2025年11月21日金曜日

2004/3/5 メキシコ空軍撮影のUFO

  • 撮影場所
    • メキシコ カンペチェ州上空(北緯18度28分、西経90度25分付近)
  • 撮影日時
    • 2004年3月5日17時3分頃〜
  • 撮影者
    • メキシコ空軍偵察機乗員ジャーマン・マリン大尉他
  • 撮影状況
    • 麻薬密売の捜査を行うために飛行していた偵察機が、上空に出現した11機のUFOを赤外線カメラで撮影
    • そのうち2ないし3つについてはレーダーでも確認されたという
  • 背景
    • メキシコ空軍の調査で未解決だったため、地元の有名なUFO研究家ハイメ・マウサンに協力を依頼。マウサンは宇宙人の乗り物の可能性が高いと結論し、5月に公表。同国の国防総省も撮影を正式に認めたため、メキシコ空軍が公式に認めたUFO事件として世界的に報道された
  • 正体
    • メキシコ湾のカンタレル海底油田の不要なガスの燃焼
    • 動いているように見えるのは偵察機が動いているため、近くにある雲が相対的に速く動き、遠くの油田が遅く動いているように見える錯覚
    • レーダーで確認されたものは乗員の証言以外の記録が残っていないが、UFOとは数も位置も違っており、ハイウェイ186を走るトラックの可能性が高いという説がある
実際の映像

——ハイメ・マウサンと言えば、メキシコの矢追さんなどとも呼ばれ、最近では宇宙人ミイラの件などであちこちに顔を出しているインチキばかりしている悪名高き人物だ。当時の評判はわからないが、よりによってこんな人物に協力を依頼したのは政府の大間違いだ。

参考資料

2025年11月16日日曜日

1981/11/18 四国放送のカメラマンが写したUFO?

日本テレビ11PMより
日本テレビ11PMより
  • 撮影場所
    • 徳島県徳島市、四国放送のビル屋上
  • 撮影日時
    • 1981年11月18日19時10分頃
  • 撮影者
    • 地元テレビ局「四国放送」のカメラマン
  • 撮影状況
    • 市民からの通報で四国放送撮影部が撮影。四国放送の南西にある眉山びざんの少し上に明るく光るものがあったので撮影。望遠レンズを取りに帰って戻って時にはもう光が消えていた
  • 市民の目撃者の証言
    • 婦人1
      • カーキ色がかった黄色いようなものがふわふわと飛んでいた。光体の周囲に光のようなものが回るような感じで光っていて、最後はサッと飛んで行ってしまった
    • 婦人2
      • 飛行機などではないと思った。丸い電灯の縁に光が咲いているような感じ
  • 正体
    • おそらく金星
    • ちょうどその時刻、南西の空低くに金星が輝いていた。大気の影響によって輪郭が揺らぎ、奇妙なものに見えていたと推定される
    • 日周運動は思ったよりも速いので、カメラマンが望遠レンズを取りに行っている間に山陰かビル陰、または雲の中に隠れてしまったものと推定される
    • 市民の証言でサッと飛んでいってしまったというのも、雲などに隠れたのを錯覚したものと思われる
    • こちらに向かってくる飛行機の前照灯の可能性も考えられないことではないが、付近に出ていた金星についての言及がないことも、光体が金星であることの証だろう
  • メディアでの取り上げ
ステラナビゲータによる再現
南西の空低くに金星が出ている
精一杯ズームして撮ったもの
おそらくピントが合っておらず、ぼやけてこうした像になっている