(大元の北海道ニュースUHBのサイトでは見つけられなかった。Yahoo!ニュースは消されるのが早いので、確認する方はお早めに)
北海道南端の函館に近い森町砂原地区で、だいぶ以前からUFOの目撃が相次いでいるという。
森町の木村浩二副町長によれば、40年ほど前から多くの目撃者が出るようになり、回転灯のようなものが回りながら移動していた。
関係機関が自衛隊、航空機、海上保安庁などに問い合わせたが、飛行記録がないという。
当時の人口6500人ほどがだいたい見ていたという。
UFOの特徴
- 晴れた日の午後5時〜8時頃に現れる
- 海を隔てた室蘭方面から駒ヶ岳の中腹へ飛ぶ
- 赤やオレンジ、証言者によっては7色に光る
- 夜の7〜8時頃にベランダを開けると見える
- 音はしない
- 水平飛行、ジグザグ飛行など飛び方は様々で、急停止、急発進をすることもある
周辺に鹿部飛行場があるが、利用は午後5時まで。近くに空港や自衛隊基地はない。
(雅注:ただし陸自の駒ヶ岳演習場がある。飛行機は飛ばなくてもヘリは飛ぶかも?)
——北海道は空が広いので、何か飛んでいた場合に見つけやすいということもあり、目撃が多い=多発していると単純に言えるかどうかはわからない。
もし本当に頻繁に出没するのであれば、ぜひちゃんとした映像の証拠を撮ってもらいたい。
室蘭〜駒ヶ岳方面は旅客機の航路だ Flightradar24.comより |
ジグザグ飛行、急発進、急停止、飛行機の飛行記録がないなどは慎重に精査すべきだろう。動かない星を見ていても、生理的な眼球の微動によって星の方が動いているような錯覚が起きやすいと思われる。位置を見比べる対象がない夜空であればなおさらだ。
他の北海道のUFO映像?
情報ソースにニュース動画があるが、そこに載っているUFO映像は同じ北海道であっても森町のものではない。2018年7月23日 中標津町西竹地区
Yahoo!ニュースより |
——点滅したとしてもかなり低い空なので、地上の光源が疑わしい。場所によってはかなり遠くの灯りが見えることもある。西竹からは別海駐屯地は南東になる。そのさらに先には同じく陸上自衛隊の矢臼別演習場があるので、その関係ではなかったか?
週刊・矢臼別通信という演習場反対派関係の方のサイトによれば、7月23日〜27日に大砲の射撃訓練が予定されていたようだ。
検索では同所での8月1日からの沖縄駐留米海兵隊による実弾射撃訓練のニュースばかり報じられて、23日からの訓練(こちらは米兵じゃなく自衛隊だろう)が実際に実施されたかどうかについては確認できなかった。
2001年5月29日午後10時48分? 釧路市
Yahoo!ニュースより |
——色は白く、お釜型だったり三角形だったりしている。これはカメラのオートフォーカスがうまく機能せず、絞りの形が見えるという典型的な現象ではないか?
光体が多少動いているが、三脚に固定されたカメラを上下させているようにも思える。
かなりデジタルズームしているらしく、ピクセルの角張りが見えているようだ。
当時東の空に夏の大三角のデネブ、ベガ、アルタイルが出ており、そのうちのいずれかが疑わしい。南南東低くに火星も出ているが、映像を見る限り赤い火星とは思えない。
ピラミッド型UFOだというが、映像を見る限りピラミッドというより鍋ぶただ。
東の夜空に見えたという。
——東の空の赤い星であれば、当時うしかい座のアークトゥルス(0等星)が14度の高さに出ていた。地球大気の影響でより一層赤く見えてもおかしくない。
しかしYouTubeの動画を見ると星ではないように見え、左側にも白っぽい点滅が見られる。
どのくらいの高さに見えたのかわからないし、動き方もわからないのでこれ以上は不明だ。
ステラナビゲータ10で再現した当時の空 |
2011年1月18日午前0時過ぎ 十勝地方幕別町
Yahoo!ニュースより |
東の夜空に見えたという。
実際の映像
北海道新聞 動画ニュースより
——東の空の赤い星であれば、当時うしかい座のアークトゥルス(0等星)が14度の高さに出ていた。地球大気の影響でより一層赤く見えてもおかしくない。
しかしYouTubeの動画を見ると星ではないように見え、左側にも白っぽい点滅が見られる。
どのくらいの高さに見えたのかわからないし、動き方もわからないのでこれ以上は不明だ。
2 件のコメント:
目撃のうちのほとんどのケースはやはり航空機の着陸灯の誤認かと思いますね、フライトレーダーのコース的にも。
ジグザグ飛行というのがどれくらいスピードのものなのかは気になりますが…
雅@運営者です
飛行機が一番あやしいですよね。
コメントを投稿