2019年3月19日火曜日

2019/3/19付 大型隕石落下の痕跡を日本の衛星が捉えていた

情報ソース:ツイッター、BBC Newsひまわり8号オリジナル画像
右の赤っぽいのが隕石突入によってできた煙で、左の長く黒いものはその影だという
明るさ調整済み
ひまわり8号画像より
昨年2018年12月19日午前8時50分頃(日本時間)に、過去30年のうちで2番目の大きさの大型隕石が大気圏突入した痕跡が、日本の気象衛星ひまわり8号の写真に写っていたことが明らかになった。
煙と影は11時30分頃まで写真で見て取れる。

隕石学者サイモン氏のツイート。

隕石突入地点
ひまわり8号画像より
無修正画像
ひまわり8号画像より
この隕石の落下地点はロシアのカムチャツカ半島沖のベーリング海だったためこれまでほとんど気付かれなかったが、米空軍の軍事衛星が爆発を検知し、NASA(米航空宇宙局)に通知されていた。
隕石は秒速32kmという猛烈な速度で7度の急な軌道で突入し、衝突力は広島型原爆の10倍もの威力の173ktで、地表25.6kmの高さで爆発したとみられる。

ちなみにここ30年での1番目の規模の隕石は、2013年のロシア チェリャビンスク上空で爆発した隕石だ。こちらは440ktの衝突力。この手の規模の隕石は、100年間に2〜3回レベルだという。
こうした隕石の衝突を事前に察知するため、NASAやスペースガード協会などが常に監視を続けている。
日本でひまわり8号の画像を発見した方のツイート。

——原爆の10倍Σ(((°Д°;))))ガクガク 人の住まない海上で本当に良かった。
また「UFOによって守られたに違いない!」とか言わないこと。

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