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2020年4月20日月曜日

2020/4/20 非常時はUFO目撃が増える?

新型コロナウイルスの世界的感染拡大によって、日本でも全国に緊急事態宣言が出されている。ウイルスの危険性その他については専門家ではないので自分は言及しない。おそらく感染症の専門家でも意見が分かれるところだろう。

感染症に十分の注意をしつつ、過去の経験上、こうした人々の心が不安な時にはUFOの目撃が増える傾向にあると思われるので注意したい。
不安から、神仏に頼る感じで地球外の高等生命体や超常的存在に期待を寄せる心持もわからないではないが、こんな時に救いに来てくれるとは考えない方がいい。

非常時にUFO目撃が増えるというのは、主に以下のような原因だと思われる。
  • 空を見上げる機会が増える
  • 自衛隊やマスコミの取材ヘリなどが増える
  • 車や工場からの排気が減り、空が澄んで遠くのものが見えやすくなる
  • 不安から、普段ならなんでもないものを不思議なものと思いやすくなる
また人々の不安をつけ込むカルトや詐欺もきっと出てくるので、重々注意すべきだ。
たとえば宇宙パワーみたいなわけのわからないものでコロナを予防/治療することは絶対できないし、アセンション(次元上昇などと呼ばれ、人類が霊的に高次元の存在に変化するという考え)とか絶対起きない。コロナウイルスの不安を癒すためにUFOを呼ぶとか言ってる連中も完全にインチキ。
ゆめゆめだまされるなかれ。

あなたの目撃したもの、本当にUFO?

今の時期、夕方西の空に強く輝いているなら、それはもしかすると金星かもしれない。
今の時期、明け方の南東の空に明るく輝いているなら、それはもしかすると木星かもしれない。
その隣に少し暗く火星と土星も見えている。
主に夕方や明け方、点滅しない光体が一直線に飛行していたら、それはもしかするとISS(国際宇宙ステーション)などの人工衛星かもしれない。
(15秒間露光)
夕方や明け方に光体が列をなして飛行しているなら、それはもしかするとスターリンク衛星かもしれない。
主に夕方西の空、明け方東の空に飛行するほうき星のような物体があるなら、それはもしかすると太陽光に照らされた短い飛行機雲かもしれない。
スマホで撮影した写真に肉眼では気づかなかった光体が写っていたのなら、それはもしかすると強い光源がレンズ内で反射したレンズゴーストかもしれない。
渋谷周辺ほかで光体が旋回していたら、それはもしかすると地上からのサーチライトが雲に反射したものかもしれない。

高い空に大量の小さな飛行物体があったら、それはもしかすると風船かもしれない。

ガラス越しの真に妙な光体が写っていたら、それはもしかすると室内の灯りの反射かもしれない。
埼玉県や東京北部から見た東の空に明るい光体が見えるのなら、それはもしかすると新ルートから羽田空港に着陸する飛行機かもしれない。

夜間、V字型の飛行物体が見られたら、それはもしかすると地上光に照らされた鳥の群れかもしれない。

2020年2月24日月曜日

2020/2/26放送の「世界の何だコレ!?ミステリー」に岡本氏出演

情報ソース:世界の何だコレ!?ミステリー
フジテレビの番組ページより
一昨年以降、福岡のテレビ番組「発見らくちゃく」において、明らかな飛行機や星を「擬態したUFO」などと偽っていた自称霊能者の岡本雅之氏が、今度はフジテレビの「世界の何だコレ!?ミステリー」(毎週水曜夜7時〜/MC 蛍原徹、きゃりーぱみゅぱみゅ)に出演する。当人のFacebookによれば、収録は2月14日だったという。

UFOがあまり出てくれなかったというのだが、「実は道を迷ってロケ現場に来られなかった招待者の所に出ていた。UFOは優しい!」という言い訳を事前にFacebookに書いていた。
そもそもの発端である発見らくちゃくも、懲りずに「‪UFO‬を見た、映像がある、‪UFO‬を呼べるなどの情報を募集」している。

放送される内容に間違いや嘘があれば、チェックできる範囲で今後も継続して指摘していきたい。

参考リンク

視聴後の追記

定期的に点滅するこの光が呼んだ‪UFO‬だというが…?
フジテレビ「世界の何だコレ!?ミステリー」より
今回は視聴者投稿と過去映像のダイジェストで、岡本氏もこれに応募してきたという体であるようだ。
久留米のいつもの場所でいつもの呪文を唱える。(番組では「キスカン」じゃないかと聞き取っていたが、本人曰くそうではなく、教えられないという)
ズームしたカメラでも小さく映るほどの遠くに、飛行機だという光体と一緒に映った点滅する白い光。「飛行機じゃないんですか?」というロケスタッフに、岡本氏はこれを「不規則な発光なので‪UFO‬、未確認飛行物体だ」と断言する。
スタジオのムーの三上編集長が「最近はベントラじゃなくてキスカンなんだ」とコメントして、5分ほどで終了。
かなり小さいし、カメラがぶれて見づらかったものの、そんな怪しい光じゃない。相変わらず飛行機をUFOだと言い張ってるだけ。以前も書いたけど、航空機の近くに未確認機なんて飛んでると安全上大ごとなんですよ。
前日から「‪UFO‬に予約した」というわりには、ギャラリーに教えてもらって気づいてる始末。予約の際に厳密な出現時刻と方角、形状とかを教えてもらうといい。あと、福岡空港の離発着予定を調べるとかね(笑)

次の出演ありますかね?

——岡本氏、Facebookに「これまで自分は奇跡を起こしてケガや病気の治癒をしてきた」などと書いている。そういうこと本当にやめないとシャレで済まなくなりますよ?

    2019年7月2日火曜日

    2019/7/2付 日本テレビ「月曜から夜ふかし」にまた岡本氏出演

    情報ソース:日本テレビ「月曜から夜ふかし」2019年7月1日深夜12時〜

    視聴者を見くびって、明らかな飛行機や天体を「UFOだ!」として放送し続けたFBS・福岡放送の「発見らくちゃく」からの騒動にツッコミを入れるシリーズ。

    これまでの一連の検証は「発見らくちゃくのUFO回を検証」をお読みあれ。そちらのページが長くなったので、今後はページを分けて取り上げることとする。
    日本テレビ「月曜から夜ふかし」より
    発見らくちゃくでUFO呼びをしていた自称霊能者の岡本氏が再び「月曜から夜ふかし」で取り上げられた。
    今回は福岡県八女市星野村の天文台「星の文化館」が作ったUFOの誤認を判別するチェック表(ねとらぼの記事)のネタに絡めたもの。時期的にこの表は、発見らくちゃくの騒動を受けて作られたものじゃないかと思う。

    表を作った天文台の池田館長は自分でも「本当にわからないもの」を見たいと思っているが、全部正体がわかってしまうため実際に見たことはないという。前回放送の光体についても正体は星であり、色が変わったのはシンチレーション(大気による星のまたたき)のせい、急に見えなくなったのは雲のせいとあっさり指摘。

    館長が同行する中(今回は能義氏らは来ていない)でUFOを呼ぶ岡本氏だが、今回はUFOがやって来ず、スタッフをこっそり呼んで
    「今日は人選ミス。向こう(UFO)も見せたくないんですよ。怪しいなって思ったんですよ。今日ロケ前から。いつも高次元フィールドというのを張るが、今日は張る価値がない。信じる人が集まっていないとUFOは現れてくれない」
    などと相変わらずの苦しいいい訳三昧。天文台館長まで同行するとは聞いてなかったんじゃないだろうか。

    スタッフ達が別なことに気を取られている間に岡本氏だけが真っ白な長い光を目撃したというのだが、例えば流星ならいくらでも見られるので何も不思議ではない。
    コーナーも4分ほどで終了し、マツコ達のコメントもなし。

    ロケ後、岡本氏はツイッターやFacebookで「今回は理由があってわざと呼ばなかった。理由は話せない」という発言をしている。誰がそんなもの信じるんだろう? 
    撮影日の6月5日の空模様
    tenki.jp(日本気象協会)より
    ロケは6月5日の模様だが、日本気象協会の過去の気象情報より、ロケ当夜に福岡県は快晴だったことがわかる。飛行機のライトも星もよく見えたはずだが、館長さんが全部正体をバラしちゃうんで(発見らくちゃくの件を知っていただろうからより厳密だったろう)、後出しジャンケンのように「実は最初から呼ばなかった」ことにしたのが容易に想像される。

    当サイトにかつてあった番組感想掲示板には、出演された池田館長と思われる方の書き込みがあり、やはり現場で片っ端から指摘しまくっていたという(笑)
    UFO事件簿の旧番組感想掲示板
    もう番組で取り上げるのをやめればと思うが、出れば出るほど岡本氏のボロが全国放送でバラされるので、視聴者に対して注意喚起の効果があるかもしれない。前回の間違いをきちんと明かしている点も、キー局のコンプライアンス(法令・社会規範の遵守)意識が最低限感じられた。
    ただそれでも信じる人は信じてしまうのだろう。

    今後もメディアが取り上げるのであれば継続して追っていこうと思う。

    2019年6月12日水曜日

    2019/6/8付 毎日新聞にハヨピラの記事

    情報ソース:毎日新聞Web版2019/6/8「幻の「UFO基地」 廃虚の夜空に浮かぶ、あの光は… 北海道・平取」(記事)、写真特集

    付近の道路上から見えるハヨピラの一部
    グーグルストリートビューより

    最近震度7クラスの地震が頻発している北海道の平取(びらとり)町にある、UFO施設「ハヨピラ」について、毎日新聞が取り上げていた。
    ここは、終末論を掲げて1960年代にカルト化した日本初期のUFO研究団体「宇宙友好協会」(CBA)が建設したUFOと宇宙人を迎えるための施設。その後CBAの衰退に伴い平取町に寄贈されたが、管理が行き届かずに現在では閉鎖されている。
    CBAは、アイヌのオキクルミカムイという神が空からやってきて知恵を授けたという伝説とUFOを結びつけて、自らのUFO信仰に利用したとされる。

    平取町の担当者は「施設の撤去、再利用の案はあっても費用がかかる」としている。


    元CBA会員による本と、CBA事件をモチーフにした大槻ケンヂの歌

    2019年4月13日土曜日

    2019/4/15深夜、「月曜から夜ふかし」で再びインチキUFO呼びを取り上げる

    情報ソース:Yahoo!TVガイド

    月曜から夜ふかし(番組公式ページ)
    日本テレビ系/4月15日(月)深夜11時59分〜12時54分
    関ジャニ村上とマツコが話題の件を語り合う…都内で家賃3万5千円の激安アパートに潜入▽あのUFOの映像を解明!新たなUFOが!?▽千葉県だけ特殊な名称のゲーム問題
    今夜の夜ふかしは…(1)街行く人の家賃を聞いてみた!家賃3万5 千円のアパートに潜入…いわくつき物件も!(2)平成の終わりの個人的ニュース!平成一番のニュースは?(3)夜ふかし的地方問題を調査!辛いもので街おこしを頑張る人たち。親指ゲームの呼び方を調査…千葉だけ特殊すぎる問題(4)渋谷の大型ビジョン5台をジャック!浜ロンのギャグ映像を同時に放映したら、人々はどういう反応をするのか実験!
    前回の放送
    日本テレビ「月曜から夜ふかし」より
    昨年以来FBS福岡放送の「発見らくちゃく」が繰り返し放送している、「霊能者によるUFO呼び」というインチキ企画でUFOを呼んだことになっている岡本雅之という自称霊能者が、日本テレビの深夜番組「月曜から夜ふかし」で再び取り上げられる。
    発見らくちゃくとはまた別撮りでUFO呼びをしたらしい。(ロケ日は3月13日だったようだ)

    岡本は番組やツイッターなどで
    • UFOは飛行機や星に擬態する
    • 昼間のUFOは綺麗ではないので夜に呼んでいる
    • なぜUFOが呼んだら来てくれるかは言えない
    • 彼らから「全てをさらけ出すには早い」とメッセージが来ており、UFOにヘリが近づいてもわざと逃げる
    などと言い訳三昧だ。

    発見らくちゃくもこうした男を再三再四にわたって使い、「徹底検証」と言いつつまっとうな批判意見を無視し、「知らないものを受け止める度量が必要」などと批判する人達が悪いような結論で番組を締めた。

    前回「夜ふかし」で取り上げられた際は、FBSが自信満々で出してきたUFO映像が司会のマツコ・デラックス達によってあっさり「飛行機でしょ?」と言われ、視聴者からも嘲笑の反応がほとんどだった。はたして今回はどうなるだろう?

    発見らくちゃくのこれまでの経緯は以下にまとめてあるので、ぜひご覧いただきたい。

    2019年4月8日月曜日

    2019/4/7付 五島勉「ノストラダムスの予言が外れたことを子供達に謝りたい」

    情報ソース:デイリースポーツ

    かつて大ベストセラーになった「ノストラダムスの大予言」の著者、五島勉氏(89)が、7日に放送されたフジテレビの番組「Mr.・サンデー」の音声のみの取材に応じ、「子供達には謝りたい。子供が読むとは思っていなかった。真面目な子供たちは考えてご飯も食べられなくなったり。悩んだり。それは謝りたいと思う」と語った。
    大人の読者に対しては、最初に出てくる1999年の部分しか読まず、最後に書かれた救いの部分(「環境汚染、エゴや戦争をやめれば人為的破滅は避けられる」などという章)を読んでくれないと残念がった。

    同書は16世紀に実在したフランスの医師、占星術師ノストラダムスが残した予言集の解釈などについて書かれたもので、1973年に出版されると日本でベストセラーになり、その中の一節が「1999年7月に空から恐怖の大王がやってきて地球が破滅する」という予言だとして広まった。
    ノストラダムスは解釈のしようによってどうとでも取れるような曖昧な書き方が多く、この一節も訳と解釈が諸説あるようだが、全文は一応以下のようなものである。(Wikipedia/恐怖の大王
    1999年、7か月、
    空から恐怖の大王が来るだろう、
    アンゴルモワの大王を蘇らせ、
    マルスの前後に首尾よく支配するために。
    素直に読めば人類破滅とはどこにも書かれていない。最後の一行も「その前後、火星(マルス)が平和に支配する」などという訳もあり、人類滅亡するとは読めない。
    この予言を本気で信じて人生を悲観した人も多かったようだ。しかしまったく当たらず30年以上過ぎているのが真実だ。こうした終末思想は多くのカルト宗教に利用された。

    なお、タイミングいいことに明日2019年4月9日夜9時から、NHK BSプレミアムで『アナザーストーリーズ「ノストラダムスの大予言~人類滅亡の狂騒曲~」が放送される。こちらもぜひ見たい。

    ——実は五島勉の本はまだ読んだことがないのであまりきちんとは書けなくて申し訳ないが、常識を逸脱したものっていうのはやっぱりインチキや勘違いなんだということはよくわかる。
    時に常識を疑うことで新たな発見をすることもあるが、それは常識を否定したのではなく、常識を土台にした上で発想を変えたりして乗り越えたものだ。決して物理学の法則を逸脱したものでないことを頭に置いておかなければいけない。
    今度古本屋で「ノストラダムスの大予言」をあらためて買って読んでみたい。

    2019年3月24日日曜日

    金星人ドロレス・バリオス

    これがアダムスキーが出会った金星人なのか!?

    概要

    金星人と会ったというジョージ・アダムスキーら、有名コンタクティ達が主催したUFO会議の聴衆の中に、アダムスキーが話した宇宙人のような女性がいて、金星人ではないかと騒がれる。

    2019年2月8日金曜日

    2019/2/6付 ビリー・マイヤーが宇宙人とコンタクトした決定的動画!

    情報ソース:YouTube

    スイスのコンタクティ、エドアルド・アルベルト・マイヤー(通称ビリー・マイヤー)は、かねてからプレアデス星団(和名すばる)を構成する主要な恒星の一つであるタイゲタにある惑星から来たという美しい宇宙人達と交流を続けているという。
    宇宙人の名前はセムジャーゼ(セムヤーゼ)、アスケット、ネラなどといい、その内の後ろ二人についてはカラー写真も公開されていた。
    マイヤーがコンタクトしている宇宙人
    左がアスケット、右がネラだという
    今回、YouTubeでコウメ太夫(旧芸名小梅太夫)の動画をあさる過程で、偶然二人が実際にコンタクトしている動画を発見した。
    ここに衝撃の報告をする!!

    2019年1月9日水曜日

    2019/1/7付 TOCANAにCBA・松村雄亮についての記事

    情報ソース:

    TOCANAに、1950〜60年代に終末論を掲げてカルト化し物議を呼んだCBA(宇宙友好協会)代表、松村雄亮(ゆうすけ)氏についてのエピソードを紹介する記事が掲載されているので、紹介しておく。
    執筆はオカルト研究家でASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)の会員でもある羽仁礼氏だ。

    ——むろん松村氏が体験したとされる「宇宙人とのコンタクト」などは客観的に見て作り事であるが、こうした人物、団体が何を信じ、どう行動してきたのかというエピソードは興味深い。

    2018年12月29日土曜日

    2018/12/29付 元CBA会員の本が出版される

    情報ソース:ナチュラルスピリット(出版社)公式ページ

    元CBA(宇宙友好協会)会員でUFO研究家の天宮清氏の著書「日本UFO研究史」が来年2019年1月20日に出版される模様だ。

    日本最初期のUFO研究団体のひとつにして、後にカルト化して問題になったCBAの内実についてどのように語られるかは興味がある。

    大災害が起きて宇宙人に救済してもらうため「リンゴ送れ、C」の合言葉で集結するはずであったが、当然その予言は外れたわけだ。その事についての総括なども個人的な書かれていないだろうか。

    なお、大槻ケンヂと絶望少女達によるアニメ主題歌「林檎もぎれビーム!」はこの騒動をモチーフにした歌。

    第1部 「真性UFO」とは何か、そして日本・海外での実例

    第1章 CBA会員となった筆者が追い求めた「真性UFO」とは何か
    第2章 筆者が「これは真性UFO」と判断する日本国内UFO事例20選
    第3章 筆者が「これは真性UFO」と判断する海外UFO事例20選

    第2部 海外のUFO研究史 ―「地球外仮説」「古代宇宙人来訪説」から「霊的世界からの干渉説」まで

    第1章 キーホーの「地球外仮説」とオーベルト博士の「遠隔世界から」
    第2章 ハイネック博士は様々な基準でUFOを分類した
    第3章 フランスやスペインではどのように展開したか
    第4章 旧ソ連―「UFO観測において大変優れた人々」による研究
    第5章 英国の「クロップ・サークル」とブラジルのトリンダデ島事件
    第6章 「コンドン委員会」と「古代宇宙人来訪説」

    第3部 国内のUFO研究史―個性あふれる研究者たちと研究団体、そして研究の発展

    第1章 空飛ぶ円盤の本が出版されるや、続々と研究団体が設立された
    第2章 初期のUFO研究を支えた中心的人物たち
    第3章 日本のUFO研究はどのように発展したか

    第4部 CBA会員が語る「CBA内部で何が起きていたか」

    第1章 CBAはどのようにつくられ、どんな活動をしていたか
    第2章 松村雄亮自らがコンタクトし、「緊急事態」を告げられる
    第3章 「トクナガ文書」と「1960年大変動」騒動
    第4章 「原水爆は日本にもある」という情報から「H対策」採用へ
    第5章 「ボード事件」と「リンゴ送れC」の真相
    第6章 松村雄亮の「宇宙連合」とのコンタクトとCBAの古代研究
    第7章 双眼鏡のみでの呼びかけ観測と子供たちとの「円盤観測」
    第8章 ハヨピラ完成式典中に飛行物体が現れた!
    第9章 21世紀になっても続けられるUFO調査

    エピローグ―UFOとは宇宙を学ぶための窓

    2018/12/29 発見らくちゃくのUFO回を検証

    概要

    霊感商法を行う男のデタラメなUFO呼びを、元JAXAを自称する男らによって科学的に認めたかのような放送をしてしまった悪質な番組。
    当初は男性の再婚相手募集企画だったが、霊能者でUFOを呼べるということから内容がずれ出す。呼んだというUFOは素人でも正体がわかるようなものであり、視聴者から苦情が集まる。
    それを受けて再度検証企画を放送するが、天文家らによる真っ当な指摘をきちんと放送せず、「信じない人は度量がない」といったひどい結論を出した。

    情報ソース

    FBS福岡放送 ナンデモ特命係 発見らくちゃく
    2021年現在、🔗Amazon prime video で以下の3話を見ることができるようになったため(1ヶ月の無料お試し期間あり)、きちんと視聴した内容に加筆修正した。

    詳細

    霊媒師が呼んだUFOだという
    発見らくちゃくより
    FBS福岡放送で毎週月曜深夜0時54分から放送されている30分番組。視聴者からの依頼を受けてお悩みを解決する類の番組中でのいわゆる「UFO呼び」企画において、見過ごせないあまりにひどい誤りが見られたので、ここにきちんと指摘しておきたい。

    ※なお筆者は当記事公開後しばらくした2019年2月初旬に、番組AD氏より「一番論理的に説明しているから意見を聞きたい」として公式に連絡をもらいほんの少しだけやり取りをしたので、それによって得られた情報を元に少し修正した。
    このページへの反映の許可については「上司の返事が曖昧だった」ということで、しばらくの間してこなかったが(それまでの情報だけでも十分指摘できたし)、何か問題になるような内容ではないし、4月9日の放送で筆者のように否定する人達が悪いかのような扱いだったことから、反映させることにした。

    以下、特に記載のない画像は番組よりキャプチャーしたもの。

    2018年8月27日月曜日

    2018/8/18付 TOCANA、リンゴ送れ、C事件について報じる

    情報ソース:TOCANA

    普段は台湾在住のいい加減な自称UFO研究家スコット・ウェアリングを持ち上げたりしているTOCANAだが、今回は日本UFO史の暗部と言われる「リンゴ送れ、C」事件をきちんと紹介している。執筆はASIOS会員の羽仁礼さん。

    1950年代後半から1960年代にかけて、日本のUFO研究団体「宇宙友好協会(CBA)」が終末論を掲げてカルト化し、マスコミで報道されて騒ぎになった事件だ。

    アメリカのコンタクティの著書に書かれた「地球の地軸が横倒しになることで気象の大変動が起こり、人類が大量絶滅する」という宇宙人からのメッセージを真に受けたCBA会員が、宇宙人による救済を求め、家屋敷を売り払ったりなどということが起きたという。
    その大変動直前に会員向けに発せられる合言葉が「リンゴ送れ、C」。Cはカタストロフィ(大変動)の頭文字という。

    近年でも日本のオウム真理教事件、海外のブランチ・ダビディアンなど、終末論を掲げてテロや集団自殺で人の命を殺めるケースはある。このCBAの事件も決して過去の事件ではないのだ。
    ともすればそういう思想への入り口にもなりかねないUFOジャンルを扱う以上、このUFO事件簿でも心しておきたいと思う。
    読者の方々も、ソースのTOCANAの記事を一読しておくことをお勧めする。

    宇宙友好協会をモデルのひとつにした宇宙友朋会が登場する三島由紀夫の「美しい星」についての考察、リンゴ送れ、C事件をモチーフにした大槻ケンヂの「林檎もぎれビーム!」についての記事が載った「UFO手帖2」が発売中なのでぜひお求めを。(ワタクシ雅が書いてます)

    2016年6月23日木曜日

    ウンモ星人

    1965年〜/スペイン他
    Spain and other

    概要

    スペインで撮影されたUFO
    Ummo - Wikipediaより
    スペインで大量に送りつけられる謎の手紙。
    スペインで撮影された「王」マークのUFOの真相は!?

    2016年4月22日金曜日

    クラリオン星人

    1981年9月11日〜/イタリア/モンフェラート丘陵
    Monferrato, Italia

    概要

    謎の星から来た宇宙人から叡智を授けられたというおっさんが話す、毎度ワンパターンのコンタクトストーリー。

    ラエリアン・ムーブメント

    1973年12月13日〜/フランス
    France

    概要

    クロード・ボリロン・ラエル
    スポーツジャーナリストのクロード・ボリロンが宇宙人と出会い、預言者に選ばれたという。人間は宇宙人のDNA実験から生まれたと主張するUFOカルト。

    2016年4月19日火曜日

    ビリー・マイヤー

    1975年1月28日〜/スイス/チューリッヒ
    Zurich, Switzerland

    概要

    エドアルド・アルベルト・マイヤー
    (通称ビリー・マイヤー)
    プレアデス星団からやってきた美しい宇宙人とコンタクトしているというスイスの男。
    多くの鮮明なUFO写真を公開しているが、実際はインチキ写真を使って世間をだますUFOカルトの教祖である。
    アダムスキー、ラエルと並ぶ、三大インチキコンタクティである。
    マイヤーが公開しているUFO写真
    マイヤーが公開しているUFO写真

    2016年4月6日水曜日

    ジョージ・アダムスキー

    1952年11月20日〜/アメリカ/アリゾナ州
    Arizona, USA

    概要

    いわゆるアダムスキー型UFO
    アメリカの砂漠で美しい金星人オーソンとコンタクトしたとして有名になったアダムスキー。
    代名詞とも言える特徴的なアダムスキー円盤も有名だ。
    しかし、このもっとも有名なコンタクティはカルト宗教の教祖だった。