2018年8月27日月曜日

2018/8/18付 TOCANA、リンゴ送れ、C事件について報じる

情報ソース:TOCANA

普段は台湾在住のいい加減な自称UFO研究家スコット・ウェアリングを持ち上げたりしているTOCANAだが、今回は日本UFO史の暗部と言われる「リンゴ送れ、C」事件をきちんと紹介している。執筆はASIOS会員の羽仁礼さん。

1950年代後半から1960年代にかけて、日本のUFO研究団体「宇宙友好協会(CBA)」が終末論を掲げてカルト化し、マスコミで報道されて騒ぎになった事件だ。

アメリカのコンタクティの著書に書かれた「地球の地軸が横倒しになることで気象の大変動が起こり、人類が大量絶滅する」という宇宙人からのメッセージを真に受けたCBA会員が、宇宙人による救済を求め、家屋敷を売り払ったりなどということが起きたという。
その大変動直前に会員向けに発せられる合言葉が「リンゴ送れ、C」。Cはカタストロフィ(大変動)の頭文字という。

近年でも日本のオウム真理教事件、海外のブランチ・ダビディアンなど、終末論を掲げてテロや集団自殺で人の命を殺めるケースはある。このCBAの事件も決して過去の事件ではないのだ。
ともすればそういう思想への入り口にもなりかねないUFOジャンルを扱う以上、このUFO事件簿でも心しておきたいと思う。
読者の方々も、ソースのTOCANAの記事を一読しておくことをお勧めする。

宇宙友好協会をモデルのひとつにした宇宙友朋会が登場する三島由紀夫の「美しい星」についての考察、リンゴ送れ、C事件をモチーフにした大槻ケンヂの「林檎もぎれビーム!」についての記事が載った「UFO手帖2」が発売中なのでぜひお求めを。(ワタクシ雅が書いてます)

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