作家、政治家(運輸大臣、東京都知事など)の石原慎太郎(89)が1日に亡くなった。膵臓がんを患っていたという。
氏は日本最初期のUFO研究会であった日本空飛ぶ円盤研究会(Japan Flying Sauser Research Association/JFSA)の会員でもあった。
会は1955年(昭和30年)にUFO研究家の荒井欣一氏が中心となって設立され、作家の三島由紀夫、星新一、作曲家の黛敏郎など多くの著名人が会員に名を連ねていたことでも知られる。
2007年に国会でUFOに関しての質疑が行われた件に関しての質問に答えた都知事時代の石原氏は、かつてスティーブン・ホーキング博士の講演で「地球並みの文明の星は宇宙全体に200万あるが、環境破壊などで100年程度で文明が潰える」(大意)などという話を聞いて以来、他の星からのUFOは飛んでこないだろうと思っているという。
またJFSAの会員だったことについても、「名前を貸しただけで思い入れはない」と語ったそうである。
石原氏は衆議院議員だった1973年に、興行師の康芳夫氏(類人猿オリバー君やアントニオ猪木vsモハメド・アリ戦の共同プロデュースでも知られる)の誘いで、ネス湖にネッシー探しに行ったりもしており、この手のものがまんざら嫌いでもなかったようだ。
——JFSA入会は、先に入会した三島由紀夫に対抗したんじゃないかとも勘ぐる。
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