2021年9月8日水曜日

2021/9/5 八戸市上空にまた所属不明の気球

 情報ソース:KYODO

八戸市上空を飛ぶ気球
気球の下に何かが吊り下がっているようにも見える。
本城修宏さん撮影(KYODOニュースページより)
9月3日の早朝5時過ぎ、青森県八戸市上空に白い球体が浮かんでいるのを住民達が見つけた。
5時35分頃に日の出を撮影しようとしていた同市の本城修宏さん(53)は、同市鮫町の海岸付近から南に見えるそれを望遠レンズで撮影した。
雲より高い位置に滞空している気球のように見えたという。

仙台管区気象台では正体はわからないとし、気象庁の観測機器の可能性は極めて低いという。

昨年6月17日にも宮城県仙台市上空に同様の白い気球が目撃され、ちょっとしたUFO騒ぎとなったのは記憶に新しい。この時はアメリカの民間宇宙開発企業 JP Aerospaceの社長が「うちのところの気球に似ている。同じメーカーのものではないか?」とツイートをしていた。

正体はアマチュア無線などの気球か?


ツイートからリンクされた「Send an Amateur Radio Balloon around the World(アマチュア無線の気球を世界へ飛ばす)」と題したPDFでは、ピコ・バルーンという、太陽光パネルで給電する手のひらサイズのGPS搭載の発信装置を搭載した気球が紹介されている。
その中では昨年6月13日8時26分(GMT)に地図上の日本海に浮かぶ図が掲載されており、この軌道をそのまま伸ばすとちょうど仙台上空になることから、昨年の気球の正体はこれではないかという。
そこから日本時間17日朝の目撃まで3日半もかかったのは遅いような気もするし、昨年目撃された気球よりもずっと小型のため、昨年のものはピコ・バルーンではないようだ(今回のものは大きさも形状もまだはっきりしない)が、こうしたものが世界各地から放たれて日本上空も通過していることがわかった。
アマチュアが飛ばす場合は必要な届出がされていなかったり、禁止空域に入ってしまったりするケースも多いと思われる。今回もはっきりした所属は不明のまま終わりそうだが、今後もこうした気球の飛来は増えていきそうだ。悪意に基づく物体でないことだけ願いたい。

ところで今回のものも未確認飛行物体=UFOとして取り上げる向きが見られるが、目的不明・所属不明というだけで気球であることはわかっており、UFOまたはUAPというくくりにはなるまい。

——アマチュア無線のことには無知なのだが、機器から発信される電波を受信して位置情報を確認し、気球がどのように飛ぶのかを確認しているような段階らしい。

2021年7月3日土曜日

2021/6/24付 福島市にUFO研究所オープン


福島民報YouTube

福島県福島市飯野町の観光施設「UFOふれあい館」に、国際未確認飛行物体研究所が設立され、UFOの日の6月24日に開所された。所長にはオカルト雑誌 ムーの編集長の三上丈晴氏が就任した。
地元の商工会員ら約10人の他、英語での広報を担うオーストラリア出身の「特殊研究員」がメンバーだということだ。

UFOの里」の町おこしの一環として設立したもので、世界中の目撃情報の収集、分析、検証、遭遇に向けた調査研究とイベント開催、地元千貫森の謎の調査、関連商品の販売などをおこなうという。

研究員(実体はファンクラブ会員のようなものという)を一般募集するとし、加入条件に「UFOを実際に見たことがある」「UFOの存在を信じている」などの4つが挙げられている。
会員は1年間1万円〜3年間3万円の会費に応じて地球系、太陽系、銀河系会員と分類され、ムーのロゴも入ったステータススカード(ママ。要は会員証)、CIA機密文書の写し、UFOふれあい館入館券などがもらえる。

UFOふれあい館は、付近の千貫森で発光する飛行物体の目撃が多かったとして、UFOを通じた町おこしのために1992年に開館された。日本のUFO研究団体の草分けである「日本空飛ぶ円盤研究会(JFSA)」の会長であった荒井欣一氏から寄贈された資料などが収蔵されている。

——国内初の研究所ということだが、町おこし、観光がメインの目的であるし、所長がオカルト雑誌編集長なので、あまり具体的な「研究」というのは期待すべきではないだろう。
国際未確認飛行物体研究所という名前のせいもあってか、直後のアメリカ政府のUAP報告書公開の際、所長であるムーの三上編集長がBS日テレの報道番組にまる一時間ずっとスタジオ出演していた。エイリアンクラフト説を強硬に主張することはなかったが、防衛問題を扱う内容に、荒唐無稽な記事や陰謀説などを載せる雑誌の編集長が適当だったとは思えなかった。

2021年6月29日火曜日

2021/6/25 チクタクビデオの目撃者の元海軍パイロットが証言

 情報ソース:REUTERS(動画)、REUTERS(英語)
チクタクUFOを目撃した元海軍のディートリックさん
ロイターのYouTubeより


米政府のUFO(UAP)報告書公開に至るきっかけとなった、海軍機が撮影した映像「チクタクビデオ」(FLIR1とも呼ばれる)に写る物体を実際に目撃した元海軍パイロットの女性が名前と顔を出して証言している。

この人物はアレックス・ディートリック(Alex Dietrich)元中佐。
2004年11月、南カリフォルニア沖で空母ニミッツの定期訓練を行なっていたところ、当時の司令官であるパイロットのデビッド・フレーバー(David Fravor)とともに不可解な動きをするレーダーコンタクトの調査を依頼された。

これがチクタク・ミント
Amazonより
最初に海面の異常な揺れに気づき、その後二人は大きなチクタクブレスミントのような滑らかな白い長方形の物体が高速で海上を飛行しているのを見た。
フレーバーがそれと交戦しようとしたところ、物体はには目に見える飛行、推進の手段がないように見え、「私たちが認識できない方法で反応したように見えた」と彼女は回想している。
米海軍はこの映像が実際に撮影されたものであると確認している。
チクタクビデオと同時に公開されたGOFAST映像を見た時、「最初、我々が見たものと同じだと思った」という。

彼女は現在3児の母で、最近CBSニュースの「60ミニッツ」にフレーバーとともに出演し、体験を語っている。また他のジャーナリストからの何十件ものビデオ通話取材にも対応している。

「あれが何なのかわかりませんが、人の活動に伴う自然現象かもしれません。要は奇妙なもので識別できないということです」
また彼女は、「UFO目撃情報を報告することに対しての不名誉を減らし、より多くの人が嘲笑を恐れずに声を上げることを望みます」と語った。
そしてまた「私はUFO信者ではありません」「私が“UFOの人”、“チクタクの人”にされてしまうことは望んでいません」とも語り、このインタビューの後に公開されることになっている米政府の報告書についても、自身はほとんど関心がないという。
「(UFO信者は)実際に答えを見つけるより、ワクワクと期待している方が楽しいかもしれないですね」

——こんな女性が目撃者だったんだね。明確に彼女が「撮影した」と書かれていなかったのでタイトルは「目撃者」にしたが、彼女か上官のいずれかが映像を撮影したのだろう。

米軍のUAP関連情報のまとめ

海軍撮影映像のリークに端を発した一連のUAP関係情報をまとめるページです。
本ページはトップメニューの「関連項目」の中にリストします。

ニュース記事へのリンク

動画

水中に入る球形UFO
2019年米海軍撮影

通称ピラミッド型UFO
2019年米海軍撮影

3本目の映像:通称GO FAST
2015年1月米海軍撮影

2本目の映像:通称FLIR1またはTic Tac(チクタク)
2004年11月米海軍撮影

1本目の映像:通称GIMBAL(ジンバル)
2015年1月米海軍撮影

静止画

通称:Acorn
Acornの部分拡大
通称:Metallic-Blinp
通称:Sphere

関連リンク

2021/6/25 アメリカ情報当局によるUAP報告書が公開される

 情報ソース:DNI(アメリカ合衆国国家情報長官)室(報告書オリジナル)、CNN.co.jpNHKAFP BB NEWS


2005年以来アメリカの情報機関を統括する国家情報長官のオフィスが、UAPタスクフォース(UAPTF)によるUAP(未確認航空現象)の目撃情報に関しての政府報告書を公表した。
タイトルには「予備的評価」とあり、現時点での暫定的なものであることがわかる。

概要としては以下である。
  • 報告書は2004年11月〜2021年3月の間に発生した事件について書かれたもの
  • UAPに関しての質の高い報告が少なく、結論が出せない
  • 大半は目視、レーダーなど複数で確認されているので物理的な物体と思われる
  • 飛行安全上の問題があり、国家安全保障にも影響を与える可能性がある
  • 米軍からの報告は144件
  • 18件の事件では風に逆らう、急加速、高速飛行など異常な特性が報告されている
  • 正体について信頼度の高いものは1件のみで、それはしぼんでいく大きな気球だった
  • 正体は単一ではないだろう
  • 解決された場合、以下の5つのカテゴリーに分類されるだろう
    • 空中クラッタ:鳥、気球、娯楽用無人機、ビニール袋などのゴミ
    • 自然の大気現象
    • 米政府または産業界による開発
    • 外国の敵対勢力によるもの:中国、ロシア、非政府組織などによる開発
    • その他:データ不足のものや、追加の科学知識が必要になるかもしれないものはここに分類される
  • UAPTFに研究開発資金を追加すれば研究を促進できる
さらに要約して言えば、「しぼんでいく気球とわかった1件以外は、情報が少なくて正体がわからなかった」ということだ。

2021年6月17日木曜日

2021/6/14付 近く、米議会にUAP調査報告が提出される

 情報ソース:JBpressThe New York Times

アメリカの国防長官ロイド・オースチンと、国家情報長官アヴリル・ヘインズの連名で、UAPに関する調査報告書が6月25日までに議会に提出され、同時に公表されるという。
※UAP=未確認航空現象。UFOという用語に宇宙人の乗り物というイメージが付きすぎたために代わりにこう呼ばれる。

これは2020年8月にトランプ政権下で設置された未確認航空現象タスクフォース(UAPTF)が、過去20年間に記録された120件以上の事例を分析した結果報告だ。
ニューヨークタイムズによれば、「飛行物体に宇宙人の技術を示す証拠は見つけられなかったが、排除もできない」という内容だという。また120件以上の事件の大部分は、米軍や米政府の極秘のプログラムを偶然に見てしまったものではないとされている。
報告書では、加速度、方向転換、水没など多くの点で説明が難しいとし、気象観測用の気球などの可能性もあるが、すべてのケースで説明がつくわけではないとしている。

また報告書には機密扱いの付属書もあり、ここには現象が宇宙人の宇宙船であると結論づける証拠は含まれないとされる。しかし一般公開されないことで、「政府がエイリアンの地球訪問に関する秘密のデータを持っているのではないか!?」という憶測が広がる可能性があることも当局は認めている。

政府高官によると、調査結果は非常に曖昧で、宇宙人の宇宙船という証拠は見つかっていないが、科学者や軍部を悩ませる異常な動きを説明できず、軍のパイロットが観測した現象が宇宙人の宇宙船であることを排除できないと認めた。

報告書で調査された事件の多くは海軍関係者によるもので、過去20年間に外国の軍隊が関与した事件も調査している。諜報部員たちは、空中現象の少なくとも一部は、ライバル国(おそらくロシアか中国)の実験技術である可能性があると考えている。ロシアも中国も極超音速技術兵器を開発しており、もしこれらUAPが同国の飛行機であれば、アメリカの軍事技術をはるかに凌駕していることになるという。

先月、オバマ元大統領はCBSの「The Late Late Show with James Corden」という番組において、「事実であり、私はここで真剣に考えている」と述べ、「空には正体が正確にはわからない物体の映像や記録がある」と述べている。

——「敵国の秘密兵器かもしれない」と疑う構図は何十年も前に見た光景にそっくりだ。当時は旧ソ連の秘密兵器が疑われ、結局は「正体ははっきりしないけど、防衛上の脅威はない」として調査が終了した。その後の目の肥えた民間の研究者によって、これまでに大部分が何かの誤認やインチキだったことが判明している。
時が過ぎ、各国の科学技術も大きく向上し、似ているからといって今回も同じことになるとは限らないが、政府や軍の調査結果をどこまで信じていいかはわからない。

エイリアン・クラフト説を排除する証拠もないというのも、それはそうなのだろうが、不思議なものだからといって、すぐそうした選択肢を出すのも早計だろう。実在が証明されていないのなら幽霊でも天狗でも文福茶釜でも同じことだ。
「敵対国のものでなければ宇宙人のものかもしれない」という安易な憶測を呼ばないような慎重な報告書であることを願いたい。

2021/6/16 インドでスケスケの女性宇宙人?

 情報ソース:東スポWeb
YouTubeより


インド北東部、バングラデシュとの国境に近いジャールカンド州(Jharkhand)で、夜間に道を歩く透明感がある女性宇宙人のような映像が撮影されたとして、SNSなどで騒がれている。

暗い夜道を数台のバイクで走る男性達が、前方を歩いていく白く透明感のある女性のような人物を見かけ停車。
人物は手足が細長く、まるでモデルのような体型。人物は男性達に気付いて立ち止まってこちらを振り向くが、すぐまた歩き出したところで映像は終わっている。
最初に2台のバイクが、人物の横を何事もないように通り抜けていっているのも映っている。


——ちょっとだけ奇妙に見える映像だが、スケスケというか反射率の高そうな体以外は人とあまり違いがない。
サドゥーというヒンドゥー教の修行者の中には、全裸に白い聖灰を塗って放浪する者もいるようだ。必ずしもこれがそうとは限らないが、ちょっと疑ってみたい。→Google画像検索/サドゥー
宇宙人説の根拠の一つとして挙げられている「13秒から一瞬暗闇に赤い光が見えて右方向に2度飛んでいく」というのはバイクのブレーキランプのレンズゴーストだろう。
相変わらず「ジャールカンド・エイリアンと呼ぶしかない」とか言ってるスコット・ウェアリングなどは無視で。