2020年7月16日木曜日

うつろ舟の蛮女

1803年2月22日/日本/常陸国ひたちのくに(現茨城県)はらやどり・・・・・
(日時と場所については諸説あり、別記する)
Harayadori beach, Hitachi-no-kuni (now Ibaraki-ken), Japan
(There are many theories about the date and place, which are described separately.)

概要

江戸奇談怪談集(ちくま学芸文庫)より
この絵は同書の直接の出典である日本随筆大成第二期1(吉川弘文館・昭和3(1928)年)から
鉄とガラスで作られた円盤状の乗り物が日本の浜に漂着。中には外国人と思われる女性が乗っていた。女性は言葉が通じず、箱を大事そうに持っていた。面倒を嫌った住人達は、女性を乗り物に戻して沖に戻してしまった。
南総里見八犬伝で知られる曲亭(滝沢)馬琴らが伝えた江戸時代の奇談。不時着したUFOと宇宙人だったのではないかと噂されるが!?

2020年7月8日水曜日

2020/6/23付 ネッシーの写真撮られる!?

情報ソース:FINDERSDaily Record
ネッシーではないかと噂される写真
Ian Miles Cheong氏のツイートより

スコットランドのネス湖に住むと言われる伝説の未確認生物ネッシー。それではないかと言われる新たな写真が公開された。

イギリスのサウサンプトン在住のスティーブ・チャリス(Steve Challice)氏が昨2019年9月にネス湖沿岸の観光スポット、アーカート城(Urquhart/アークハートとも)で撮影した写真がそれ。
他の観光客を避けた場所に行ったところ、水面のさざ波に気づいて撮り始めた。そのうち大きな生物の背中が現れ、撮影に成功した。チャリス氏からは10mほど離れており、全長2.5mくらいあったという。

今年になってFacebookで公開したところ、大勢から「ネッシーではないのか?」と反響があったが、チャリス氏自身はネッシーを信じておらず「ナマズか海から来たアザラシではないか?」と語っているという。

場所はこの辺だろうか?

——生物の背中の模様から、チャリス氏が言うとおりアザラシっぽい。
ネッシーがこうしたものの見間違いの集大成だと考えると、これもネッシー写真の一つとも呼べそうではある。
チャリス氏本人のFacebookがわからなかったので、写真はFINDERSに掲載されていたIan Cheong氏のツイッターから拝借した。

2020/7/2付 関東上空に大きな火球、さっそく「UFOが撃墜!」騒ぎも

情報ソース:KAGAYA氏ツイッター、毎日新聞(7月2日11時47分)、朝日新聞デジタル(7月2日)、NHK NEWS WEB(7月2日11時57分)、NHK NEWS WEB(7月3日21時11分)、
   
7月2日午前2時32分、関東上空を中心とした広い範囲で明るい流星の「火球」が目撃された。SNSでは動画とともに、ボーンという爆発音が聞こえ家が少し揺れたという証言もあった。
星景写真家 KAGAYA氏のツイート

推定される流星の大きさは、明るさと、地球に近づく1m以上の天体を監視しているハワイなどの観測網に引っかかっていないことから50cm程度だと見られる。
日本大学の天文学者 阿部新助氏のツイート

観測者のグループの映像の解析により、神奈川県上空で光り始め、東京の上空を通過後、千葉県沖の東京湾高度20kmあまりの上空で見えなくなったことがわかった。
もし流星が燃え尽きずに地表に落下した場合、千葉県の北西部〜佐倉市〜四街道市の範囲に隕石として落下した可能性があるという。(小惑星などのかけらが地表まで達したものが「隕石」と呼ばれる)
解析に参加した平塚市博物館の藤井大地学芸員によれば「軌道から元となった小惑星を推定することができたため、隕石として回収できれば貴重な試料になる」という。

7月13日追記 落下した隕石発見、決め手は放射能検出


見つかった2つの隕石を合わせたもの。左のグレーの方が先に見つかった。
国立科学博物館Facebookより
2日の火球の一部と見られる隕石が千葉県習志野市で発見されたと、国立科学博物館が発表した。発見された隕石は2つで、落下の衝撃で63gと70gの2つに割れていた。
習志野市のマンションの住民がガーンという大きな音を聞き、玄関前の共用廊下で破片を発見し、県立中央博物館に届けた。廊下の手すりにも傷があったため管理人と一緒に中庭を調べ、2つ目を発見した。
問い合わせを受けた国立科学博物館は6日から調査を始め、宇宙線(放射線)由来の放射性核種を検出したため、最近落下した隕石と確認した。国際隕石学会に「習志野隕石」として登録申請するという。
国内で隕石が見つかったのは2年ぶりで53例目になる。

今回のように観測カメラなどから落下地点を推測して実際に隕石を発見したのは日本初となり、世界的にも珍しい。

未発見の隕石があるかも?

天文学者の阿部新助氏のツイートによれば、本体にあたる隕石が見つかる可能性があるとし、土などを掘り起こす前に写真などを撮影し、GPS情報と共に記録してほしいという。

——放射能が検出されるというのは、宇宙空間通過時に放射線にさらされてきた証拠となるのだね。もちろん放射能にも種類があり、検出されたとしても必ずしも宇宙空間にあった根拠にはならないんだろうけれど。
新たな隕石本体が見つかるといいのだが。

竹本良氏「火球はUFOにぶつかって落ちて来た」

情報ソース:TOCANA(7月2日)

UFO研究家 竹本良氏はTOCANAのインタビュー記事において、この「火球はUFOにぶつかって落ちてきたもの」と断定している。日本上空には人や自然環境を監視しているUFOが大量に存在し、それらにスペースデブリや小天体がぶつかって落ちて来たものだという。

——UFOが福島原発や7月4日の惑星直列による地震の監視などをしているというが、いずれも根拠のないものだ。そもそも7月4日はいわゆる惑星直列の状態にはなかった。(地球からの見かけ上、空に月〜惑星〜太陽までが順に並んだだけ)

さっそく「UFOが撃墜!」説が出る

情報ソース:TOCANA(7月3日)
火球をUFOが撃墜していたというが、レンズゴーストだ
学芸員 藤井大地氏のツイートより
またTOCANA編集部による記事によれば、平塚市博物館の天文担当の学芸員 藤井大地氏が撮影しツイッターに投稿された火球の動画から、「UFOが火球にぶつかった瞬間の映像だ!」としている。

——火球の正面からやって来てつらぬくように反対側に動いていく光点は明らかに火球の光がレンズ内で反射したレンズゴーストだ。
藤井氏も「UFOが隕石を破壊してくれた」といういくつかのコメントを受けて「火球が流れると同時に逆に進む光は、レンズの反射によるゴーストで、虚像になります。」とツイートしている。
もう一つ、火球が動いても動かない光点も一瞬映っており今のところどういったものかはわからない。しかし、こちらも光学的な現象である可能性が高いと思う。

2020年7月2日木曜日

2020/7/2 今夜の「直撃!シンソウ坂上」でUFOを取り上げる

情報ソース:番組公式ページ

直撃!シンソウ坂上 フジテレビ系 午後9時〜9時54分
出演:坂上忍、神田愛花、小峠英二(バイきんぐ)、三上丈晴ムー編集長

主な内容

  • 飛行機よりも速い謎の高速飛行物体
  • 皆既月食に現れた無数の光
  • NASAの宇宙カメラがとらえた宇宙空間を飛行する怪しい飛行物体
  • 2004年にメキシコ国防省が公開したUFO映像
  • 2007年にトルコ政府が公開した未確認飛行物体映像
  • 米国防総省が正式公開したUFO(米軍は特にUAPと呼称)映像を、ムーの三上編集長と共に徹底的に分析。今回公開されたUFO映像を検証した民間の航空調査団体「TTSA」(To The Stars Academy of Arts & Science。ロックミュージシャン トム・デロングが代表)についても取り上げる模様

UFOが出てくる歌/TM NETWORK「1974(16光年の訪問者)」


後年数々の歌手をプロデュースして小室ファミリーを作った小室哲哉率いるTM NETWORKの1984年発売のセカンドシングルで、アマチュアコンテストでデビューするきっかけになった曲。タイトルの読みは「いちきゅうななよん」。
筆者も当時聴いていたラジオで流れており、ファンではないものの懐かしいのだが、最近これがUFO、宇宙人をテーマにしたものと知った。

作詞は小室みつ子(小室哲哉と血縁関係はない)が西門加里名義で行っている。「1974年に16歳の少年が望遠鏡で夜空を見ていたらUFOを目撃、そして大人になって宇宙人に再会した」という内容。UFOという言葉は直接歌詞には出てこない。
夜の丘に車とめてひとり Feeling breeze (I'm so fine)
フロントグラスに広がる スクリーンミラクルワールド(Time machine)
突然 まぶしい光が包む Shining ship (Coming insight, light)
不思議さ 何も怖くない My friend エイリアン(Open the gate)
探していたよ 君との夜を Since 1974
イントロのメロディの音階は映画「未知との遭遇」で宇宙人とコミュニケーションを取った5音をモチーフにしているという話も聞いた。

アマチュアコンテストの演奏時はまた別の歌詞で、宇宙人との遭遇の設定はなかった模様。デビュー時は宇宙からやってきた3人という設定もあったようなので、それに沿った歌詞になったのかもしれない。
なおグループ名のTMはずっとタイムマシンだということになっていたが、実は小室哲哉(府中市)、木根尚登(立川市)の出身地である多摩地区の意味だという。

実際のUFO事件をモチーフにした?

1974年というのは北海道で仁頃事件があったことから、SNSで「仁頃事件を歌ったものだ」という説を語る方もいた。しかし同じ年の宇宙人事件という以外の共通点はないので、よほど小室みつ子が言及しない限り関係ないだろう。仁頃事件の宇宙人は不気味な姿で歌の題材としては不適当だ。
1974年は小室哲哉自身が16歳だったので(1958年生)、多感な少年期をテーマにしたものと思われる。(仁頃事件のFさんは28歳)
偶然といえばこの歌は北海道の地方テレビ局発でヒットしたそうだ。歌が出来上がった後のことなので、これも仁頃事件の影響ではないだろう。
16光年の訪問者というサブタイトルは16歳と掛けていると思われるが、仁頃事件の宇宙人のサモンコール星までは2億5千万光年彼方だそうなので、これも無関係だ。
1974年だけ取り上げるなら岡山県での宇宙人の首すげかえ事件も同じ年だ。