2016年1月8日金曜日

UFOニュース2015年11月

11月28日/南アフリカの怪光騒動

news24TOCANAMirror、ツイッター

南アフリカのケープタウンで11月28日に撮影されたという一連の画像が、ツイッター上に掲載された。
緑色の円盤状の物体が光を放っている。
——#UFOSA(SAはSouth Africaだろうか?)というハッシュタグが付いているので、さかのぼってみたところ、以下のツイートで突然使われ始める以前は、一年以上ろくに使われていなかったタグのようだ。別々な目撃者が一斉に同じタグを付けて使いだすのはおかしい。







結論を言えばこれらはフェイク写真で、同タグ上で指摘している人物がいた。ニュージーランドなど、南ア以外で撮影された写真を加工したものもあるようだ。

その後さらに緑の怪光が地上に墜落する映像と、墜落現場の写真が公開された。
再び結論を言ってしまうと、これらはSMART DRINKという飲み物の宣伝だったようだ。
SNSを巻き込んでキャンペーンを行ったらしい。
以下がそのCMだ。

11月28日/月面の怪光

Mirror人類皆兄弟

UFOを中心としたオカルト動画を収集、紹介しているYouTubeアカウント:UFOvni2012が掲載した動画によれば、月面のアリスタルコス・クレーター付近に奇妙な光が確認されたという。
確かに月の海の部分にかなり明るい光が光っている。
——望遠鏡で写したのかはわからないが、元動画を見てもかなり解像度は低い。
緑色に見えるのは、撮影の都合で色が変に写ったんだと思われる。
ネットで画像を調べると、アリスタルコス・クレーターは反射率が高いのか、周りよりも輝いて見えるようだ。反射する角度によって地球にまっすぐ光線が届き、一層その部分だけ明るく見えるんだと思う。

11月24日/エリア51付近の砂漠にUFO?

MailOnlineEXPRESSTOCANAMUFON検索ページ(Case Numberに72656入力)、UFO Sightings Daily

MUFONより
世界最大のUFO研究団体MUFON(ムーフォン)に寄せられた情報。
10月30日午後2時20分、カリフォルニア州サンノゼからテキサス州ヒューストン行きの旅客機から、乗客が撮影した写真。
ネバダ州のLuningとGabbs付近の砂漠の中に、大きな銀色の円盤状の物体を目撃し、6枚の写真を撮影した。
円盤は周囲に光のような玉(原語ではオーブとある) を撃ち出していた。
機長も他の乗客も何も反応せず、帰ってから複数の空軍関係者に尋ねたが、必ずしも答えてはもらえなかった。
MailOnlineでは、太陽光発電所ではないかという説が書かれている。

GoogleEarthより
——調べたところ、ネバダ州ミラーズ(Millers)の北15kmばかりにあるCrescent Dunes Solar Energy Projectという太陽光発電所であることが確認できた。(GoogleMapに38.23929, -117.36372を入れて検索のこと)

玉を撃ち出しているように見えるのは、2つずつ対になっているように見えるので、レンズゴーストかもしれないが、わからなかった。

地図上でサンノゼ〜ヒューストンの直線航路と、Luning、Gabbsを調べると200km近く離れている。どこかを経由した便だったのかもしれない。
目撃者はGabbsと書いているのだが、例の悪名高きスコット・ウェアリングは相変わらずUFOだと騒ぐばかりでなく、「エリア51から南西に140マイル(約225km)離れたGabby」とし、TOCANAもそれに基づいて記事を書いている。
Gabbs、Luningという「エリア51の北西に260km」離れた都市が証言どおり実在するのだから、それで間違いないだろう。
ウェアリングは北も南もわからないのか? TOCANAもきちんと一次ソースを調べないのか? なげかわしい。
エリア51からも170kmは離れている一般の土地だ。わざわざエリア51と関連付けるようなものではない。

11月22日/国際宇宙ステーションのUFO写真?

カラパイア

現在国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のスコット・ケリー宇宙飛行士が地球を撮影した写真に、細長い物体が写っていてUFOではないかと騒がれている。
写真は16日の同氏ツイッターで公開されたもの。右上に棒状のようなものが映り、2ヶ所が明るく光っている。

これに対しケリー氏は何も反応していないようだが、ツイートを見た何人かから反応があり、結局ISSの窓だろうということになった。船内の光が漏れて、もしくは反射してあのように映ったようだ。
カラパイアの記事ではアンテナということになっているが、アンテナの方ではない。(ただし、別な写真に映ったアンテナの方がUFOだと騒がれたこともあるようだ)
別な分かりやすい写真の明度を調整

11月18日/シベリアで火の玉が分裂

新華ニュース

17日付の台湾東森新聞雲によると、シベリアのダウリア(Daurija)で、まばゆく光る緑色の玉が出現し、3つに分裂して空の彼方に消えていったという。
一瞬前が見えなくなるほどの眩しさだったという。
ロシア陸軍報道官によれば、これは軍事行動とは関係なく、自然現象だろうという。
——このところシベリアでの光体目撃が続いているようだが、国土があれだけ広いので、目撃される確率も増えるのだろう。今回のものは火球かスペースデブリの落下くさい。

11月7日/カリフォルニア州で怪光目撃される

AFP BB NEWS



11月7日午後6時頃、カリフォルニア州上空に奇怪な光が現れ、ツイッターなどのソーシャルメディアでUFOではないかとして騒がれた。
ネバダ州西部やアリゾナ州から見えたという報道もある。
問い合わせが殺到した当局は、原子力潜水艦からのミサイルの発射試験だったことを明らかにした。

11月5日/空から黒い球体が落下

MailOnline

スペインのヤギ農場に黒い球体が落下しているのが発見され、民間の警備員に警戒を促した。
調べたところ、悪影響を及ぼすほどの放射能はなく、ロケットまたは人工衛星の加圧ガス容器らしいことがわかった。
ガス容器は地球への再突入にも耐える材料で作られているため、燃え尽きずに地上に落下したのだという。

——被害がなかったから良かったものの、かなり危険なのではないか。

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