三島由紀夫「美しい星」映画化

情報ソース:CINRA.NET
三島由紀夫が1962年に発表した異色のUFO、宇宙人小説「美しい星」が映画化され、来年2017年5月に公開されることとなった。

この小説は、空飛ぶ円盤を目撃したことから、自分たちが宇宙人であるという意識に目覚めた一家の物語だ。

  • 父親 大杉重一郎(リリー・フランキー):火星人
  • 母親 伊余子(中嶋朋子):木星人
  • 長男 一雄(亀梨和也):水星人
  • 長女 暁子(橋本愛):金星人

はたして一家は本当に宇宙人なのか?
原作では大杉家の他に、白鳥座61番星の惑星から来たという3人の宇宙人を名乗る男達も出てくる。



この本はべつに、UFO(当時の呼び方なら円盤)と宇宙人の真実をあの三島が語る! などというものではなく、核兵器の問題を宇宙人という第三者的視点から俯瞰してみたものだ。

そもそも三島由紀夫は、1955年に荒井欣一氏が創設した日本空飛ぶ円盤研究会(JFSA)に参加していたことでもその筋で有名だ。(他にも石原慎太郎、黛敏郎なども参加)
人類の叡智を超越した異星人という存在に頼りたいかのような、三島のUFO/宇宙人観も感じられる。(ただし、いくら探してもUFOを目撃できないため、三島自身は「これは芸術上の観念だ」としてあきらめていたようである。)

宇宙友朋(ゆうほう)会という団体が出てくるのだが、これは実在したカルト的UFO団体の宇宙友好協会(CBA/1957年創設)から取ったものだろう。むろんUFOとも掛かっている。
マンテル大尉機事件のことも少し出てきており、ちょっとニヤッとさせられる。

映画の方はどうなるかわからないが、舞台は埼玉県の他、石川県金沢市も重要な場所として登場する。
筆者(雅)は近年、金沢に行く機会があったので、小説の舞台となった場所を観光してきた。
金沢城 
兼六園の琴柱(ことじ)灯篭
夜景
尾山神社
現在はもうない狸茶屋の後継である、洋食店ニューたぬき
ニューたぬきの小さいステーキの午餐
内灘海岸
旧赤線地帯の石坂(いっさか)
UFOで町おこしをしている羽咋市も近い(小説には登場しない)

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