2019/6/17付 アポロ月面着陸をリアルタイム再現するサイト！

情報ソース：APOLLO11 IN REAL TIME、Gigazine

打ち上げの瞬間
Apollo 11 in Real-timeより

1969年7月16日に打ち上げられたアポロ11号宇宙船が、人類を初めて月面に送ってから今年でちょうど50年になる。これを記念して打ち上げから着陸、そして地球帰還までをリアルタイムで再現するサイトが公開されている。サイトでは映像のほか、のべ1万1000時間分もの管制室や飛行士との通話音声などが視聴できる。

Apollo 11 in Real-time


この Apollo 11 in Real-time を公開しているのはNASAのジョンソン宇宙センターのソフトウェアエンジニアで歴史研究家のベン・ファイスト（Ben Feist）氏。

Apollo 11 in Real Time is live! Relive the first landing on the Moon for #Apollo50th

Includes all film footage, TV broadcasts, photographs, every word spoken, and more, including 11,000 hours of Mission Control audio never before made publicly availablehttps://t.co/PyMjtxWeRz pic.twitter.com/evLmH2U3EV

— Ben Feist (@BenFeist) 2019年6月15日

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Apollo 11 in Real-timeより

 右上の T-MINUS 1M のボタンでロケット打ち上げ1分前から、その下の NOW ですでに進行しているミッションの現在の状況を再現する。

YouTube動画やその時点での静止画などを交えており、音声チャネルの切り替え、上部の進行バーをクリックすれば時間を飛ばすこともできる。

月面に最初の一歩を記したのは打ち上げ109時間24分後だ
Apollo 11 in Real-timeより

月面に星条旗を立てるシーン
慣れない環境での作業に手間取っている様子
Apollo 11 in Real-timeより

みんな大好きアポロ月着陸捏造説でおなじみの星条旗を立てるシーンは110時間7分50秒頃から始まる。

なお、今月号の天文雑誌「星ナビ」ではアポロ計画全記録を解説した別冊付録がついている。解説はJAXAにもいたことがあり、ASIOS（超常現象の懐疑的調査のための会）の会員でもある寺薗淳也氏だ。アポロ11号に決してアポロ計画が一朝一夕に成し得たものでないことがわかる。せっかくなのでこちらも合わせて読みたい。