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2025年5月2日金曜日

2025/5/2 ルイス・エリゾンド、またやってしまう

ブリーフィングで発表するエリゾンド
YouTubeの公式動画より
エリゾンドが「物体とその影」だとして発表した写真
X(旧ツイッター)より
UFO問題を扱う政府機関AATIP(Advanced Aerospace Threat Identification Program/高度航空宇宙脅威識別プログラム)の元エージェントで米政府はUFOを隠していると主張するルイス・エリゾンドが、再びニセUFO写真を公表してしまった。

2025年3月8日土曜日

オリバー城のミステリーサークル映像

1996年8月11日、イギリス、ウィルシャー、ホニー・ストリート
Honey Street, Wiltshire, UK

概要

早朝の麦畑で、UFOによってミステリーサークルが作られる瞬間が、とうとう映像に撮られた!?

詳細


その日、ジョン・ウェイレイ(John Weyleigh)と名乗る男がホテルのパブで、早朝に目にした出来事を人々に語った。
そこはイギリス南部のウィルシャーのホニー・ストリートにあるバージ・イン(The Barge Inn)という小さなホテル。
ジョンは前の晩にオリバー城(Oliver's Castle)という名の古代の丘砦(きゅうさい/丘を砦にしたもの)に寝袋を敷いて夜を過ごした。
翌朝早朝、目を覚ました彼は、目の前の畑の上にいくつもの光の玉が飛び交うのを目撃し、寝袋のまま急いでビデオカメラで撮影したという。
その映像にはUFOだけでなく、一瞬にしてミステリーサークルが作られる場面も写っていた。
その日以来この映像をめぐる論争は激しさを増し、数週間後にジョンが姿を消してから一層ひどくなった。

ジョンの告白

ナショナルジオグラフィックの取材に答えるジョン・ウェイビ
約1年後の1997年、ジョン・ウェイビ(John Wabe)という男が、自分がオリバー城の映像を作ったことを認めて謝罪した。映像はオリバー城の西の端に座り、友人が撮影したという。
その朝早くドライブをしていてオリバー城の下にミステリーサークルを発見したため、彼はだますことを決めたというのだ。
彼は畑の映像を撮影し、ブリストル(Bristol)の自宅に急ぎ、映像に光の球を加え、再びウィルトシャーに戻ってパブに入ったという。

当初、当時の低いコンピュータによる映像編集技術で、手ぶれに対して不自然ではないUFO映像をどのように作ったのか疑問が持たれた。
しかしこれについては単純で、三脚を使って撮影した映像をスクリーンに投影し、光の球を映像に加えるとともに、スクリーンを撮影したので、手ぶれはその時に加えられたものだった。

詳細な撮影位置については、写っている木の位置から、もう少し北で、三脚も使われていないのではないかという説も出ているようだ。

現場周辺地図

左のマーカーがサークル出現地点
右は撮影地点

考察

構えたカメラのフレームにちょうど収まるように作られているのが不自然であり、合成映像であることは間違いないとされている。

2025年2月16日日曜日

2025/2/9 火星探査車キュリオシティの写真にドア?

長方形の黒いドアのような穴がある
UFO maniaのXの動画より
  • 撮影場所
    • 火星
  • 撮影日時
  • 動画公開者
  • 撮影状況
    • 火星探査車キュリオシティがMastCamで撮影した写真を合成したパノラマ写
    • NASAが作ったパノラマ写真のページはここなのだが、なぜか筆者の環境ではオリジナル解像度でダウンロードができなかった
  • 正体
    • 写真を加工したインチキ
キュリオシティのオリジナル写真
ドアはなく、壁のような部分も加工されていたことがわかる
NASAのサイトより

2024年12月17日火曜日

2024/12/11 米国防総省からUFO画像が大量にリーク!?

「無原罪の星座」から漏洩されたUFO画像?
YouTubeから(以下同じ)
先日の米下院UAP公聴会で存在が紹介された米国防総省UFO極秘情報検索プログラム「IMMACULATE CONSTELLATION」(無原罪の星座)から漏洩されたというUFO画像が大量に公開されたと、イギリスのタブロイド紙Daily Mailが報じた。
なお同プログラムについて、国防総省のスポークスマンは存在を否定している。

2024年12月6日金曜日

2015/5/19 ニュージーランド上空の脳みそUFO

脳みそか何かのような奇界な飛行物体
YouTubeより
  • 撮影場所
    • ニュージーランド クイーンズタウン上空
  • 撮影日時
    • 不明
    • 動画公開日は2015年5月19日
  • 動画公開者
  • 撮影状況
    • 不明だが、動画の概要欄には「ニュージーランドのクイーンズタウンを出発直後とある
  • 正体
    • CG
    • 公開者のAnton Ilmyanovによってメイキング動画が公開されている
メイキング動画
YouTubeより

オリジナル動画

メイキング動画

情報ソース

2024年11月5日火曜日

2024/11/1 ニューヨーク上空の巨大UFO動画

ニューヨークに現れたUFO?
X(旧ツイッター)の動画より
10月の末頃からX(旧ツイッター)で、ニューヨークの高層ビル街上空に巨大なUFOが飛来し、人々が騒いでいる動画が流れるようになった。
見てすぐにわかるCGによる合成映像なのだが、ごく一部に本物のUFOが現れたと信じる人がいたようだ。
しかしこれはLil Uzi VertというラッパーのEternal Awake 2(EA2)というニューアルバムのプロモーション映像であったようで、別のプロモーション映像に同じUFOが登場している。

そもそもニューヨークのような大都会上空にこんな巨大なUFOが現れ、人々に目撃されているのなら、ニュースやSNSで他の映像を含めて報じられ、大騒ぎになっているはずだ。
そこまで考えずとも、本物じゃないことはすぐに気づかなければいけないレベルのものだろう。

EA2収録のChill Baeのプロモーション映像

情報ソース

2024年9月8日日曜日

線路の球電動画

珍しい球電現象の映像だとされる
YouTubeより

  • 動画タイトル
    • Шаравая маланка каля чыгуначных шляхоў [CGI]
  • 動画概要
    • 球電現象だとされる発光体が線路の付近を動きながら、時々放電して火花を散らし、最後に爆発する
  • 製作者
  • YouTubeでの公表日
    • 2019/5/27
  • 正体
    • CGI(Computer Generated Image)(タイトルに明記されている)
  • 備考
    • 勝手な転載が多いらしく、概要欄で「私の許可なく2度とアップロードするな」「メールをくれれば詳細情報付きでダウンロードさせてあげるかもしれない」と書かれている

2024年4月18日木曜日

2024/4/18 アンビリバボーのUFO呼び企画を検証

番組より
左から前田、岡本、小林の3氏
4月10日夜に放送されたフジテレビ系、奇跡体験アンビリバボーにおいて、特殊能力者3人がUFOを呼ぶという企画が放送された。これにかつて福岡県の地方局FBS「発見らくちゃく」においてインチキUFO呼びをしていた自称霊能力者・岡本雅之氏が久しぶりにテレビ出演していたので、UFO事件簿としては今回もしつこく検証する。

関連ページ

番組概要

番組は3時間スペシャルの冒頭のコーナー。UFOネタは他にもあったが、UFO呼び企画だけ取り上げることとする。
後述するが、ロケ日は3月2日土曜日と推測される。
以下の3名が遠く離れたそれぞれの場所で同時にUFOを呼び、それを後日、元JAXA(宇宙航空研究開発機構)職員だという中沢孝氏から意見を聞くというもの。
  • 福岡県久留米市の岡本雅之氏
    • 霊能力者を自称し、普段は霊感商法のような事をしている
    • 福岡県FBSの「発見らくちゃく」という番組とグルになりUFO呼びをしたが、その全てが付近を飛ぶ飛行機、土星や火星などの天体などとバレている
    • 最近は「5代前の前世が宇宙連合の総司令官だったから、その能力でUFOを自在に呼べる」という設定を始めた
    • UFO呼びの呪文がキスカンに聞こえる(実際は違うらしいが)
  • “UFOおじさん”前田末和氏
    • 石垣島在住で、2016年に撮影されたUFOを呼んだという(海保の照明弾と判明済み)
    • 19年前の夏、深夜に上空に向けて懐中電灯を点滅させたところ、上空からも合図を返してきたことをきっかけに、UFOとコンタクトできるようになったという
  • シンガーソングライターの小林清美氏
    • 子供の頃から何度も危険を回避する経験をしていたが、成人後にUFOで迎えに来た自分担当の2人の係員(宇宙人)と触れ合った時に頭が爆発する感覚を覚え、会話をせずとも、危機を救ってくれていたのがUFOに乗る宇宙人だったと気付いたという
  • 元JAXAの中沢孝氏
    • 元JAXAは間違いないようだが、広報、宇宙食開発、ロケットなどへの搭載機器開発がメインのようで、夜空の観測、UFO真贋判定のスキルについては不明である
    • 現場には行っておらず、映像だけ見せられた模様
以下、順を追ってツッコミを入れていこう。

2024年2月23日金曜日

2024/2/22 イタリアに葉巻型UFO出現?

Latest UFO Sightingsのサイトより

 海外のUFO情報グループ Latest UFO SightingsのFacebook※にイタリアのルッカ(Lucca)という町の上空で撮影された、かなり細長い葉巻型UFOとされる映像が投稿され、同グループのWebサイト およびそのYouTubeにて紹介された。
2月18日に撮影したものだという。
元々はイタリアのかかと部分の都市レッチェ(Lecce)在住の男性による投稿のようで、他の投稿からUFO好きな人物のようだ。
※22日晩にはFacebookに投稿があったのだが、23日昼に確認したところ消えているようだ。

2024年1月17日水曜日

2024/1/15 みんな「知ってた」。宇宙人ミイラはインチキ

宇宙人ミイラの検証結果に関する記者会見
YouTubeより
昨年9月に開催されたUFO/UAPに関するメキシコ議会公聴会において、UFO研究家のハイメ・マウサン(Jaime Maussan)が突然公開した宇宙人ミイラと非常によく似たミイラについて、ペルー文化省などがニセモノであると発表した。
FNNプライムオンラインのニュース

当初マウサンのミイラが再検査されたのかと思ったが、ミイラに服が着せてあるし、顔や体の造形がメキシコ議会で公開されたものと少し違うようなので違和感があった。どうもマウサンが公開したものとは別のもののようで、去年10月にペルーの空港で押収されたのだという。誰から押収したのか、マウサンのミイラとの関係などは今のところ調べていないので、今後分かり次第追記したい。

ペルーの首都リマで行われた記者会見において、法医学報告書、ミイラのX線画像なども提示された。ラクダのような動物(ラマやアルパカなど)の頭部を使い、紙、金属、人骨などを接着剤でつけたもの」という。
マウサンのミイラはメキシコ国立自治大学(UNAM)で1000年前のものと測定されていたが、年代測定しただけでDNA検査は行なっていないという。

会見の模様

担当官の取り扱いがかなり雑なのがまた面白い。報道を受けて筆者の知る懐疑的にUFO・オカルト好きの人達はSNSで一様に「知ってた」と書き込んでいた(笑)

マウサンが公開したものとは違うような感じだが、製造者が一緒なのかもしれない。仮に同じようなものが100体出てきたとしても、宇宙人のミイラである可能性はなかろう。

2023年12月23日土曜日

2023/12/22 カリフォルニアで4K撮影されたUFO?

YouTubeより
撮影者がYouTubeで公開している動画

カリフォルニア州ポータービル(Porterville)で、ドローンから撮影されたというUFO映像。4K画質で撮影された鮮明な映像だとして話題になっている。黒い球形の飛行物体が急上昇、急下降、横移動などを繰り返しているように見える、6分弱の映像だ。
DJI Mavic 3 Pro Cineという高性能ドローンを購入したばかりの地元民Jesus Alanis(ヘスス・アラニスと読むらしい?)氏による撮影で、YouTubeの概要欄には、撮影が2023年12月17日、午後3時56分58秒とある。

正体はただの風船?

明らかに誕生祝い用の風船の模様だ
HOAXKiller1さんの検証動画

さっそくこれに対して懐疑派の人達によって検証が行われ、UFOは「cheers to 30 years」(30歳おめでとう)と描かれた誕生祝い用の風船であることがわかった。
そして実際には風船がほとんど動いていないのに対し、カメラを搭載したドローンの方が動くことで風船が動いているように写った映像だというのだ。
これを検証したYouTubeのHOAXKiller1というアカウントによれば、ドローン操縦者が風船だと気付かなかったとは考えにくいのでインチキとして扱うという。

——風船がまったく動いていないわけでもなさそうだが、大部分はドローンの撮影による錯覚なのだろう。少なくとも誕生祝いの風船は確実であろうから、宇宙人が操っているなどといった子供じみた説が入る余地はない。
こうしたものは、錯覚だという前提が分かっていてもそう見えてしまうのが要点だ。もし分かっていなければなおのこと不思議なものに思えてしまうだろう。例えば米軍のUAP目撃報告にも、そうした錯覚に基づくものが多いのではないかと思われる。

情報ソース

Shray氏のX(旧Twitter)、webムーLATEST UFO SIGHTINGS、YouTube

2020年4月5日日曜日

2020/4/3付 月面に巨大UFO?!

情報ソース:YouTube
YouTubeから
3月26日にカナダのモントリオールで撮影されたという月の拡大映像に、数機の巨大なUFOが写っているとしてネットで話題になっている。
これをYouTubeで公開したJean-Michel Tenacというアカウントは、4月3日に作られたばかりで、この他の動画もない。説明だと友人がくれた動画だという。


——月の裏側から回ってきたUFOという体の動画であるが、実際に物体がそうやって出てきた場合、地平線前後は見た目より距離が長いので、もっと時間をかけて徐々に速度を上げながら手前に移動してこなければいけないだろう。これではまるで2次元の月の縁を乗り越えただけのような動きだ。(若干遅くはなっているが)

また月がかなり細い三日月状になっていることから、太陽は奥の方から照っていることになるので、この位置を飛行している物体が月面にこのような影を落とすことはないだろう。

これらを総合して、フェイク動画確定でいいだろう。

2020年2月24日月曜日

2020/2/26放送の「世界の何だコレ!?ミステリー」に岡本氏出演

情報ソース:世界の何だコレ!?ミステリー
フジテレビの番組ページより
一昨年以降、福岡のテレビ番組「発見らくちゃく」において、明らかな飛行機や星を「擬態したUFO」などと偽っていた自称霊能者の岡本雅之氏が、今度はフジテレビの「世界の何だコレ!?ミステリー」(毎週水曜夜7時〜/MC 蛍原徹、きゃりーぱみゅぱみゅ)に出演する。当人のFacebookによれば、収録は2月14日だったという。

UFOがあまり出てくれなかったというのだが、「実は道を迷ってロケ現場に来られなかった招待者の所に出ていた。UFOは優しい!」という言い訳を事前にFacebookに書いていた。
そもそもの発端である発見らくちゃくも、懲りずに「‪UFO‬を見た、映像がある、‪UFO‬を呼べるなどの情報を募集」している。

放送される内容に間違いや嘘があれば、チェックできる範囲で今後も継続して指摘していきたい。

参考リンク

視聴後の追記

定期的に点滅するこの光が呼んだ‪UFO‬だというが…?
フジテレビ「世界の何だコレ!?ミステリー」より
今回は視聴者投稿と過去映像のダイジェストで、岡本氏もこれに応募してきたという体であるようだ。
久留米のいつもの場所でいつもの呪文を唱える。(番組では「キスカン」じゃないかと聞き取っていたが、本人曰くそうではなく、教えられないという)
ズームしたカメラでも小さく映るほどの遠くに、飛行機だという光体と一緒に映った点滅する白い光。「飛行機じゃないんですか?」というロケスタッフに、岡本氏はこれを「不規則な発光なので‪UFO‬、未確認飛行物体だ」と断言する。
スタジオのムーの三上編集長が「最近はベントラじゃなくてキスカンなんだ」とコメントして、5分ほどで終了。
かなり小さいし、カメラがぶれて見づらかったものの、そんな怪しい光じゃない。相変わらず飛行機をUFOだと言い張ってるだけ。以前も書いたけど、航空機の近くに未確認機なんて飛んでると安全上大ごとなんですよ。
前日から「‪UFO‬に予約した」というわりには、ギャラリーに教えてもらって気づいてる始末。予約の際に厳密な出現時刻と方角、形状とかを教えてもらうといい。あと、福岡空港の離発着予定を調べるとかね(笑)

次の出演ありますかね?

——岡本氏、Facebookに「これまで自分は奇跡を起こしてケガや病気の治癒をしてきた」などと書いている。そういうこと本当にやめないとシャレで済まなくなりますよ?

    2019年8月23日金曜日

    2019/8/12付 火星の3人家族発見?(-"-;)

    情報ソース:ET DATA BASE(スコット・ウェアリングの新サイトらしい)、TOCANA
    探査車スピリット撮影のパノラマ映像の一部を拡大
    NASAより
    2008年にNASAの火星探査車スピリットが撮影した火星地表のパノラマ写真に、人型の物体が写っているとして当時話題になった(写真の①)。たしかに人が座っているようにも見え、実際にはどのような形状をしているのか興味深いところではある。

    台湾在住のインチキUFO研究家スコット・ウェアリングが、今回これをあらためて「男と子供のそばの火星の女性」として記事にし、②と③がそれぞれ男性と子供の像だと言っているようだ。
    ①はわかる。だが、②と③のどこをどう見たら人型に見えるのか説明して欲しい。
    そもそもすぐ横に写っているものをいまさら「男性と子供」として言い出すこと自体、普通はそう見えない物体ということだ。

    パノラマ写真の全体像
    NASAより
    オリジナルのパノラマ写真は12,756×3,487ピクセルの画像のうちのごく一部で、そこだけ原寸表示すると以下のようにかなり小さく解像度も悪い。
    問題の部分を原寸でトリミング
    NASAより
    ウェアリングは「9年前にこれらを発見後、NASAが写真の一つを削除した」と言ってるが、いまだNASAのサイトでこれらの写真は普通に公開されているし、彼のブログからもリンクされている。
    どの写真が消えたと言うのか知らないが、サイト構成の変更などでアドレスが変わったり、不要と判断された写真や記事が消されることは別におかしいことじゃない。

    画像は2007年11月6日〜9日にかけて、グセフ(Gusev)クレーター内のコロンビアヒルズ山脈の内側の盆地にあるホームプレートと呼ばれる台地のふもと付近で撮影された模様。

    NASA ジェット推進研究所のオリジナル画像


    • PIA10214
      • 微妙な色の違いを引き出すための色の強調をした画像
    • PIA10216
      • 色強調前の画像

    2019年7月22日月曜日

    2019/6/15付 エリア51上空のUFO映像?

    情報ソース:YouTube、TOCANA

    アメリカのネバダ州のエリア51上空を飛ぶ機上から撮影されたUFOだと言う、3つの光体の映像がYouTubeに公開されている。
    動画の説明には「エリア51の40,000フィート(約12,200m)上空で撮影」とだけ書かれている。
    YouTubeより

    2019年7月2日火曜日

    2019/7/2付 日本テレビ「月曜から夜ふかし」にまた岡本氏出演

    情報ソース:日本テレビ「月曜から夜ふかし」2019年7月1日深夜12時〜

    視聴者を見くびって、明らかな飛行機や天体を「UFOだ!」として放送し続けたFBS・福岡放送の「発見らくちゃく」からの騒動にツッコミを入れるシリーズ。

    これまでの一連の検証は「発見らくちゃくのUFO回を検証」をお読みあれ。そちらのページが長くなったので、今後はページを分けて取り上げることとする。
    日本テレビ「月曜から夜ふかし」より
    発見らくちゃくでUFO呼びをしていた自称霊能者の岡本氏が再び「月曜から夜ふかし」で取り上げられた。
    今回は福岡県八女市星野村の天文台「星の文化館」が作ったUFOの誤認を判別するチェック表(ねとらぼの記事)のネタに絡めたもの。時期的にこの表は、発見らくちゃくの騒動を受けて作られたものじゃないかと思う。

    表を作った天文台の池田館長は自分でも「本当にわからないもの」を見たいと思っているが、全部正体がわかってしまうため実際に見たことはないという。前回放送の光体についても正体は星であり、色が変わったのはシンチレーション(大気による星のまたたき)のせい、急に見えなくなったのは雲のせいとあっさり指摘。

    館長が同行する中(今回は能義氏らは来ていない)でUFOを呼ぶ岡本氏だが、今回はUFOがやって来ず、スタッフをこっそり呼んで
    「今日は人選ミス。向こう(UFO)も見せたくないんですよ。怪しいなって思ったんですよ。今日ロケ前から。いつも高次元フィールドというのを張るが、今日は張る価値がない。信じる人が集まっていないとUFOは現れてくれない」
    などと相変わらずの苦しいいい訳三昧。天文台館長まで同行するとは聞いてなかったんじゃないだろうか。

    スタッフ達が別なことに気を取られている間に岡本氏だけが真っ白な長い光を目撃したというのだが、例えば流星ならいくらでも見られるので何も不思議ではない。
    コーナーも4分ほどで終了し、マツコ達のコメントもなし。

    ロケ後、岡本氏はツイッターやFacebookで「今回は理由があってわざと呼ばなかった。理由は話せない」という発言をしている。誰がそんなもの信じるんだろう? 
    撮影日の6月5日の空模様
    tenki.jp(日本気象協会)より
    ロケは6月5日の模様だが、日本気象協会の過去の気象情報より、ロケ当夜に福岡県は快晴だったことがわかる。飛行機のライトも星もよく見えたはずだが、館長さんが全部正体をバラしちゃうんで(発見らくちゃくの件を知っていただろうからより厳密だったろう)、後出しジャンケンのように「実は最初から呼ばなかった」ことにしたのが容易に想像される。

    当サイトにかつてあった番組感想掲示板には、出演された池田館長と思われる方の書き込みがあり、やはり現場で片っ端から指摘しまくっていたという(笑)
    UFO事件簿の旧番組感想掲示板
    もう番組で取り上げるのをやめればと思うが、出れば出るほど岡本氏のボロが全国放送でバラされるので、視聴者に対して注意喚起の効果があるかもしれない。前回の間違いをきちんと明かしている点も、キー局のコンプライアンス(法令・社会規範の遵守)意識が最低限感じられた。
    ただそれでも信じる人は信じてしまうのだろう。

    今後もメディアが取り上げるのであれば継続して追っていこうと思う。

    2019年4月13日土曜日

    2019/4/15深夜、「月曜から夜ふかし」で再びインチキUFO呼びを取り上げる

    情報ソース:Yahoo!TVガイド

    月曜から夜ふかし(番組公式ページ)
    日本テレビ系/4月15日(月)深夜11時59分〜12時54分
    関ジャニ村上とマツコが話題の件を語り合う…都内で家賃3万5千円の激安アパートに潜入▽あのUFOの映像を解明!新たなUFOが!?▽千葉県だけ特殊な名称のゲーム問題
    今夜の夜ふかしは…(1)街行く人の家賃を聞いてみた!家賃3万5 千円のアパートに潜入…いわくつき物件も!(2)平成の終わりの個人的ニュース!平成一番のニュースは?(3)夜ふかし的地方問題を調査!辛いもので街おこしを頑張る人たち。親指ゲームの呼び方を調査…千葉だけ特殊すぎる問題(4)渋谷の大型ビジョン5台をジャック!浜ロンのギャグ映像を同時に放映したら、人々はどういう反応をするのか実験!
    前回の放送
    日本テレビ「月曜から夜ふかし」より
    昨年以来FBS福岡放送の「発見らくちゃく」が繰り返し放送している、「霊能者によるUFO呼び」というインチキ企画でUFOを呼んだことになっている岡本雅之という自称霊能者が、日本テレビの深夜番組「月曜から夜ふかし」で再び取り上げられる。
    発見らくちゃくとはまた別撮りでUFO呼びをしたらしい。(ロケ日は3月13日だったようだ)

    岡本は番組やツイッターなどで
    • UFOは飛行機や星に擬態する
    • 昼間のUFOは綺麗ではないので夜に呼んでいる
    • なぜUFOが呼んだら来てくれるかは言えない
    • 彼らから「全てをさらけ出すには早い」とメッセージが来ており、UFOにヘリが近づいてもわざと逃げる
    などと言い訳三昧だ。

    発見らくちゃくもこうした男を再三再四にわたって使い、「徹底検証」と言いつつまっとうな批判意見を無視し、「知らないものを受け止める度量が必要」などと批判する人達が悪いような結論で番組を締めた。

    前回「夜ふかし」で取り上げられた際は、FBSが自信満々で出してきたUFO映像が司会のマツコ・デラックス達によってあっさり「飛行機でしょ?」と言われ、視聴者からも嘲笑の反応がほとんどだった。はたして今回はどうなるだろう?

    発見らくちゃくのこれまでの経緯は以下にまとめてあるので、ぜひご覧いただきたい。

    2019年4月8日月曜日

    2019/4/7付 五島勉「ノストラダムスの予言が外れたことを子供達に謝りたい」

    情報ソース:デイリースポーツ

    かつて大ベストセラーになった「ノストラダムスの大予言」の著者、五島勉氏(89)が、7日に放送されたフジテレビの番組「Mr.・サンデー」の音声のみの取材に応じ、「子供達には謝りたい。子供が読むとは思っていなかった。真面目な子供たちは考えてご飯も食べられなくなったり。悩んだり。それは謝りたいと思う」と語った。
    大人の読者に対しては、最初に出てくる1999年の部分しか読まず、最後に書かれた救いの部分(「環境汚染、エゴや戦争をやめれば人為的破滅は避けられる」などという章)を読んでくれないと残念がった。

    同書は16世紀に実在したフランスの医師、占星術師ノストラダムスが残した予言集の解釈などについて書かれたもので、1973年に出版されると日本でベストセラーになり、その中の一節が「1999年7月に空から恐怖の大王がやってきて地球が破滅する」という予言だとして広まった。
    ノストラダムスは解釈のしようによってどうとでも取れるような曖昧な書き方が多く、この一節も訳と解釈が諸説あるようだが、全文は一応以下のようなものである。(Wikipedia/恐怖の大王
    1999年、7か月、
    空から恐怖の大王が来るだろう、
    アンゴルモワの大王を蘇らせ、
    マルスの前後に首尾よく支配するために。
    素直に読めば人類破滅とはどこにも書かれていない。最後の一行も「その前後、火星(マルス)が平和に支配する」などという訳もあり、人類滅亡するとは読めない。
    この予言を本気で信じて人生を悲観した人も多かったようだ。しかしまったく当たらず30年以上過ぎているのが真実だ。こうした終末思想は多くのカルト宗教に利用された。

    なお、タイミングいいことに明日2019年4月9日夜9時から、NHK BSプレミアムで『アナザーストーリーズ「ノストラダムスの大予言~人類滅亡の狂騒曲~」が放送される。こちらもぜひ見たい。

    ——実は五島勉の本はまだ読んだことがないのであまりきちんとは書けなくて申し訳ないが、常識を逸脱したものっていうのはやっぱりインチキや勘違いなんだということはよくわかる。
    時に常識を疑うことで新たな発見をすることもあるが、それは常識を否定したのではなく、常識を土台にした上で発想を変えたりして乗り越えたものだ。決して物理学の法則を逸脱したものでないことを頭に置いておかなければいけない。
    今度古本屋で「ノストラダムスの大予言」をあらためて買って読んでみたい。

    2019年2月9日土曜日

    金星人ヴァリアント・ソール

    この3人が金星人だという!?

    概要

    ヴァリアント・ソールという金星人が、アメリカ大統領ら政府要人に会ったという。
    毎年末の「ビートたけしの超常現象Xファイル」でも、たま出版の韮澤潤一郎さんが金星人だとして紹介している。「住民票を持っている」としてるのもこの人達だっけ?

    2018年12月29日土曜日

    2018/12/29 発見らくちゃくのUFO回を検証

    概要

    霊感商法を行う男のデタラメなUFO呼びを、元JAXAを自称する男らによって科学的に認めたかのような放送をしてしまった悪質な番組。
    当初は男性の再婚相手募集企画だったが、霊能者でUFOを呼べるということから内容がずれ出す。呼んだというUFOは素人でも正体がわかるようなものであり、視聴者から苦情が集まる。
    それを受けて再度検証企画を放送するが、天文家らによる真っ当な指摘をきちんと放送せず、「信じない人は度量がない」といったひどい結論を出した。

    情報ソース

    FBS福岡放送 ナンデモ特命係 発見らくちゃく
    2021年現在、🔗Amazon prime video で以下の3話を見ることができるようになったため(1ヶ月の無料お試し期間あり)、きちんと視聴した内容に加筆修正した。

    詳細

    霊媒師が呼んだUFOだという
    発見らくちゃくより
    FBS福岡放送で毎週月曜深夜0時54分から放送されている30分番組。視聴者からの依頼を受けてお悩みを解決する類の番組中でのいわゆる「UFO呼び」企画において、見過ごせないあまりにひどい誤りが見られたので、ここにきちんと指摘しておきたい。

    ※なお筆者は当記事公開後しばらくした2019年2月初旬に、番組AD氏より「一番論理的に説明しているから意見を聞きたい」として公式に連絡をもらいほんの少しだけやり取りをしたので、それによって得られた情報を元に少し修正した。
    このページへの反映の許可については「上司の返事が曖昧だった」ということで、しばらくの間してこなかったが(それまでの情報だけでも十分指摘できたし)、何か問題になるような内容ではないし、4月9日の放送で筆者のように否定する人達が悪いかのような扱いだったことから、反映させることにした。

    以下、特に記載のない画像は番組よりキャプチャーしたもの。