2025年3月8日土曜日

オリバー城のミステリーサークル映像

1996年8月11日、イギリス、ウィルシャー、ホニー・ストリート
Honey Street, Wiltshire, UK

概要

早朝の麦畑で、UFOによってミステリーサークルが作られる瞬間が、とうとう映像に撮られた!?

詳細


その日、ジョン・ウェイレイ(John Weyleigh)と名乗る男がホテルのパブで、早朝に目にした出来事を人々に語った。
そこはイギリス南部のウィルシャーのホニー・ストリートにあるバージ・イン(The Barge Inn)という小さなホテル。
ジョンは前の晩にオリバー城(Oliver's Castle)という名の古代の丘砦(きゅうさい/丘を砦にしたもの)に寝袋を敷いて夜を過ごした。
翌朝早朝、目を覚ました彼は、目の前の畑の上にいくつもの光の玉が飛び交うのを目撃し、寝袋のまま急いでビデオカメラで撮影したという。
その映像にはUFOだけでなく、一瞬にしてミステリーサークルが作られる場面も写っていた。
その日以来この映像をめぐる論争は激しさを増し、数週間後にジョンが姿を消してから一層ひどくなった。

ジョンの告白

ナショナルジオグラフィックの取材に答えるジョン・ウェイビ
約1年後の1997年、ジョン・ウェイビ(John Wabe)という男が、自分がオリバー城の映像を作ったことを認めて謝罪した。映像はオリバー城の西の端に座り、友人が撮影したという。
その朝早くドライブをしていてオリバー城の下にミステリーサークルを発見したため、彼はだますことを決めたというのだ。
彼は畑の映像を撮影し、ブリストル(Bristol)の自宅に急ぎ、映像に光の球を加え、再びウィルトシャーに戻ってパブに入ったという。

当初、当時の低いコンピュータによる映像編集技術で、手ぶれに対して不自然ではないUFO映像をどのように作ったのか疑問が持たれた。
しかしこれについては単純で、三脚を使って撮影した映像をスクリーンに投影し、光の球を映像に加えるとともに、スクリーンを撮影したので、手ぶれはその時に加えられたものだった。

詳細な撮影位置については、写っている木の位置から、もう少し北で、三脚も使われていないのではないかという説も出ているようだ。

現場周辺地図

左のマーカーがサークル出現地点
右は撮影地点

考察

構えたカメラのフレームにちょうど収まるように作られているのが不自然であり、合成映像であることは間違いないとされている。

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