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2025年4月30日水曜日

2025/4/30 正体判明! イラクのくらげ型UFOは風船

イラクの基地を漂うくらげ型UFOと呼ばれるもの
AAROサイトの動画より
米国防総省のUAP調査組織 AARO(全領域異常解決室)はX(旧ツイッター)を更新し、2017年10月1日にイラクのアル・タカドゥム(Al Taqaddum)空軍基地付近で撮影された奇妙な形の飛行物体について、「部分的にふくらんだ風船と完全にふくらんだ風船の集合体であると推定している」とポストした。
物体の映像は基地の上空低い高さをふわふわと横切る物体が写っており、2024年1月にUFO研究家ジェレミー・コーベル(Jeremy Corbell)がくらげ型のUFOとして公開すると、話題になった。
ジェレミー・コーベルのYouTube

AAROのサイトにはすでにこのUFOに関するページ(→Al Taqaddum Object)があるが、より詳しい分析については近日中に公表するという。

——科学ライターでUFOや陰謀論の批判者であるミック・ウェストは当初から風船であることを示唆していたようだ。人知を超えた動きをするわけでなくただ空を漂っているだけなので、たしかにいくつもの風船がからみあって風に流されていると考えるのが自然だ。
筆者は最初に公開された短い動画を見て、ほとんど物体が形を変えていないことからレンズかその前にあるカバーに付いた汚れの可能性も考えた。

昨今のUAP騒動の引き金になった米海軍撮影のUAP動画をはじめ、赤外線撮影されたモノクロの色・形がわかりにくい動画ばかりだ。もし色・形がわかる可視光で大きく撮られた映像であったなら正体も一目瞭然で、こんなに長い期間騒がれることもなかったろう。
これは遠くの小さな点にしか見えないようなものが多いこれまでのUFO写真、動画と同様、「不鮮明だから不思議なものに見える」だけなのだ。
本当に不思議なものが存在する可能性までは完全否定しないがその確率は著しく低く、実際はなんでもないものの見間違えであることがほとんどだろう。やはり白昼、不特定多数の大衆の目の前に明らかに奇妙な姿、動きの物体がドーンと現れたケース以外は(そんなものはかつて一度もないが)誤認やインチキを疑うべきなのだ。

2024年12月29日日曜日

2024/12/29 今夜、幻解超常ファイル年末スペシャル

年末恒例となったNHKBSの幻解!超常ファイルスペシャルが今年も放送される。
昨年はBSプレミアム4K放送が先行し、BS2K放送は数日遅れたが、今年は今のところ2K放送のみのようだ。

12月29日(日曜)午後9:00〜10:30 NHKBS

最新第6弾!衝撃ふしぎ映像を徹底解明!
日本の年の瀬は超常現象! 栗山千明と一緒に衝撃のふしぎ映像の謎を解き明かすシリーズ第6弾! 驚きと「へぇ〜!」の90分!
  • 決定的瞬間! 呪物の日本人形がまばたき
  • 世界遺産に使徒襲来
  • 九州に毎月巨大UFO
  • 犬から人に変身する魔物
  • 極秘流出! 米軍基地に飛行クラゲ
  • 首長竜の赤ちゃん
  • アメリカ連続神隠し事件
  • ビッグフット4連発
  • 時間が止まった犬
  • リアル「三体」? 太陽が7つに
  • あの世の音楽が聞こえる道
  • 三角UFO

2024年12月25日水曜日

2024/12/12 米ニュージャージー州で大型のドローン目撃騒動

ドローン騒動を報じるFOX NEWS
Xの投稿より
アメリカ東部ニュージャージー州で11月中旬以降に所属不明のドローン(無人機)が相次いで目撃され、騒動になっている。その後、ニューヨーク州やペンシルベニア州でも目撃報告があり、FBI(連邦捜査局)に捜査を求めているという。
11月19日にニュージャージー州警察が北西部のモリス郡上空でドローン活動が目撃されたと発表。公衆の安全に対する脅威は確認されていないとした。
その後数週間で州内各地でドローンが目撃され、「大型で騒音を出していた」という住民や、同州警察署長による「乗用車ほどの大きさだった」という証言もあった。

FAA(連邦航空局)はニュージャージー州ピカティニー・アーセナル軍事基地とトランプ大統領所有の同州ゴルフクラブ上空でドローンの飛行制限をした。
FBIのホットラインには11日時点で3000件の報告が寄せられ、米議会では12日にドローンに関する公聴会が開かれ、限定的な非常事態宣言を求める議員も出てくる騒ぎに。
ドローン騒ぎを報じるFox News

ドローンの正体はほとんど飛行機?

この騒ぎに対し、UFOや陰謀論の研究で名高いジャーナリストのミック・ウェストによれば、目撃されたドローンは普通の飛行機の誤認だという。

——一次情報が英語のこともあり、次々とSNSに上げられる真偽不明の投稿を精査できなかったが、いくつかの動画を見た感じでは飛行機と思われるものもあるし、ミック・ウェストの分析であれば信用に値するだろう。
これは一種のUFOフラップであり、普段見慣れていないもの、もしくは見慣れているものでも騒動になると奇妙なものに見えてしまうという社会現象だろう。
もちろん、調べきれていない中にひょっとしたら実際の所属不明ドローンが含まれている可能性も否定しないのだが。

情報ソース

  • Forbes JAPAN 2024/12/12 米東部で「正体不明のドローン」の目撃相次ぐ、乗用車ほどの大きさ

2024/11/26 アメリカ首都に4機のUFO出現?

ワシントンD.C.に出現したUFOだという4つの光体
think tank氏のXより
11月26日、アメリカの首都ワシントンD.C.上空に4機の光体が出現し、X(旧ツイッター)などで騒動となった。
しかしこれはただの航空機の照明だとすぐに解明された。
議事堂上空の光体はただのレンズゴースト
XのLexi Jean Photo氏の投稿より(線はUFO事件簿追加)
そのXのコメントツリーに別の人物が議事堂とともに写った光体の写真をアップしたが、これも下に映る街灯の光がレンズ内で反射して生じたレンズゴーストだ。

情報ソース

2024年12月17日火曜日

2024/12/11 米国防総省からUFO画像が大量にリーク!?

「無原罪の星座」から漏洩されたUFO画像?
YouTubeから(以下同じ)
先日の米下院UAP公聴会で存在が紹介された米国防総省UFO極秘情報検索プログラム「IMMACULATE CONSTELLATION」(無原罪の星座)から漏洩されたというUFO画像が大量に公開されたと、イギリスのタブロイド紙Daily Mailが報じた。
なお同プログラムについて、国防総省のスポークスマンは存在を否定している。

2024年11月21日木曜日

2024/11/20 UAPに関する上院軍事公聴会開催される

証人として説明するAAROコスロスキー室長
YouTubeのライブ配信より
先週の下院議会での公聴会に続き、11月20日に今度は上院でもUAPに関する公聴会が開催された。こちらは軍事公聴会ということで、国防総省配下のAARO(全領域異常解決室)のジョン・コスロスキー室長(8月に前任のショーン・カークパトリックから交代)に対し、AAROの活動についての聞き取りとそれに対する説明が行われた。

3件の新たな解決事例

この中で一連のUAP騒動の端緒となった映像のうちの一つ、GOFAST映像を含む3件のUAP事例の解決報告がなされた。

2024年11月16日土曜日

2024年11月15日金曜日

2024/11/14 米下院UAP公聴会開催

4人の証言者
左からギャローデット、エリゾンド、シェレンバーガー、ゴールド
YouTubeより
日本時間14日の午前1時30分より、米下院議会のUAP公聴会「未確認異常現象:真実の暴露」が開催された。

2024年11月6日水曜日

2024/11/6 来週13日水曜深夜(日本時間)にUAP公聴会開催

SNSで流れてきた開催を知らせる文書
ページ最後に日本語訳あり
米国下院議会の「未確認異常現象:真実の暴露」と題された新たな公聴会が開かれることが明らかになった。
開催は日本時間の13日(水)の深夜1時30分から。(厳密には14日)
こちらが公式ページとなり、YouTubeでのライブ配信もある模様だ。

——少々大仰なタイトルのため、まさか議員の中のビリーバーらによる「宇宙人が地球に来ている証拠を見つけた!」みたいな内容にならないといいが、一体どのような内容になるのだろうか。当然AARO(全領域異常解決室)がからんでくるとは思うのだが。
先日、次期大統領に再選されたドナルド・トランプも、まわりから言われてUFOと宇宙人にちょっと興味を持ち始めた感じもあり、イーロン・マスクらと一緒になってありもしない米政府の秘密を探って、やっと少しまともになりつつあるUAPに関する国防総省の対応をかき乱さないといいのだが。
文書の日本語機械翻訳

2024年11月5日火曜日

2024/11/1 ニューヨーク上空の巨大UFO動画

ニューヨークに現れたUFO?
X(旧ツイッター)の動画より
10月の末頃からX(旧ツイッター)で、ニューヨークの高層ビル街上空に巨大なUFOが飛来し、人々が騒いでいる動画が流れるようになった。
見てすぐにわかるCGによる合成映像なのだが、ごく一部に本物のUFOが現れたと信じる人がいたようだ。
しかしこれはLil Uzi VertというラッパーのEternal Awake 2(EA2)というニューアルバムのプロモーション映像であったようで、別のプロモーション映像に同じUFOが登場している。

そもそもニューヨークのような大都会上空にこんな巨大なUFOが現れ、人々に目撃されているのなら、ニュースやSNSで他の映像を含めて報じられ、大騒ぎになっているはずだ。
そこまで考えずとも、本物じゃないことはすぐに気づかなければいけないレベルのものだろう。

EA2収録のChill Baeのプロモーション映像

情報ソース

2024年11月1日金曜日

2024/11/8からNHKBS 2Kでダークサイドミステリー放送

来週11月8日(金)夜9時から、NHKBS(2K)でもダークサイドミステリーがスタートする。
番組は幻解!超常ファイルのスピンオフ番組としてNHKBSプレミアムで放送されていたが、今年のBS放送の再編を受け、BS4K放送が優先され、ずっと放送されないでいた。
第一回の「世界の怪鳥伝説を追え!」の回だけは4月3日の午後3時前という中途半端な時間に2Kで放送されたのだが、それ以降は待たされていた。

11月8日の初回放送であらためて「怪鳥伝説」の回をやるのかと思っていたが、「リジー・ボーデン事件」から始まるようで、同回を見逃した人は気の毒だ。

——ところで11月に入って今年も残すところ2ヶ月を切ってしまった。毎年年末に放送している幻解!超常ファイルのスペシャルは今年も期待できるだろうか。
ただこちらも去年は4Kから先に放送になったので、これからもそうなるのだろう。ハイビジョン放送(2K)からさらに高精細な4K放送に移行してもらいたいのだろうけど、2K放送でも十分きれいだし、このご時世、わざわざ新たなテレビやレコーダーに買い替えてまで4K放送を見る気も起きない。
NHKが機器を売りたいわけじゃないだろうが、大人の都合で半年以上も待たされるのは、さすがにいい気はしないね。

2024/10/31 ルイス・エリゾンド、ニセUFO写真で恥をかく

エリゾンドが発表した写真のオリジナルに近いと思われるもの
「ルーマニアに来たUFO 2022/5/29」とある。
Facebook CHILE UFO(2022/6/5)より
UFOに関するイベントで誤った写真を本物と説明するエリゾンド
Xに投稿された動画より
かつて政府情報機関のエージェントで、米政府はUFOを隠していると主張するルイス・エリゾンドが、明らかなニセUFO写真を本物として発表してしまい、恥をかいた。

エリゾンドはペンシルベニア州フィラデルフィアでおこなわれたUFOに関するイベントにおいて、2022年にルーマニアで撮影されたという円盤状の光体が空に浮かぶ写真を紹介し、母船のようだと述べた。

2024年10月28日月曜日

2024/10/28 衆議院選でUFO議連中心人物落選。今後の活動はいかに?

10/27日、衆議院議員選挙が行われ、政権与党の自由民主党、公明党がそれぞれ議席を減らし、野党の立憲民主党、国民民主党、れいわ新選組などが議席を伸ばした。これにより与党は議席が過半数に達せず、当面の間少数与党となることとなった。

UFO議連(正式名称:安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟)の発起人で中心人物であった浅川義治候補(日本維新の会)は、神奈川1区から立候補していたものの、1位の立憲民主党・篠原豪候補に大差をつけられ3位で落選。重複立候補していた比例復活もならなかった。

議連設立の中心人物で最も熱心に活動していた浅川議員が落選したことで、今後の議連の活動、さらには存続自体も危ぶまれることが予想される。
石破議員は少数与党の首相として影響力も弱く、それでなくても多忙だし、立憲の原口議員は反ワクチン陰謀論をこじらして製薬会社Meiji Seikaファルマから名誉毀損で提訴される始末。維新の前原議員はUFOを超常的現象と思っているようだ。

今後まともなまとめ役を得て身のある活動を続けるのか、国会内オカルト同好会然としてしまうのか、なし崩し的に自然消滅してしまうのか、注目していきたい。

主要メンバーの当落

  • 自由民主党
    • 🎊浜田靖一(発起人代表、党国会対策委員長)
      • 千葉12区 当選
    • 🎊石破茂(内閣総理大臣、元防衛大臣)
      • 鳥取1区 当選
    • 🎊中谷元(防衛大臣)
      • 高知1区 当選
    • 🎊小泉進次郎(自民党選挙対策委員長、衆議院安全保障委員長)
      • 神奈川11区 当選
    • 熊田裕通(元総務副大臣)
      • 愛知1区、比例東海ブロック重複立候補ともに落選
    • 🎊中谷真一
      • 山梨1区 落選、比例南関東ブロック重複立候補で当選
    • 🎊井野俊郎(元防衛副大臣)
      • 群馬2区 当選
    • 山本朋広(元防衛副大臣)
      • 神奈川4区、比例南関東ブロック重複立候補ともに落選
  • 立憲民主党
    • 🎊原口一博(元総務大臣)
      • 佐賀1区 当選
  • 日本維新の会 
    • 🎊馬場伸幸(日本維新の会代表)
      • 大阪17区 当選
    • 🎊前原誠司(元外務大臣、教育無償化を実現する会から合流)
      • 京都2区 当選
    • 🎊遠藤敬(日本維新の会国会対策委員長)
      • 大阪18区 当選
    • 掘井健智(元兵庫県議会議員)
      • 兵庫10区、比例近畿ブロック重複立候補とも落選
    • 岬麻紀(フリーアナウンサー)
      • 愛知5区、比例東海ブロック重複立候補とも落選
    • 浅川義治(UFO議連発起人)
      • 神奈川1区、比例南関東ブロック重複立候補とも落選
  • 公明党 
    • 🎊浜地雅一
      • 比例代表九州ブロック 当選
  • 国民民主党 
    • 🎊浅野哲(国民民主党茨城県連代表)
      • 茨城5区 当選

2024年10月10日木曜日

2024/10/10 明日金曜日夕方から極めて明るい彗星が見頃!

10月1日明け方の紫金山・アトラス彗星
上手な人が撮るともっと長い尾が写っている
2024/10/1朝、筆者撮影
2023年1月9日に中国の中国科学院紫金山天文台と南アフリカ共和国の小惑星地球衝突最終警告システム(ATLAS)によって発見された、紫金山しきんざん・アトラス彗星(C/2023A3 Tsuchinshanツチンシャン・ATLAS)が見頃を迎える。
9月27日に近日点を通過した彗星は、これまでも明け方日の出前の空にやや明るく見えていたが(肉眼で見るのは難しく、双眼鏡か写真撮影が必要だった)、その後急激に増光し、10日現在マイナス5等級の明るさになっているとも言われている。
明るすぎてUFOと間違われることも多い金星の、最も明るい時がマイナス4等級くらいなので、それよりさらに明るいことになる。
太陽観測衛星SOHOに映り込んだ超明るい紫金山・アトラス彗星
太陽もXクラスのフレアを連発しており、ノイズが多く写っている
SOHOのサイトより

2024年10月4日金曜日

2024/10/3 藤原竜也が呼んだUFO

お台場の上空にUFO出現と?
番組より
飛行機のそばに動かない光体が
番組より
  • 撮影場所
    • 東京都港区台場 フジテレビ湾岸スタジオ屋上
    • 北西の空
  • 撮影日時
    • 不明
    • 放送日は2024/10/3(木)19:00〜21:00。生放送ではない
  • 撮影状況
    • 次週から始まる藤原竜也主演ドラマ「全領域異常解決室」を含む新番組の番宣番組「FNSドラマ対抗お宝映像アワード 秋の祭典SP」で、スタジオから藤原を含む出演者みんなでUFO呼びをして、屋上のカメラから光体を撮影
    • 一機の飛行機が通り過ぎた近くに動かない光体があり、それがカメラをズームアウトすると見えなくなったことで、UFOだと騒いだ
  • 推測される正体
    • 撮影日時がわからず、情報不足のため不明だが、天体の可能性が高い
    • 宇宙人の乗り物や超常現象的な物であると考えうる根拠はない
  • 推測根拠
    • 一瞬映る周囲の風景は夕方の薄明の時間帯は過ぎており、車の通行も少ないように見受けられるので、19時頃ではなく20時以降の遅い時刻ではないかと仮定
    • 収録日が半月ほど前と仮定し、日没後からの星空をシミュレーションで確認したが、光害のひどい都心からよく見えそうな明るい星がない
    • 21時頃であれば北斗七星の柄の部分の星ミザールなどがその位置にあり、UFO撮影用にある程度高感度カメラを用意していたとは思うので、可能性としてはありうる。しかし周囲の星までは確認できず
    • 午前3時過ぎという時間であれば、はくちょう座の明るいデネブがそれらしい位置に沈みつつあったが、時間が時間だけに断定できない
    • こちらに向かって来る飛行機の前照灯の可能性もあるが、ライトの点滅などは確認できず
    • UFOが消えたというのはカメラをズームアウトして写りづらくなっただけ。同時に若干のピントずれが起きた可能性もある
日時不明のため9月10日21時と仮定してシミュレーション
ステラナビゲータ11
コンタクティ・武良ラムゥ式のUFO呼び
番組より
——米国防総省「全領域異常解決室(AARO)」をそのまんま取ったタイトルのドラマで、超常現象のような不可解な事件を捜査する内容。藤原演じるのが、なんと興玉雅(おきたま みやび)というのだそうな。
こちらの雅さん(藤原)はコンタクティの武良さんからUFO撮影許可証をもらって、自宅でもウィンウィンと呼んでいるらしい。私的な行為はともかく、超常現象を解決するドラマの番宣でUFO呼びや安易なUFO認定していたら台無しである。
もっとも、超常現象に見える事件を科学で暴いて解決するのか、犯人やトリックが超常現象だとするオカルトドラマなのかはまだわからないのだが。

2024年9月27日金曜日

2024/9/27 UFO議連所属の首相誕生へ

次期総理大臣となる石破茂氏
同氏X(旧ツイッター)より
27日、自由民主党総裁選挙が行われ、決選投票で高市早苗経済安全保障担当大臣を破った石破茂元幹事長が新総裁に選出された。
石破新総裁は日本維新の会・浅川義治議員らが中心となって作られた、超党派の「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟」(通称・UFO議連)にも所属している。

石破議員は以前から「UFOやゴジラが攻めてきた場合どうするか?」などと、UFOが宇宙人の乗り物という認識で語っており、今もまだその認識のようだ。
想定外の事態に備えるという例えとしてならUFOでもゴジラでも語ってもらってかまわないのだが、本気で宇宙人やゴジラがやってくるということを考えて、それに備えるようなことがあってはさすがに無駄だ。そんなことがないように願いたい。

また浅川議員は議連について「宇宙人の乗り物については扱わない」としているが、未知のテクノロジーを使った新兵器と考えている節がある。またオカルトビリーバー、商業オカルトの人達とばかり懇意にしているのが心配だ。

石破議員は一国の首相になるのだから、UFO/UAPの事以外にやらなければならない事は山ほどにある。他国のスパイ気球などへの対処も必要だろうが、優先順位は高くはないはずだ。
ぜひ日本が国民にとってより暮らしやすい、生きやすい国になるように尽力してもらいたい。
イルミナティカードゲームに登場する小泉進次郎に似たイラスト
もう一人のUFO議連メンバー小泉進次郎議員は善戦が予想されたが、最初の投票で落選した。

懸念されるオカルトの接近

イルミナティカードゲームに登場する竹本良氏に似たイラスト
前述の浅川議員が国会でUFOについて質疑を始めてから、ムー編集長、UFO研究家竹本良氏など、いわゆるオカルト関係者が多数同議員に接触している。
UFO議連のメンバーが総理大臣になったのなら、さらに強く接触してくることが予想される。
読んで字のごとし、カルトとオカルトは紙一重なところもあるので、よくないことを吹き込まれて妙な政策を行われてはUFO政策に限らず、国と社会の損害だ。

多忙な公務に加え、セキュリティの面からも石破氏側のガードは固くなるであろうが、これまでも国会議員に統一教会などのカルト宗教が接触して大問題になっているわけなので、今後も十分に注意してほしい。

UFOは宇宙人の乗り物にあらず

1947年のケネス・アーノルド事件以来77年。毎年数多くのUFO目撃報告、宇宙人との遭遇報告などがあるのだが、ただの一件ですらそれの確たる証拠はなく、ほぼ何かの誤認(精神的なものも含む)、インチキであることがわかっている。
未解明のものも多いが、それは情報不足で断定できないというだけで、未知のものがあると決まったわけではない。

そもそもが、遠い宇宙の先に知的生命が存在しているであろうことは、我々人類が地球に存在していることからも確実だろう。しかしそれが光速でさえ何年もかかる距離(それは宇宙線などが飛び交う極めて危険な空間だ)を超えてわざわざ地球に訪れている可能性は、完全否定はしないまでも限りなく0に近いだろう。

2024年9月26日木曜日

2024/9/25 昨年カナダで撃墜されたUAPの写真公開

CTVニュースが入手したUAPの画像
カナダCTVニュースは、昨年2024年2月にカナダのユーコン準州上空で米軍機によって撃墜されたとされるUAPの画像が、情報公開請求によって公開されたと伝えた。
公開された文書は、匿名を希望する民間研究者からCTVニュースに提供されたもの。
画像は電子メールをプリントしたもののコピーのようで、見てのとおりずいぶんと粗い。CTVニュースではより高解像度のコピーを要求したという。

ネットを探せばこんなバルーンはすぐに見つかる
当時の報道ではこのUAPは約12,000mの高空を飛行していた円筒形の物体だとされていたが、この写真を見る限りCの字の形をしている。また「下に貨物をつないだ小型の金属製の気球」のように見えたとも伝えられていたのだが、画像からはわからない。

大きさもはっきりしていないが、これまでの発表されてきた米軍が撮影したUAPと呼ばれる画像、映像を見る限り、また上空で風に流されるバルーンだったのではないかと勘ぐってしまう。CなりUなりの形をしたバルーンなんていくらでもある。

当時は中国のスパイ気球とされたものを撃墜するのに時間がかかったために米政府が批判を受けており、なんの危険もないバルーンを戦闘機で撃墜してしまったのではないかという気がするが、どうだろうか。

2012年のよく似た動画はCG

このUAPに関し、SNSでは2012年に発表された動画によく似ているという声があった。
これに対しUFOのファクトチェックをしているX(旧ツイッター)のアカウントufoofinterest.org氏によれば、ドイツのCGアーティストNicoとMarco Kaschubaが運営していたYouTubeのxxxdonutzxxxというアカウントが、2012年7月27日に「韓国釜山のUFO」として公開したもので、CGで作られたフェイク映像だという。

情報ソース

2024年9月20日金曜日

2024/09/19 地球の月が2つになる!?

2024年8月に見つかった小惑星「2024 PT5」が今年9月29日〜11月25日(世界標準時)までの間、地球の重力に一時的に捕獲され、地球を周回する衛星=月になることがわかった。
2024 PT5が人工物である可能性は低いという。
第2の月の期間中の公転軌道は350〜400万kmになり、これは地球から月までの距離の約10倍になる。直径は10mと小さく、地上からの視等級は22等級と極めて暗い。大型の望遠鏡を使い、写真を撮らないと確認できないと思われる。
これを発表したのは、マドリード・コンプルテンセ大学のCarlos de la Fuente Marcos氏とRaúl de la Fuente Marcos氏の研究チーム。

こうした一時的に地球の衛星になるケースは時々あるが、中には後で人工物(ロケット打ち上げ時のデブリなど)とわかり、登録が外されるケースもある。
天然の天体が第2の月になるのは、今回で観測史上5つ目だという。

情報ソース:soraeRN AASWikipedia 2024 PT5

2024年8月29日木曜日

2024/4/8 テキサス州アーリントン、皆既日蝕時のUFO

X(旧Twitter)の投稿から

  • 撮影場所
    • アメリカ テキサス州アーリントン
    • VANDERGRIFF ACURAという自動車販売店の敷地内
  • 撮影日時
    • 2024年4月8日(現地時間)
    • 時刻は不明だが、日蝕の欠け具合から13時30分(現地時間)頃と推測される
  • 撮影者
    • 不詳(複数)
  • 撮影状況
    • 皆既日蝕の観察中、上空の雲の中を黒い物体が通過
    • UFOとされた動画は複数ある
  • 推定される正体
    • 飛行機そのもの、もしくはその影が雲に映ったもの

撮影場所のストリートビュー

推測される飛行機

赤丸が撮影地点
flightradar24より

複数ある中で、東から西に飛んだものは、13時31分(現地時間。flightradar24はUTCのため18時31分)に上空を通過したダラス発ロサンゼルス行きの飛行機の可能性がある。
高度はちょうどこの時点で16,675フィート(約5km)。

2024年6月18日火曜日

2024/6/18 今週末、甲府と福島でUFOイベント

来週26日の空飛ぶ円盤記念日(1947年のケネス・アーノルド事件の日)を前に、今週末の土日に、山梨県甲府市と福島県福島市でUFOに関するイベントが相次いで開催される。

甲府UFO事件50周年プレイベント

一般社団法人UFOKOFU1975より
6月22日(土)は甲府駅北口の山日YBSホールにて「甲府UFO事件50周年プレイベント」と題し、ムー編集長で福島県飯野町の国際未確認飛行物体研究所(UFO研究所)所長でもある三上丈晴氏のトークショーが開催される。トーク相手は甲府事件の宇宙人をモチーフにした「甲府星人」フィギュアの製作者のザクレスホビー氏。
ほかに、甲府コスモガールズによるライブ、三遊亭吉馬による甲府事件落語が披露される模様。

——今回は山畠さんは出席されないのだろうか? YouTubeではレンズゴーストなどを安易にUFO認定したり、龍神様とか言い出して、スピリチュアルな言動が目につくので心配だ。
もちろん間違っていてもなんでも個人がそう思うことは自由なのだが、宇宙人から選ばれし人のような扱いをまわりから受けて自分を見失ってしまうような事になっては、本人や家族が気の毒だ。その知名度を狙って悪い人が寄って来ないとも限らないし。

UFOの日 千貫森まつり

国際UFO研究所サイトより
翌23日(日)はそのUFO研究所を併設している福島県飯野町のUFOふれあい館において、「UFOの日 千貫森まつり」が開催される。UFOふれあい館の入場料が無料になるほか、宇宙人を探す無料アドベンチャーなどを開催するという。
恒例の、過去1年間でUFO研究所に寄せられた目撃報告の中から、極めてUFOの可能性が高いと分析された情報の公開もされる。今年はUFO研究所のWebサイトでも公開されるという(昨年はUFOふれあい館の展示とマスコミでの公開のみだった)。
今のところこちらのイベントに三上編集長は出ないようだ。

ところでUFO研究所のサイトによれば、寄せられた目撃情報が1000件を超え、無料ボランティアが検証をしていたために調査が追いつかなくなったとして、今年3月31日をもって募集を一時停止にしていたのだが、それもまた再開されるのだろうか?

——三上所長や開所式に出ていたスキンヘッドにサングラスの白人っぽい男性などが実際に調査、検証をしているとは思っていなかったが、無料のボランティアに検証作業を任せていたのはずいぶん驚いた。
地方の町興しはわかるし、荒井欣一氏の資料の保存をしてくれているのはいいことだと思うが、もうちょっときちんとやらないものかね?
一昨年の発表はアゲハチョウや飛行機をUFO認定していたし、都合よく千貫森の上空に出現した光体に関する現地調査結果を追加したので、こちらのページでぜひご覧いただきたい。