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2017年2月4日土曜日

2016/12/31付 月面にウナギの骨!?

情報ソース:UFO Sighting DailyTOCANA

我々は月面にウナギの骨を発見した!?
GoogleEarthの機能の一つであるGoogleMoonで、月面にウナギの骨のようなものが写っているのが見つかった。
見つけたのは…まあ…いつもの…台湾在住の自称UFO研究家スコット・ウェアリングらしい。さすがにウナギの骨でなく、宇宙人の構造物と言っているようだが。
場所は月の経緯が  3°53'10.16"S、 17°34'4.08"Wで、アポロ14号の着陸地点から7kmほどの近さである。
検索してそこに移動すると、たしかに長細くトゲトゲした物が映っている。

周辺にもいっぱい
——その周辺を見ると、同じような白い筋が10以上も存在している。それの垂直方向に一定間隔の筋、さらに白い小さな十字形も無数に見つかる。
ただの撮影時か合成時の目印のようなものが残ってしまったんだろう。

2016/12/16付 月面を通過するUFO?

情報ソース:FOX NEWS ScienceTOCANA

12月3日に撮影された、フロリダ州マイアミ天文台の望遠鏡によるライブ映像に映っていたというもの。
月面を黒い円形の物体が横切っているのが映っている。


——おそらくは望遠鏡の手前、地球の空を鳥か何かが横切ったものだろう。

物体が月面付近にあるのなら影が落ちてもいいはずだが、それも見られない。
このことから物体は月面付近にないことがうかがえる。

月面が地球の大気のせいで揺らいでいるのに対し、物体はほとんど揺らいでいるように見えない。
このことからは地球の大気の揺らぎの影響を受けない、望遠鏡の比較的近くにあることがうかがえる。(ただし、これは物体の動きが速いので断言できないが)

遠い月にピントが合っているため、望遠鏡の前を横切る物体はピンボケして丸く写る。
同様にカメラの露出が明るい月に合っているため、前を通る物体は黒く写る。

TOCANAでは人工衛星説も紹介されているが、人工衛星の軌道なら月面とほぼ同じピント位置で写ると思うので、おそらくはもっと手前の物体だと思う。

2017年1月6日金曜日

2016/12/24付 スロバキアのケムトレイルとUFO?

情報ソース:YouTube、TOCANA

12月16日、飛行機が雲を残しながら通過した後、上空に強く光る発光体の映像が撮影された。

撮影者やスコット・ウェアリングは飛行機の残した雲をケム・トレイル(陰謀論に出てくる「健康障害を起こすために飛行機によって散布される有害な化学物質」)であるとし、発光体との関連も指摘している。

——飛行機の残した雲はただの飛行機雲だろう。そもそもケム・トレイルなんてもの自体ないのだが、仮に有害物質を撒いているとして飛行機雲とどう区別をつけるのか。
光体は撮影時刻と方角がわからないが、夕方の南〜南西の空であるなら金星だ。金星は当日はマイナス4.2等級という明るさでとても強く輝いていた。
縁が緑に映っているのはよくわからないが、レンズのコーティングなどによるものかも知れない。

2016/12/22付 月のクレーターに球形UFO!?

情報ソース:YouTube、TOCANA

月面のクレーター中央に、球形UFOのようなものがあるのが撮影されたという。

——調べたところ、これはテオフィルス(Theophilus)クレーターだった。
UFOだとか、TOCANAでサイヤ人の宇宙船ポッドとか言ってるのは、単なる中央丘だ。
iOSアプリMoonGlobeHDより
とてもバカバカしい。

2017年1月5日木曜日

2016/12/3付 珍しいドーム型の霧!

情報ソース/The SunIRORIO

The Sunより
12月2日の朝8時、英国は北ウェールズのトレマイルヒオン(Tremeirchion)で、教師のハンナ・ブランドフォード(33)がドーム型の霧を発見し、写真に収めた。
彼女はこのような霧を見たことは初めてだという。
霧は10分ほどで平らになり始め、広い範囲を覆ったという。
気象予報官によればこれは極めて稀な現象で、地上の熱源(おそらく農業用の温かいため池など)が起こしたものではないかという。
ネットではUFOの基地などという声があるという。
——面白い現象だ。こういったものを着陸したUFOと思い込み、後付けで宇宙人との遭遇の偽記憶が加えられ、事件となってしまうこともあるのかもしれない?

2016/12/4付 赤坂上空の怪飛行物体

情報ソース:TOCANA


実際のストリートビュー
マウスなどで拡大できます
TOCANAが読者から寄せられた情報として、グーグルマップのストリートビューで、東京の地下鉄赤坂駅2番出口上空に奇怪な物体が写っていることがわかった。

——これはテレビのワイドショーでも取り上げられていたが、鳩だということがわかった。
明るさを調整すると尾羽の模様が見える
上部の扇型の部分が尾羽、下の両側が翼、その間がくちばしだ。
鳩とわかりづらいポーズを取った瞬間に写ったこと、見上げる位置のため上下が逆になったこと、空を背景にシルエットになったことなどが重なって奇怪なものに見えてしまったわけだ。
また、テレビでは高い位置を飛んでいるのに大きすぎるというコメントをしていた出演者がいたが、背後のビルの最上階と同じ位置に写っているからといって、同じ高さを飛んでいるわけがない。鳩の方はもっとずっと下を飛んでいるわけだ。一種の目の錯覚とも言える。
思いもしない瞬間の写真というのは、UFOの誤認にも通じるものがあると思う。

2016/11/22付 女子高生撮影の光体、世界的に話題に

情報ソース:ツイッター、TOCANAMailOnlineIRISHMirror


2016年11月22日早朝5時59分、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、津波警報が出され、騒然となったのも記憶に新しい。
その約20分後に16歳の女性が撮影したという光体の動画が、海外の一部メディアで、隕石ではないかとして報道された。
撮影者のあっすーさんは「隕石じゃない」と推測している。

——残念ながらこれは飛行機雲だろう。ショートコントレイル(短い飛行機雲)と呼ばれる、できたそばからすぐに消えてしまう飛行機雲だ。
飛行機のフライト情報を地図上で確認できるアプリPlaneFinderHDを使って、当時の付近の飛行状況を確認したところ、ちょうどその時刻にシカゴからアンカレッジに向かうキャセイ・パシフィック航空のボーイング747-8が、撮影場所の群馬県沼田市の東の空を飛行していたことがわかった。
この類のアプリは、すべての航空機を捕捉しているわけではないが、時刻と位置関係(空が明るいので東の方だと思われる)からおそらくこの便だと思われる。
大きな地震と見慣れない現象。つい結びつけてしまいそうだが、ぜひ慌てず冷静に確認するようにしてほしい。
この女性は必要以上に大騒ぎせず、賢明な対応だったと思う。
これを機に、こうした飛行機雲があって不思議な現象とよく間違われていることを知識として知ってもらえれば幸いだ。

2016/11/20付 カリフォルニアで謎の発光体?

情報ソース:MUFON(Case Number80430)、TOCANAUFO Sighting Daily

MUFONより
撮影日時2015/07/01 20:01:47
2015年7月1日正午頃、カリフォルニア州の道を車で走行中、岩の上に小さな発光体を認めた運転者が車を止めて写真を撮影したところ、それは大きくなって瞬く間に見えなくなったという。
写真には長く写る白い筋と、小さな二つの発光体が写っている。

——画面全体の色合いから見て、車のガラス窓越しに撮影したものだろう。
MUFONより
撮影日時2015/07/01 20:01:44
MUFONにはもう一枚、光体が写っていない写真がアップされており、Exif情報を見たところ撮影日時が20:01:44となっていた。問題の写真の3秒前に撮影したものだ。
注意:撮影時刻が20時というのは筆者のパソコンに取り込んで確認したものだが、カリフォルニアのサマータイムシーズンとの時差16時間を考えると、朝4時の撮影ということになってしまう。写真から見てさすがにそれはあり得ないだろう。
7月1日12時の撮影なら、日本では7月2日4時と表示されるはずと思うのだが。撮影したカメラ(Canon PowerShot G12)の設定時刻がいちじるしくずれていた可能性以外わからなかった

後の写真の方が岩に近づいて撮影されているが、レンズの焦点距離は約12mmのままなので、ズームして撮ったものではない。
止まって撮影したとあるが、せいぜい徐行程度で車を進めながら続けて撮影したのだろう。
車内もしくは車外の光が窓ガラスに反射して飛行物体のように見えたので、徐行しながら撮影したところ、1枚目は写らず、3秒後に撮影した2枚目に再び光が反射して窓に写り込み、それを撮影した。
車は進み続けていて光の角度も変わったため、あっという間に写り込みは見えなくなった。
…とそれだけの話だろう。
岩の上の発光体もその下の長い発光体とも、上の方が薄い緑色、下の方が白い光になっている。これは反射の加減で上下二重に写っているのだと思われる。

スコット・ウェアリングは相変わらず「これは地下4〜5kmにある基地から飛び立ったものだ」などとアホなことを言っているようだ。
また撮影場所をエリア51付近を走る、Extraterrestrial Highwayとも呼ばれる国道375号ではないかと言っている。しかしそれは隣のネバダ州であり、カリフォルニア州ではない。(カリフォルニアにはそれに通じる道は延びているが、名前は国道6号だ)
要するにこの男の言うことは相も変わらずメチャクチャなのだ。

2017年1月3日火曜日

2016/11/1付 鳩山元首相、UFO研究機関の設置を求める

情報ソース:スポーツ報知

テレビ朝日系で10月31日深夜11時15分〜放送された「橋下×羽鳥の番組」に出演した鳩山由紀夫元首相が、「日本にUFOを研究する機関はあるのか?」という問いに「宇宙人は私です」と冗談を言いつつ、「日本で研究しているところはない。いるいないは別にして、研究するくらいの価値はあると思う。」と述べた。

——実際の番組を見ていないが、テレビのバラエティであるから真剣にとっちゃいけない。もっともこの人の場合、首相時代の公的発言も真剣に取れないことが多々あったと思うが…(苦笑)

2016/9/1付 マレーシアに巨大UFO?

情報ソース:YouTube

マレーシア上空に巨大なUFOが出現し、映像に収められたと現地のニュースで紹介されたらしい。

——これは背景(特に手前の木)が過去に何度も使いまわされているもので、木がCGだとわかっているバレバレのものだ。場所もメキシコだったり中国だったりエジプトだったりしている。
そもそもこんなものが実際に現れているのに多くの目撃者が出てこず、世界的に騒がれないわけがない。
エジプトのUFOとして紹介された時の映像

2016/8/30付 アイルランドのUFO写真!?

情報ソース:MUFON(Case Numberに78723を入力)、TOCANA

MUFONより
8月24日早朝6時45分、アイルランドのDonegal郡の宿泊施設(ホリデーホーム)において、日の出の写真とビデオを撮影したところ、一枚だけ奇妙な物体が写った。
その時は撮影したiPhoneのカメラが壊れていたのだと思ったという。

——どうやら目でも見ていないようである。
気づいたのは、物体の輪郭に合成されたような不自然さがあることだ。
また以下に示した山、屋根のあたりも不自然である。
推測されるのは、これはiPhoneのパノラマ機能を使って撮影されたもので、合成がきれいにいかず、このような画像ができてしまったということだ。
Googleのストリートビューのパノラマ写真を見てもわかるとおり、複数枚の写真を完全にきれいなパノラマ写真に合成するのは難しい。
なお、オリジナル写真には撮影地のGPS情報を含む情報がそのまま付いており、撮影したのはiPhone5cだということもわかった。

2016/8/30付 地球外文明か? 深宇宙からの強い信号検知

情報ソース:AFPBB NEWSWIREDEXOK(京都大学の系外惑星データベース)

ロシアの電波望遠鏡RATAN-600が、ヘラクレス座の領域にある約95光年離れたHD164595という恒星の方向から届いたとされる、11GHzの強い信号を検知したことが明らかとなった。
天体現象であれば持続時間はせいぜい10ミリ秒ほどが、今回検知されたのはそれより長かったという。
研究者らはこの信号について「地球外文明の仕業と主張する人はいないが、さらに調査する意義がある」として、常時監視を呼びかけているという。
この恒星系には最低でも一つの惑星(HD164595b)が確認されている。

——文明からのものにせよ、天体現象によるものにせよ、興味がそそられる。

2016年12月25日日曜日

2016/12/24付 オリオン大星雲に超巨大UFO!?

情報ソース:TOCANAHUBBLESITE(ハッブル宇宙望遠鏡のオリジナル画像)
超巨大葉巻型UFO?
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したオリオン大星雲の写真に巨大な葉巻型UFOが写っているとしてYouTubeID:UFOvni2012が発表している。
ハッブル宇宙望遠鏡のサイトより
同者によれば自分の望遠鏡で撮影したところ、超巨大葉巻型UFOのようなものが写ったという。

——まずハッブルの撮った写真の方は、原始惑星系円盤(protoplanetary disks)だ。
NASAのサイト
SEDS(学生向け天体観測啓発団体)のサイト
オリオン大星雲は星のゆりかごと呼ばれるほど新しい星がどんどん誕生している場所で、ガスが濃密に集まって中心の恒星と周囲の惑星が生まれつつあるのが原始惑星系円盤だ。
おそらくはそのガスの渦をほぼ真横から見ているのだろう。

次にUFOvni2012が撮影したのは人工衛星だろう。筆者もそういう写真はよく撮る。
地球の周囲には非常に多くの人工衛星が飛び交っており、天体を長時間露光(といっても数秒程度から)して写真を写すと、わりと簡単に人工衛星の光跡を写すことができる。
筆者撮影
下の方に人工衛星の光跡が写っている。
オリオン星雲付近は静止衛星ばかり
ステラナビゲータ10より
特にオリオン大星雲のあたりは静止衛星の軌道に重なっており、実にたくさんの静止衛星が存在する。
そのため赤道儀で天体を追尾しながら何秒間も撮影すると、写野の中の静止衛星が光跡として写る。
静止衛星は地球の自転と同方向に飛行しているため、地球との位置関係は変わらないが、地球の自転によって天体の方が西に動いて行くので、それを追尾しながら撮影すると静止衛星が西から東に動いているように写るのだ。

UFOvni2012も、一緒になって騒いでる毎度おなじみ台湾在住の自称UFO研究家スコット・ウェアリングも、TOCANAも、これくらいのことは簡単に調べられるだろう…と。

2016年9月27日火曜日

2016/9/27付 エウロパに水の噴出を確認!

ハッブルの写した写真に、探査機ガリレオとボイジャーのエウロパの写真を重ねたもの
NASAより
NASA(アメリカ航空宇宙局)が木星の衛星エウロパに関して驚くべき発表をするといっていた内容が、日本時間未明(現地時間午後)に発表された。
それによると、ハッブル宇宙望遠鏡の紫外線カメラでエウロパを撮影した写真に、エウロパから噴出する水のシルエットが写っていたことがわかった。
その写真は2014年1月26日に木星の前を横切るエウロパを撮影したもので、エウロパの下部から何かが噴き出しているのが写っていた。
NASAより
実際の写真を動画にしたもの。右の少し大きい黒い円はエウロパの影だ。
ハッブルサイトより
以前からエウロパの地表を覆う氷の下には、海が広がってるのではないかと推測されていた。
根拠として、エウロパの地表には無数の筋が走っているのだが、これは木星の潮汐力で地表がひび割れ、中の液体が噴出した後が固まって山脈のようになったものではないかという。
太陽から遠く離れているため受ける熱量は地球と比べかなり少ないが、内部に海があるのは、木星の潮汐力による衛星の変形によって生じた熱によるのではないかと考えられている。
地下に広大な海があるなら、そこで原始生命が生まれている可能性もある。
NASAにはエウロパ探査計画Europa Clipperがあり、2020年代に打ち上げ予定である。今後の調査に期待をしたい。
発表前日のNASAのツイッター。
「月曜日、木星の衛星エウロパについての新たな発見について発表します。ネタバレ:宇宙人じゃありません。」(笑)

2016年9月25日日曜日

2016/9/24付 NASA、エウロパについて驚くべき発表を予告

情報ソース:AFP

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、木星の衛星エウロパについて、26日に「驚くべき発表」を行うと告知した。
木星の4大衛星の一つで、表面を覆う氷の下に液体の海が存在し、生命体がいる可能性について期待が持たれている天体だ。
今回の発表は、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した表面の画像に基づいたものだという。
発表がおこなわれる記者会見は、日本時間では27日午前3時となる。

——以前、NASAが地球外生命体に関する重大な発表として発表されたのは、猛毒のヒ素を取り込んで生きていける微生物に関してだった。つまり、通常の生命体とは別の組成で生命が生きていることが明らかになったものだ。
科学的には重大ではあったが、一般人にとっては肩すかしを食らったような発表だったこともたしかだ。はたして今回の発表はどんな内容だろうか? 楽しみだ。

2016年9月24日土曜日

2016/9/21付 中国の宇宙ステーション来年落下予定

情報ソース:IRORIOUPI
人民網より
中国の宇宙ステーション(軌道上実験モジュール)「天宮(てんぐう)1号」が制御不能になり、来年後半に地球に落下するだろうと中国政府が発表した。
中国当局では、大気圏突入時にほとんどが燃えてなくなるというが、宇宙物理学者のジョナサン・マクダウェル教授は天宮1号のエンジンが大きいために完全に燃え尽きることはないと語る。制御不能のため、落下地点の予測もできない。
現在も天宮1号の制御回復に努めているという。

——この天宮1号、ツイッターで上空通過予定が知らされるため、筆者(雅)も実際に双眼鏡を使って見たことがある。といっても一度だけだが。
空を小さな光点が線香花火のような火花を出しながら通過していて、とてもきれいだった。
きれいではあったが、今思えば空気のないところでなんで火花なんて出していたんだろうか? もしかしたら高度が低くなって大気との摩擦のせいだったんだろうか?
ツイッターのお知らせでは肉眼でも見えるように言っているのだが、この時以外はいくら探しても見えることはなかった。
…と、ここまで書いてきたが、もしかしたら熱帯降雨観測衛星(TRMM)の方だったかもしれない。不正確でスマン。
いずれにせよ、火花を出す人工衛星を見たのは今のところあれきりである。
いつどこに落ちるかわからないようなので、みなさんお気をつけて。

2016年9月8日木曜日

2016/8/24付 太陽系から一番近い恒星に惑星発見!

情報ソース:ESOアストロアーツengadget

太陽系に最も近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリを公転する惑星が発見されたと、ヨーロッパ南天天文台(ESO)が伝えた。
見つかった惑星「プロキシマb」は地球と同じ岩石惑星で、約11日という短い日数でプロキシマの周囲を公転している。
プロキシマからの距離は太陽〜水星間の10%程度ととても近いが、プロキシマが太陽よりもずっと暗い星なのでプロキシマbが受ける熱エネルギー量も少なく、液体の水と生命存在の可能性があるハビタブルゾーンに位置するという。
ただしプロキシマからの距離が近いために強い放射線を受けている可能性があり、過酷な環境と想像されるという。
大気存在の有無やその組成などの問題もあり、すぐに生命、ましてや知的生命体を期待できるものではないが、今後の調査に期待が持てる。

ケンタウルス座にあるプロキシマ・ケンタウリは太陽系から4.2光年と最も近い恒星で、三重連星を形成しているアルファ・ケンタウリA、同Bとともに、太陽系から最も近い恒星系として知られる。

2016年9月7日水曜日

2016/8/31付 ニュージャージーの空飛ぶ円盤写真


情報ソース:MUFON(Date of Eventに2016/8/12を入れてSUBMIT)、UFO SIGHTING HOTSPOTTOCANA
MUFONより

8月12日、ニュージャージー州ベイヨン(Bayonne)で、暴風雨の直後に撮影した空の写真を取り込んだところ、撮影時には気づかなかった二つの飛行物体が写っていて撮影者を驚かせた。
拡大してみると、右の物体は明かりか窓のような部分が三つある。

——ソースサイトでは、どうやら左の小さいのが軍の戦闘機で、それを右のUFOが追いかけていると推測しているところもあるが、左の物体でも戦闘機かどうかははっきりしない。
右の物体はたしかに円盤っぽいが、先入観で円盤型に思い込まないほうがいいだろう。
二つの物体ともども、撮影時は気づいていないというので、よほど気にもとめないような虫などか、光学的な現象の線も考慮したい。
デジタルカメラではシャッターの機構から、高速で動く物体を写すと奇妙な像が撮影されることもある。ひと頃流行ったスカイフィッシュなどもその類だ。
窓越しに写して、室内の物体が写り込んだ可能性は一見低そうではあるが、詳しい撮影状況がわからないのでなんとも。
なかなか不思議な写真ではある。

2016/9/6付 スペースX社のロケット爆発はUFOのせい?

情報ソース:TOCANA
9月1日に、アメリカで打ち上げられる予定だった、スペースX社の無人ロケット「ファルコン9」が、打ち上げ前の燃焼試験中に大爆発を起こしてしまった。
その爆発の瞬間の映像に、画面を高速で横切る物体が写っているとして、爆発はUFOの攻撃によるものではないかと、一部の陰謀論者によって囁かれている。

——たしかに爆発の瞬間に高速で横切る物体が写っているが、それまでもさんざん画面内を鳥だか虫だかのようなものが飛び交っている。
明らかに羽ばたいている鳥とわかるものもあるが、カメラに近いところをピンボケで飛ぶ虫らしいものも多い。
爆発の瞬間に偶然写っていたからといって、それがロケットを攻撃したと決め付けるのは無茶な話だ。攻撃している様子がとらえられているならまだしも、くだらない言いがかり以外の何ものでもない。

2016年9月6日火曜日

2016/7/7付 NASAの長官、宇宙人の存在を信じる

情報ソース:スプートニク

NASA(アメリカ航空宇宙局)のボールデン長官(Charles Bolden)が、「他の惑星に生命が存在する可能性は高く、人類がある時、地球外で未知の生命体を発見すると心から信じている」と述べた。
UFOと宇宙人が隠されているというエリア51については、「軍事基地であり、過去も今も宇宙人がいたことはない」と述べた。

——地球外の生命体(知的なそれとも言っていないようだ)の存在を信じ、エリア51についてもUFO、宇宙人との関連を否定する、至極当たり前の内容だ。