ヴァレンソール事件

1965年7月1日/フランス/ヴァレンソール
Valensole, France
ヴァランソル事件とも呼ばれる。

概要

着陸したUFOと宇宙人のイメージ
OVNI91より
早朝のラベンダー畑に着陸していたUFOを農夫が発見。
頭の大きな奇怪な宇宙人数名とテレパシーで会話をする。
UFOが飛び去った後の畑には着陸脚の痕跡があり、その場所では10年間ラベンダーが育たなかった。
UFO研究の大家ジャック・ヴァレが信憑性が高いと評価している事件。

詳細

被験者のモーリス・マセイ
UFO EVIDENCEより

お花畑の宇宙人

農夫のモーリス・マセイ(Maurice Masse/41)が早朝5時45分頃にトラクターに乗ってラベンダー畑に向かった。
タバコを一服した後、トラクターを始動させようとしたところ、突然かん高い音が聞こえてきた。
マセイの畑には、軍の演習のヘリコプターが時々着陸することがあり、その音ではないかと思った。彼はそのたびにパイロットとおしゃべりをしていた。
(資料によっては、(軍のヘリコプターの着陸によるものかどうかはわからないが)畑がしばしば荒らされていたという記述や、ヘリの不時着と思ってイライラしたという記述がある。)
彼がヘリコプターを探すと、ヘリコプターのかわりに90mほど先にラグビーボールのような形をした物体があった。
  • ルノーの小型車、ドーフィンくらいの大きさ(4.5mほどだという)
  • 中央の回転軸につながった6本の細い着陸脚
  • 着陸脚の中央の支柱は太いパイプのよう
  • スライドするドアが一つあり、中に背中合わせに並んだ2つの座席
事件のイメージイラスト
abovetopsecretより
UFOの近くには数人の小柄な宇宙人がいて、畑に体を屈めてラベンダーを集めているようであった。
  • 身長は1.2m足らず
  • 頭部はカボチャのような形で成人の3倍ほどあり、頭髪はない
  • 頬は肉付きがよく出っ張っている
  • 目は大きく細長く、つり上がっている
  • 口には唇がなく穴のよう
  • 非常に尖ったあご
  • 肌は子供のようになめらかで、非常に色白
  • 胴体からブツブツという音がする
  • むき出しの頭部以外は、体に密着したグレーがかった緑色の全身服を着ている
  • 腰にベルトがあり、左右に小さなシリンダーのようなものを付けている
現場に立つマセイ
UFO EVIDENCEより

金縛りにされたマセイ

マセイが宇宙人達にあと4.5mほどまで近づいた時、そのうちの一人が振り向き、マセイに気づいて驚いた様子だった。
宇宙人が腰のシリンダー状の物をマセイに向けたところ、マセイは体が動かなくなり、その場に立ち尽くした。

宇宙人達はブツブツという音を出しながら1分ほどマセイについて話し合っているようだったが、敵意が感じられなかったのでマセイは恐怖を覚えなかったという。
(宇宙人達がテレパシーで話しかけてきたという資料もあるが、信憑性は不明。どんな会話をしたかは不明だという。)

その後、宇宙人達は非常に敏捷にスライドドアからUFOに乗り込んだ。
着陸脚が回転して収納され、回転軸で音がし、UFOは数mの高さに浮かび上がると、45度の角度で西の方角に猛スピードで飛んで行った。20mほど飛んだかと思ったらもう青空にかき消すように消えたという。

マッセが身動きできるようになるには、それから15分を待たねばいけなかった。

娘との現場確認

マッセは夕方、18歳の娘を連れて現場に連れて来た。UFOが放射能を残して言った可能性を恐れてあまり近寄らせなかったので、娘は遠目に着陸跡を確認した。

マッセは体験をヴァレンソールの市長および、所属する教区の司祭と憲兵隊を含む地元当局に詳細に報告した。
現場は検証され、物体の脚があった地面に対称的な痕跡が見つかった。

マッセの体への影響

遭遇の4日後に非常な疲労感を催したマッセは、丸一日昏睡状態になった。その後も深刻な眠気が続き、数ヶ月の間、毎日12時間以上の睡眠を必要とした。
マッセは、宇宙人によって身動きできなくされたり、健康に悪影響が出たにもかかわらず、この遭遇についてポジティブな感情を持っていると述べた。
マッセは近所では非常に尊敬されていることでよく知られており、彼の主張を調べた地方自治体は、彼が真実を述べているとの結論に達した。

ラベンダーへの長期影響

現場の土壌の検証
HOWSTUFFWORKS SCIENCEより
周辺の植物は腐敗し、分析によれば着陸地点では他の場所よりもより多くのカルシウムを検出した。
現場のラベンダー畑はその後10年間、ラベンダーが育たなかったという。

UFO研究家達の検証

フランスの著名なUFO研究家エメ・ミッシェルが現地調査を行い、ラベンダーが異常な枯れかたをしている着陸現場を確認した。
同じく著名なUFO研究家ジャック・ヴァレ博士は、事件再調査のために1979年5月にマッセと会った。ヴァレは「マッセは自分の体験の全てを語っていないようだ」と述べた。
ヴァレはこの事件を「ヨーロッパ大陸で最も信憑性の高い接近遭遇事件である」と評価している。

現場周辺地図


より大きな地図で UFO事件マップ を表示
詳細な場所は特定できていないが、およそこの辺りと思われる。

考察

日本ではあまり馴染みのない事件ではあるが、目撃者の人柄、現場の痕跡、植物への長期的影響などから評価は高いようである。
まだあまり詳しい資料にも当たっていないので、今後も追加更新していきたい。

参考資料

  • 宇宙人大図鑑(中村省三/株式会社グリーンアロー出版社)
  • 未確認飛行物体UFO大全(並木伸一郎/学研)
  • UFO EVIDENCE
  • HOWSTUFFWORKS SCIENCE

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