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2024年8月27日火曜日

2018/8/13 愛知県蒲郡市のリング状UFO

フジテレビ「ぽかぽか」より
撮影場所をGoogleマップで3Dビュー
  • 撮影場所
    • 愛知県蒲郡市。蒲郡クラシックホテル2階バルコニーより撮影
  • 撮影日時
    • 2018年8月13日午後2時30分過ぎ
  • 撮影者
    • 佐藤直樹氏
  • 撮影状況
    • ホテルのバルコニーで友人と談笑中、友人が空に浮かぶリング状の銀色の物体に気づき、佐藤氏がiPhoneで動画撮影。
    • 教えてくれた友人が関心なさそうだったため、わずか8秒で撮影をやめた。
    • 10分ほど後に見るとゆっくり北に移動し、2時50分過ぎにはもう見えなかった。
  • 正体
    • リング状の凧(CircoFlex Kiteと呼ばれる)
    • UFOに間違えられた凧そのものを揚げていた方がブログで「私のCircoFlex Kiteが、月刊ムーでUFO認定されてしまいました」「そんなんでいいのか月刊ムー!!??」と発言
    • 別の日の記事でも「蒲郡市で揚げていて、ムーにUFO認定された凧」との記述
      凧を揚げていたご本人のブログより
雑誌ムー2019年1月号に掲載され、JSPS(日本宇宙現象研究会)の北島弘氏が画像解析したところ、円ではなく六角形をしているUFOだとわかったという。→オカルトまとめサイトで記事が紹介
同会代表の並木伸一郎氏も動画MUTube(ムーチューブ)内で不思議なUFOとして紹介。
2024年8月22日のフジテレビ「ぽかぽか」のUFO特集でも、ムーの三上編集長が紹介していた。

2020年5月7日木曜日

2020/5/7付 ミシガン州の怪光群

情報ソース:m LIVEufoofinterest.orgさんのツイート、Firefly Drone Shows社のFacebook
mLIVEのYouTubeより

最近ツイッターで、夜空に光体群が規則正しく動く動画が、UFOの大編隊として紹介されている。実はこれ、2018年に撮影されたドローン・ショーのテスト飛行であることがわかっている。

2018年4月1日の晩、グランド・ブランに住む27歳のKaylin Adamsさんが、車でミシガン州ホーリー(Holly)のグレンジ・ホール・ロード付近の州間道路75号線(I-75)を北上中、おびただしい数の光体が飛行するのを目撃し、撮影した。
アダムスさんがFacebookで動画を公開したところ、1日で7万回以上も再生されることとなった。


騒ぎを受けたFirefly Drone Shows社のFacebook
コメント欄で目撃者のAdamsさんが「ショーをありがとう」とやり取りしている。

このテスト飛行をしていたのはレイクオリオン(Lake Orion)にあるFirefly Drone Showsというドローン・ショーの企業だ。(社名のFirefly/ファイヤフライはホタルという意味)
これまでも何度か警察を呼ばれたことがあるという。
コンピュータ制御された複数のドローンを操り、空に絵やメッセージを表示させるこの手のショーは、ドローン技術の発達にともなって各地で増えている。
Firefly Drone Shows社のYouTubeより

——話題になった直後に正体がわかったものが今さらという感じなのだが、時々こういう過去ネタを持ち出して「不思議だ!」と騒ぐ人はいるものだ。それは広告収入欲しさや「いいね!」欲しさだったり。

2019年1月10日木曜日

2018/12/25付 ドイツの写真家がUFO墜落現場をCGで再現

情報ソース:Design You Trustカラパイア
Design You Trustより
Design You Trustより
「軍や政府は墜落したUFOと宇宙人に関する情報を隠蔽している」という陰謀論を支持しているドイツの写真家マーク・トラウトマン(Marc Trautmann)が、実写にCGを合成してUFO墜落現場のイメージ画像を作成した。
背景写真はアメリカのデスバレーで撮影したという。ソースサイトには上記2枚を含む9枚が掲載されている。

——カラパイアのコメント欄にもあるが、しばらくした後にこれが「本物の墜落現場の写真!」として紹介される可能性もあるので、予防の意味も含めて2枚ばかり紹介しておく。

2018年12月30日日曜日

2018/12/30 冬コミ3日め(31日)にUFO手帖を委託販売します

情報ソース:Spファイル友の会


(たぶん)平成最後のUFO同人誌「UFO手帖」のバックナンバーと新刊を、開催中のコミックマーケットの3日目(12月31日)で委託販売いたします。

  • UFO手帖 2.1
    • 特集:「カタチ」から入るUFO
  • UFO手帖 3.0
    • 特集:宇宙<そら>から来ないUFO

共に妖怪研究家・多田克己先生のサークル「もののけ学会」東ナ54b)に委託させていただくことになりました。
UFOに興味のある方、ぜひのぞいてみてください!

2018年12月29日土曜日

2018/12/28付 ニューヨークの夜空が青く染まったのは宇宙人襲来…じゃなかった

情報ソース:CNN.co.jp

27日夜、ニューヨークの夜空が突然青白い光に染まる出来事があった。
これはクイーンズ地区内の変電所で起きた、変圧器の爆発が原因だったことが判明。
ニューヨーク市警では「けが人や火災、地球外からの活動の証拠はない」とツイートした。

——日本でも東日本大震災の時に、仙台あたりの変電所がアーク放電を起こして同様の事態に陥ったことがあった。

2018/12/28付 砂浜にミステリーサークル出現!?

情報ソース:CNN.co.jp
CNN.co.jpより
イギリスのウェールズ南西、ペンブロークシャー海岸の砂浜に、ミステリーサークルが出現しているという。

これは実は地元の砂上アーティスト、マーク・トレーナー氏による作品で、ミステリーサークルにヒントを得て、熊手を使って砂に作ったのだという。

——よくこれだけ凝った模様を作れるものだ。
ソースサイトに他のデザインや作り方の手順が書いてある。
そういえば麦畑にできる本家ミステリーサークルの話題も、最近はほとんど聞かなくなった。

2018/12/29付 元CBA会員の本が出版される

情報ソース:ナチュラルスピリット(出版社)公式ページ

元CBA(宇宙友好協会)会員でUFO研究家の天宮清氏の著書「日本UFO研究史」が来年2019年1月20日に出版される模様だ。

日本最初期のUFO研究団体のひとつにして、後にカルト化して問題になったCBAの内実についてどのように語られるかは興味がある。

大災害が起きて宇宙人に救済してもらうため「リンゴ送れ、C」の合言葉で集結するはずであったが、当然その予言は外れたわけだ。その事についての総括なども個人的な書かれていないだろうか。

なお、大槻ケンヂと絶望少女達によるアニメ主題歌「林檎もぎれビーム!」はこの騒動をモチーフにした歌。

第1部 「真性UFO」とは何か、そして日本・海外での実例

第1章 CBA会員となった筆者が追い求めた「真性UFO」とは何か
第2章 筆者が「これは真性UFO」と判断する日本国内UFO事例20選
第3章 筆者が「これは真性UFO」と判断する海外UFO事例20選

第2部 海外のUFO研究史 ―「地球外仮説」「古代宇宙人来訪説」から「霊的世界からの干渉説」まで

第1章 キーホーの「地球外仮説」とオーベルト博士の「遠隔世界から」
第2章 ハイネック博士は様々な基準でUFOを分類した
第3章 フランスやスペインではどのように展開したか
第4章 旧ソ連―「UFO観測において大変優れた人々」による研究
第5章 英国の「クロップ・サークル」とブラジルのトリンダデ島事件
第6章 「コンドン委員会」と「古代宇宙人来訪説」

第3部 国内のUFO研究史―個性あふれる研究者たちと研究団体、そして研究の発展

第1章 空飛ぶ円盤の本が出版されるや、続々と研究団体が設立された
第2章 初期のUFO研究を支えた中心的人物たち
第3章 日本のUFO研究はどのように発展したか

第4部 CBA会員が語る「CBA内部で何が起きていたか」

第1章 CBAはどのようにつくられ、どんな活動をしていたか
第2章 松村雄亮自らがコンタクトし、「緊急事態」を告げられる
第3章 「トクナガ文書」と「1960年大変動」騒動
第4章 「原水爆は日本にもある」という情報から「H対策」採用へ
第5章 「ボード事件」と「リンゴ送れC」の真相
第6章 松村雄亮の「宇宙連合」とのコンタクトとCBAの古代研究
第7章 双眼鏡のみでの呼びかけ観測と子供たちとの「円盤観測」
第8章 ハヨピラ完成式典中に飛行物体が現れた!
第9章 21世紀になっても続けられるUFO調査

エピローグ―UFOとは宇宙を学ぶための窓

2018/12/29 発見らくちゃくのUFO回を検証

概要

霊感商法を行う男のデタラメなUFO呼びを、元JAXAを自称する男らによって科学的に認めたかのような放送をしてしまった悪質な番組。
当初は男性の再婚相手募集企画だったが、霊能者でUFOを呼べるということから内容がずれ出す。呼んだというUFOは素人でも正体がわかるようなものであり、視聴者から苦情が集まる。
それを受けて再度検証企画を放送するが、天文家らによる真っ当な指摘をきちんと放送せず、「信じない人は度量がない」といったひどい結論を出した。

情報ソース

FBS福岡放送 ナンデモ特命係 発見らくちゃく
2021年現在、🔗Amazon prime video で以下の3話を見ることができるようになったため(1ヶ月の無料お試し期間あり)、きちんと視聴した内容に加筆修正した。

詳細

霊媒師が呼んだUFOだという
発見らくちゃくより
FBS福岡放送で毎週月曜深夜0時54分から放送されている30分番組。視聴者からの依頼を受けてお悩みを解決する類の番組中でのいわゆる「UFO呼び」企画において、見過ごせないあまりにひどい誤りが見られたので、ここにきちんと指摘しておきたい。

※なお筆者は当記事公開後しばらくした2019年2月初旬に、番組AD氏より「一番論理的に説明しているから意見を聞きたい」として公式に連絡をもらいほんの少しだけやり取りをしたので、それによって得られた情報を元に少し修正した。
このページへの反映の許可については「上司の返事が曖昧だった」ということで、しばらくの間してこなかったが(それまでの情報だけでも十分指摘できたし)、何か問題になるような内容ではないし、4月9日の放送で筆者のように否定する人達が悪いかのような扱いだったことから、反映させることにした。

以下、特に記載のない画像は番組よりキャプチャーしたもの。

2018年12月25日火曜日

2018/12/24 ビートたけしの超常現象Xファイルを検証

2018年12月22日(土)にテレビ朝日系で放送された「ビートたけしの超常現象Xファイル」のUFO関係のネタをチェックしていきたい。
こうした行為に「夢がない」とか「嘘と知ってて楽しむもの」という意見もあることは知っているが、「嘘と気づかずそのまんま信じちゃってると思われる人」も少なからず見受けられる。簡単にわかる偽物や勘違いを本物とすることの方がよっぽど夢がない。誰かが一応でも指摘することは必要だと思うのだ。どうしても信じたままにしておきたい人は、わざわざこんなネットの隅っこのブログを読みに来なければいい。
特にキャプションのない画像は番組からです。

平成23年5月8日 東京都新宿区大久保駅付近 UFOの大群

「朝日新聞に電話してー! UFOだよー! 日本が大変ですよー! みなさーん!!」でおなじみの動画(笑)
正体はどう見ても風船
番組では「みなさーん」に「いらっしゃーい」と字幕をつけているが、どちらが本当かはこの際どうでもいいや。でもこの興奮して叫んでるおばさん、誰なんだろうね(笑)

2018年12月18日火曜日

2018/12/18付 22日からファンタスティックストア・ムー開催

情報ソース:ムーPLUSQeticマルイアネックス

ムーPLUSより
今週末12月22日(土)〜30日(日)まで、新宿マルイアネックス7階イベントスペースにて、おなじみのオカルト雑誌「ムー」の40周年を記念したショップ「ファンタスティックストア・ムー」が開催される。
UFOや宇宙人をはじめとしたオカルトキャラをモチーフにしたアパレル商品を中心に、アクセサリーや生活雑貨などを販売する模様。

開催時間は11時〜21時(日曜は20時30分閉店)、最終日は18時閉場。
入場無料。



——フラットウッズモンスターや捕まった宇宙人の帽子などはちょっとそそるアイテム。
目玉商品がフラモンの等身大ポスターで、ちゃんと10フィート(約3m)の縦長ポスター。オールドタイプとメカタイプの2種類が用意されてるが、メカタイプはもっとちゃんと目撃者達の証言によって書き直された、あのメカメカしたものであってほしかった(苦笑)

2018年11月30日金曜日

2018/11/30 UFO手帖3.0通販開始

情報ソース:Spファイル友の会


筆者も寄稿しているUFO同人誌「UFO手帖 3.0」(Spファイル友の会)の通販が開始されました。以下のネットショップで購入することができます。

今回の特集は宇宙(そら)から来ないUFOとして、ETH(地球外起源仮説)以外のUFOを取り上げています。

通販ページ

紳士の社交場Spファイル友の会がお送りする、年に一度の大放出。
これに先駆けて販売された文学フリマでも売れ行きが良かったので、品切れになる前にぜひともお求めください。
筆者はまた「ブルーブックはつらいよ ルッペルト、ライトパターソン慕情」などの記事を寄せています。

2018年11月29日木曜日

2018/11/27付 火星探査機インサイト、火星に着陸

情報ソース:BBC NEWS JAPANNASA インサイト公式ページ

インサイトが送ってきた画像
NASAより
NASA/JPL-Caltech
日本時間27日午前4時53分、NASA(米航空宇宙局)の火星探査機インサイトが火星のエリシウム平原に着陸した。
インサイトは火星の内部構造の調査を目的としており、火星に起きる地震の調査、火星の活動具合を調べるため最長5mの穴を掘り地温を測る、無線通信を使って地軸の揺らぎを正確に測定するという実験を行う。

まだカバーをつけたままの状態ではあるが、着陸後さっそく写真も撮影して送られてきている。

2018年11月25日日曜日

2018/11/20付 実録! 天井裏に宇宙人!?

情報ソース:YouTube、カラパイア


インドの建設現場で天井裏をのぞいたところ、2体のグレイタイプの宇宙人が立っていたという衝撃の動画がネット上で話題になっている。

2018年11月24日土曜日

2018/11/21付 豊島区上空にUFO?

情報ソース:ツイッター、ねとらぼTOCANA

豊島区から怪しく光る飛行物体が撮影され、話題になっている。
光体は豊島区の南南西から目撃されたとされる。11月20日の夕方4時40分頃に気づき、52分から撮影を開始したという。
先端の尖った特徴的なビルはJR代々木駅前にあるNTTドコモ代々木ビルだろう。時計の文字盤が光っているのが見て取れる。
ネットの記事では「豊島区上空」となっており本稿もそれに倣ったが(主にネット検索上の都合で)、豊島区の南南西から代々木方面を撮影しているようなので、UFOがあるのは豊島区ではないだろう。雲の下にあることから、まずこれが天体でないことはわかる。

2018/11/20付 宮崎県に木のミステリーサークル?

情報ソース:宮崎日日新聞秒刊SUNDAY



宮崎県日南市北郷町郷之原の山林に、樹木が同心円状に並んだ二つの怪しげな場所が確認された。直径は60mほど。
正体は杉の木の成長の違いを調べるために、同市の森林管理署が密度を変えて植えたものだ。中心の木の高さが外側よりも最大5m低いが一般的には差ができないはずで、こちらの方が謎だという。

——成長の違いがあるからこそ密度を変えて試験しているんだと思うのだが、「差ができないはず」というのもなんか変な感じだ。それとも理論と現実の違いを研究しているわけか?
現場は住所で検索したところよりもずっと北の山の中だったので、ずいぶん探してしまった。
そういえば最近はミステリーサークルのニュースもほとんど聞かなくなった。本場イギリスでも飽きられていたりするんだろうか?

2018年11月23日金曜日

2018/11/22付 新刊・UFO手帖3.0、週末の文学フリマから発売開始

情報ソース:Spファイル友の会


筆者(雅)も寄稿しているUFO同人誌「UFO手帖」の第3号が完成し、今週末25日(日)に開催される第二十七回文学フリマ東京(東京流通センター)を皮切りに発売を開始します。

今回は「宇宙(そら)から来ないUFO」を特集し、ETH(地球外起源説)以外のUFO(地球内部や海中に起源を持つとされる)をクローズアップします。

筆者は主に「UFOと音」、連載の「ブルーブックもつらいよ」を執筆しました。

また、UFO文化研究書として評価の高い「何かが空を飛んでいる」の著者、稲生平太郎こと横山茂雄氏が過去に近代ピラミッド協会の会誌に発表された記事を再掲しています。

内容や文学フリマ会場などについては上記の情報ソースサイトでご確認ください。
通販などが決まったらまたこちらで告知します。

2018年11月20日火曜日

2018/11/19付 防衛省に宇宙部隊を新設

情報ソース:朝日新聞DIGITAL日本経済新聞

日本の防衛省が、2022年度をめどとして陸海空自衛隊の統合運用する宇宙部隊を設置する方針を固めた。これはロケットや人工衛星の残骸であるスペースデブリや、他国の不審な衛星の監視をするものだという。
宇宙部隊は東京の航空自衛隊府中基地に設置される予定といい、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携して宇宙状況を監視、スペースデブリなどの情報は米軍とも共有する。

6月にはアメリカのトランプ大統領が、同様に宇宙軍を創設すると発表して話題になった。防衛大綱の与党ワーキングチーム座長の小野寺五典前防衛大臣も、19日の都内での講演でアメリカの宇宙軍の計画に触れた上で日本での設置について述べており、日本の動きがアメリカの動きに追随したものと考えられる。
小野寺氏は、本部隊による敵基地攻撃能力については見送られるという。

——パンスターズ計画や、日本にもあるスペースガード協会のように、小天体の地表への衝突に備えるような運用はされないんだろうか。
デブリへの対応はともかく、宇宙空間まで各国に軍事利用されるのは悲しいことだ。近い将来火星に移住するなんて話もあるのだし、人類の愚かさを宇宙にまで持ち出さないでほしい。

2018年11月14日水曜日

2018/11/13付 アイルランド沖にUFOか!?

情報ソース:BBC NEWS JAPAN

Flightradar24が再現した2機の飛行コース

現地時間11月9日午前6時47分頃、カナダのモントリオールからイギリスのヒースロー空港に向かうブリティッシュ・エアウェイズの操縦士がアイルランドの南西沖で、機体左方にとても明るく光る物体を目撃した。それは高速で北に進路を変えた。物体は衝突してくる様子はなかった。
操縦士は、シャノン空港の管制室に付近で軍事訓練があったかどうか確認の連絡をした。

別のヴァージン航空の操縦士も、同じ軌道の複数の非常に明るい物体を目撃し、隕石か大気圏に再突入した物体(人工衛星やスペースデブリなどか?)ではないかと話した。
速度はマッハ2くらいだったという。

アイルランド航空局(IAA)は報告を受けて調査を進めているという。


目撃場所はアイルランドのトラリーの西側だ

——「北に進路を変えた」というと、たとえば航空機では考えられない鋭角ターンをしたかのようにも聞こえるが、そもそもどちらの方向から飛んで来たのかが書かれていないのでわからない。
気づいたそのまま北に向かったんだとすれば、やはり流星などの可能性が高いように思われる。

2018年11月13日火曜日

2018/11/7付 オウムアムアはやはり宇宙人の探査機?

情報ソース:arXviハフィントンポストAFP BB NEWS

ローブ教授らの論文(部分)
arXivより
昨年10月、史上初めて観測された恒星間天体(太陽系外、別の恒星系からやってきた天体)と思われるオウムアムアについて、ハーバード大学のエイブラハム・ローブ教授らは「異星人が作った探査機のライトセイル(ソーラーセイル)だったかもしれない」という論文を寄せた。
論文は10月26日に論文投稿サイトarXivに掲載されたもの。最終的には12日の英学術誌「アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)」に掲載されるという。

オウムアムアは実は別の恒星系からはじき出された彗星だったという結論が出たと思ったのだが、その後やはり彗星にしては太陽に接近してもガスを放出しなかったなどとして、改めてその正体についての疑義が挟まれている。
「観測された加速が彗星活動の結果である可能性が最も高いと結論づけたが、オウムアムアは彗星活動の兆候もなく、尾もガスの放出も観測されていない」
「人工的な起源を考えると、高度なテクノロジーで作られたライトセイルというのが一つの可能性だ」
「より風変わりなシナリオとしては、異星人が意図的に地球付近に向けた探査機だったのかもしれない」

ライトセイル(ソーラーセイル)とは太陽から発せられる光や微量のイオンなどを大きな帆に受けて推進力とする宇宙船で、日本の宇宙機関JAXAのIKAROSによって実証に成功している。

論文に対しては他の学者達から「ほとんどの研究者は地球外生命体が存在するという説得力のある証拠があって欲しいが、これは違う。不確実性の大きい数字に基づいているものがある」といった反論も出ている。

——ローブ教授らも可能性の一つとして考えているだけで断定しているわけではないようだが、こうした説が出てくる背景には科学者が一概に地球外知的文明を否定したがっているわけではないことがうかがえる。
科学者も本当は地球外知的生命体に存在して欲しいのだが、その証拠がないから今までのいわゆるUFO/宇宙人事件は否定せざるを得なかったというわけだ。
肯定的な説に対しても、他の研究者達が厳しい目で精査を加えているのも科学的な態度だ。
オウムアムアに限らず、いつか多くの科学者をうならせる証拠が見つかることを期待したい。

2018年10月30日火曜日

2018/10/30付 探査機が太陽に史上最接近

情報ソース:AFP BB NEWSNASA

2017年の太陽(筆者撮影)
8月に打ち上げられたNASAの太陽探査機パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)が、日本時間30日午前2時に太陽に最接近した人工物の記録を更新したと発表した。
これまでの最接近は1976年4月に太陽探査機ヘリオス2(アメリカと旧西ドイツの共同開発)が達成した4273万kmで、今回それよりも接近したという。
また同じくヘリオス2が記録した探査機の飛行速度最速記録(時速24万6960km)も、日本時間30日午前11時54分頃に更新すると見られている。

パーカー・ソーラー・プローブが最接近するのは2024年で、太陽表面から616万kmになるという。

——太陽から水星までの距離が約5,791万km(0.38710天文単位)なので、その10分の1ほどまで接近することになる。
AFPBBの記事では2024年に616kmまで近づくと書かれてあったが、それじゃまるっきり太陽表面だ。太陽に突入させる考えだったとしても、そこまで接近しないうちに溶けて蒸発してしまう。
NASAの発表ではちゃんと3.83 million miles(383万マイル≒616万km)と書かれている。