NHKより |
21日朝、静岡県浜松市西区坪井町の遠州浜海岸に、直径1.5mほどの鉄球のようなものが漂着しているのが確認された。
「機雷のようなものが打ち上げられている」という通報を受けた警察が駆けつけ、念のため半径100mを立ち入り禁止とし、機動隊の爆発物処理班が出動して調べた。
X線を使って調べたところ、中は空洞で爆発の危険性はないことが確認された。
御前崎海上保安署も「見たことがない」と話しており、これが何なのかはまだわかっていない。
付近の人の話では、この物体は1ヶ月以上前からあり、近づいて手で押してみたが重くて動かなかったという。
物体の正体について、東海大学海洋学部の山田吉彦教授は「沖漁礁に使われるブイではないか?」、現場を管理する浜松土木事務所は「アメリカなどで海中に設置した観測機器の目印としてのブイではないか」という。
海外でも関心が持たれる
中国の偵察気球の件もあってこうしたものに世界が過敏になっているため、この件は海外でも報じられた。
I originally thought that this was a hydrazine fuel tank from a rocket, but after seeing the close-up that shows the top hatch, and given that it just washed up out of the ocean, it looks more like a mooring buoy. https://t.co/yIXdMH9A1o
— Mick West (@MickWest) February 22, 2023
海外の著名な懐疑派もツイートで取り上げていた。
「ロケットの燃料タンクかと思っていたが、係留ブイのように見える」という
——奇妙な漂着物というとついついうつろ舟を連想してしまうが、こちらは中に誰かが乗っているようなものではなかった。
正体がはっきりしないまま撤去、処分されたようだが、やはりこういった不明なものに対してはついつい興味が湧いてしまう。2020年の仙台の謎の気球のように、後からあまりよろしくなかった物ということがわかって問題になることがないよう願いたい。
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