太陽系最遠の惑星
ボイジャー2号が撮影した海王星 大暗班が中央に見える。 NASA/JPL |
英語名はローマ神話の海神より取られたネプチューン(Neptune)。
天王星の軌道が計算と合わないため、影響を及ぼしているであろう未知の天体の軌道を計算し、それによって1846年9月23日にフランスのルヴェリエ、イギリスのアダムスらによって発見された。初めて軌道計算によって発見された惑星ということになる。
4つの環が存在する。
天王星と同様に水素、ヘリウム、メタン、アンモニア、水などからなる分厚い大気と氷の層から構成されている。
大気のメタンの影響で青い色をしている。
ボイジャー2号接近時、表面に大暗班と呼ばれる巨大な渦巻き模様が確認されたが、1994年のハッブル宇宙望遠鏡での観測ではそれが消滅していた。
最大時速2000kmにもなる猛烈な風が吹いているが、その原因などはまだわかっていない。
なお、元素のネプツニウムの名前の由来は海王星である。
地球から撮影した海王星と衛星トリトン 筆者撮影 |
参考資料
- Wikipedia/海王星
- 天文年鑑2018(誠文堂新光社)
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