉兎2号は月の裏側、フォン・カルマン・クレーターに着陸しており、7月28日、太陽熱によるオーバーヒートを避けるための休眠期間に入ろうとしていたところ、パノラマ映像上のクレーター中心部にゼリー状の物質を発見した。形も色も周囲の土とは全く異なり、それが何かは特定できなかった。
玉兎2号はミッションを変更してクレーターに近づき、この物質の調査をしているというが、中国の科学者からはいまだゼリー状の物質の写真も公開されていない。
外部の研究者によれば、隕石の衝突により溶けたガラスの可能性があるという。

アポロ17号も変わった土壌を発見している

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アポロ17号で発見されたオレンジ色の土壌

こうした発見は初めてではなく、アポロ17号で月面に行った地質学者のハリソン・シュミットが1972年に着陸地点付近でオレンジ色の土壌を発見している。これは36.4億年前の火山噴火で作られたと結論づけた。

——ゼリー状というから押してみてぷにぷにを確認したのかと思いきや、そうではなくあくまで見た目がゼリーっぽいということのようだ。中国は早く写真を公開してほしい。
アポロ17号のオレンジ色の土壌というのも、周囲の土よりは赤いけど、明らかにオレンジ!って感じでもないね。(サイトによっては彩度が強調されたものもあるが)
中国が発見したものがどれだけわかりやすいゼリー状の物質なのか気になる。

2019/9/12付 ボリソフ彗星はオウムアムアに続く恒星間天体か?

情報ソース:NASA JPLJIJI.COM
恒星間彗星と思われるC/2019 Q4(2019年9月10日撮影)
Credit: Canada-France-Hawaii Telescope
新しく発見された彗星が、太陽系外からやってきた天体(恒星間天体)の可能性があるという。
まだ公式に確認はされていないが、もし本当にそうであるなら2017年10月に発見されたオウムアムア(近日点は同年9月9日)に続いて2例目の発見となる。
C/2019 Q4(ボリソフ彗星)と呼ばれるこの彗星は、今年8月30日にクリミア半島のMARGO天文台でアマチュア天文家Gennady Borisov氏が、自作の口径65cm望遠鏡によって発見した。
2019年9月18日の C/2019 Q4 の位置と軌道予想図
JPL Small-Body Database Browserより
この彗星は火星の軌道より遠く、太陽からは約4億2000万kmの距離にある。太陽の方面に向かっているが、地球には約3億kmより近づくことはない。2019年12月8日に近日点(太陽に最も接近する位置)を通過する予定だ。

彗星の現在の速度は時速15万kmと非常に高速で、太陽を周回する天体の速度を大きく上回っているため、太陽系外に起源があると同時に、再び太陽系外に飛び去っていくことも示している。
要するに、太陽の引力を振り切るほどの非常に高速のため、そのまま通過して行くというわけだ。

この彗星は12月中旬が明るさのピークとなり、2020年4月頃までの数カ月間にわたって中型以上の望遠鏡で見ることができるという。

——発見はオウムアムアに続いてわずか2例目だが、これは恒星間天体が少ないということじゃなく、観測技術が進歩したことで見つかるようになったんだと思う。
軌道を見ると近日点でも火星の軌道よりちょっと外側なのだね。太陽に大きく接近しないのでどれだけ増光するかわからないが、観測できるものなら是非観測してみたい。楽しみだ。
また「C/2019 Q4は宇宙人のUFOに違いない!」という説が出るかな?(笑)

AstroArtsの天体写真ギャラリーには、さっそくアマチュアによって撮影されたものがアップロードされている。早い!

追記:正式に恒星間天体に認定される

情報ソース:JIJI.COMIAU公式ページ
日本の9月26日早朝のボリソフ彗星の位置。ほぼ真東にある。
ステラナビゲータ11によるシミュレーション
国際天文学連合(IAU)は25日までに、彗星C/2019 Q4を太陽系外由来の天体(恒星間天体)と認定し、「2I/ボリソフ」と命名したと発表した。
「2I」は2番目のInterstellar(恒星間)天体の略で、1I/オウムアムアに続くもの。
IAUによれば、彗星の核のサイズの推定は困難だが、観測された明るさから直径数km前後あるように見えるという。

2019年9月12日木曜日

2019/9/10付 航空機衝突の正体は隕石

情報ソース:Cnn.co.jp

8日午前6時25分頃、イギリスのイングランド南西部デボン州で、上空に光る物体が見えたという通報が相次ぎ、中には「航空機2機が空中衝突し、1機が炎上して墜落した可能性がある」との通報もあった。
警察は航空機事故の可能性も疑いヘリコプターを出動させて捜索をしたが、航空機事故および機体の残骸が確認されず、同地域上空で流星群が観測されたため、隕石が上空で割れたものとして操作を打ち切った。

フランスのアマチュア天文家団体が撮影していたその流星。分裂したシーンは写っていないが、なかなかの隕石だったようだ。

——日本時間では9月10日朝がペルセウス座ε流星群の極大(最も流星の数が多くなると思われる時)だったので、一足早く流星がやって来たのかもしれない。そうでなくても晴れていれば流星の一つや二つは毎日見られるし、流星群に無関係の隕石が大気圏突入しても何もおかしくはない。
いわゆるUFOとは違うが、UFO誤認に通じるニュースなので紹介した。

2019年9月6日金曜日

2019/9/5付 ネッシーの正体は巨大うなぎ?

情報ソース:JIJI.COMCNN.co.jpOtago Daily Times

ANNNews

イギリスのネス湖にいるとされる未確認生物ネッシーについて、ニュージーランド・オタゴ大学の遺伝子学者ニール・ゲメル(Neil Gemmell)教授ら国際的な科学者チームが「未知の生物の存在を示す証拠は全く見つからなかった。正体はおそらく巨大うなぎだ。」と発表した。
調査方法はネス湖の約250ヶ所でサンプルを採取し、水中の生物由来のDNAを調査し、約5億個のDNA配列を分析するというもの。
それによれば、巨大なナマズやチョウザメなどのDNAが見つからなかったかわりに、サンプリングしたほぼ全ての場所でうなぎのDNAが発見され、うなぎが極端に大きく成長する可能性が無視できないという。
しかし「理論を確認または否定するにはさらなる調査が必要だ。」とも述べた。
ゲメル教授は「目撃例どおり4mくらいの大きさがあるかどうか、遺伝子学者としては突然変異と自然変動について考えている。巨大うなぎは正常とは言えないが、異常な大きさに成長する可能性はある。」という。

——時々取り上げることにしたUFO以外のオカルトニュース。
よくわからないが、うなぎのDNAがいっぱいある=うなぎがいる=突然変異などで巨大化する可能性もある…ということだろうか。ネス湖に本当にうなぎがいるのかどうか知らないが、万に一つの巨大化の可能性を根拠にするのならちょっと雑な理論のような気がする。
これまでに巨大な生物の死骸や骨が見つかっているのならともかく、ネッシー存在の根拠ははっきりしない目撃情報とはっきりしない写真/映像しかないのだから、それらを検証した方がいいと思う。
そもそも世界的にもそんな巨大うなぎって確認されてるの?

この話題、日本では大手新聞、テレビ局をはじめとして取り上げられている。