France
概要
クロード・ボリロン・ラエル |
詳細
フランス人スポーツジャーナリストのクロード・ボリロン(Claude Vorilhon)は、1973年12月13日、何かに導かれるようにやって来たリヨン市近郊の町クレルモン・フェランのクレーターで、UFOから降りてきた身長1.2mばかりの人間そっくりの宇宙人と対面する。
ボリロンは宇宙人から地球最後の預言者として選ばれ、彼らの言葉で「一つになること」を意味するという“ラエル”という名を与えられた。
宇宙人は自分達はエロヒム(ヘブライ語で「天空より飛来した人」の複数形)であると名乗り、地球の生命は全てエロヒムが大昔に創造したものだと語った。彼らは文明が高度に発達した惑星から逃げ出してきた科学者で、DNAの合成実験により人工生命を生み出したのだという。
宇宙人は自分達はエロヒム(ヘブライ語で「天空より飛来した人」の複数形)であると名乗り、地球の生命は全てエロヒムが大昔に創造したものだと語った。彼らは文明が高度に発達した惑星から逃げ出してきた科学者で、DNAの合成実験により人工生命を生み出したのだという。
また、旧約聖書の内容は宇宙人による地球生命の創造を記したものなのだと語った。
エロヒムが人類を導くために送り込んだのがモーゼ、イエス、ブッダ、マホメットなどの宗教的指導者たちで、その最後にして最大の預言者がクロード・ボリロン・ラエルであると言うのだ。
ラエル(ボリロン)はエロヒムの最高指導者ヤーウェに導かれて彼らの惑星に行き、イエス、ブッダ、マホメットらと会って会話し、自らの額から採取した細胞からクローンが作られるのを見たという。
ボリロンはエロヒムとのコンタクト以来、エロヒムを歓待する運動マデクを起こし、世界中にその運動を広めた。マデクは現在ラエリアン・ムーブメントと改称し、世界50カ国の活動拠点、約3万人のメンバーが在籍しているという。
幹部が起したベンチャー企業クローンエイド社(ラエリアン・ムーブメントとは完全に別組織なのだという)では、「クローン人間を作ることができればエロヒム達のことが実証できる」というかなり強引な理論の下、クローン人間を作る実験を行い、2002年12月27日以降、何件ものヒトクローンの製作に成功したと発表した。
エロヒムが人類を導くために送り込んだのがモーゼ、イエス、ブッダ、マホメットなどの宗教的指導者たちで、その最後にして最大の預言者がクロード・ボリロン・ラエルであると言うのだ。
ラエル(ボリロン)はエロヒムの最高指導者ヤーウェに導かれて彼らの惑星に行き、イエス、ブッダ、マホメットらと会って会話し、自らの額から採取した細胞からクローンが作られるのを見たという。
ボリロンはエロヒムとのコンタクト以来、エロヒムを歓待する運動マデクを起こし、世界中にその運動を広めた。マデクは現在ラエリアン・ムーブメントと改称し、世界50カ国の活動拠点、約3万人のメンバーが在籍しているという。
幹部が起したベンチャー企業クローンエイド社(ラエリアン・ムーブメントとは完全に別組織なのだという)では、「クローン人間を作ることができればエロヒム達のことが実証できる」というかなり強引な理論の下、クローン人間を作る実験を行い、2002年12月27日以降、何件ものヒトクローンの製作に成功したと発表した。
この事は一般紙などでも一時話題になったが、本当にクローン人間が誕生したという証拠は確認されていない。
ラエリアン・ムーブメントのマークはナチスのマークにも使われた鉤十字(逆卍)と、イスラエルの国旗にも使われている六芒星を合わせたようなものという、かなり挑発的、不謹慎とも言えるものだ。
そもそもエロヒムが公の場に現れれば一番の証拠になるのに、なんだかんだ理由を付けてそうしないのだから、そういうものが存在しないと思われてもしょうがない(実際存在しないのだろうが)。
普通そうした証拠がないものは信じないものだが、それを信じてしまう/信じさせてしまうのがカルトというものなのだろう。
このラエリアン・ムーブメントの信者は、世界中でも日本が一番多いといい、時々イベントなども開催しているようだ。
ラエリアン・ムーブメントのマーク |
考察
ラエルはアダムスキーやマイヤーと違い、UFOや宇宙人の写真などの、客観的証拠になるようなものは一切出していない。全てのことはラエルが見た、聞いた、体験したという証言だけなのだ。少なくとも宇宙人との接触事件としては、信じろというのに無理がある。そもそもエロヒムが公の場に現れれば一番の証拠になるのに、なんだかんだ理由を付けてそうしないのだから、そういうものが存在しないと思われてもしょうがない(実際存在しないのだろうが)。
普通そうした証拠がないものは信じないものだが、それを信じてしまう/信じさせてしまうのがカルトというものなのだろう。
このラエリアン・ムーブメントの信者は、世界中でも日本が一番多いといい、時々イベントなども開催しているようだ。
参考資料
- 学研・世界UFO大百科復刻版(ムー特別編集)
- Wikipedia/ラエリアン・ムーブメント
- ラエリアン・ムーブメント公式サイト
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