森美術館(東京都港区六本木、六本木ヒルズ53階)では今年7月30日から来年1月9日までの約半年にわたり「宇宙と芸術展」を開催する。
同展では宇宙との関わりの展示の一つとして、江戸時代に日本にやってきたUFOではないかとの説もある「うつろ舟の蛮女伝説」に登場する空飛ぶ円盤っぽい乗り物に似せた「うつろ舟どんぶり」を発売することになった。
他にも竹取物語のかぐや姫伝説、レオナルド・ダ・ヴィンチの天文学への関わりなどを紹介するとともに、猪子寿之氏率いるチームラボによるインタラクティブなアート作品の展示もおこなわれる。
\うつろ舟どんぶり発売決定!/— 森美術館 Mori Art Museum (@mori_art_museum) 2016年7月22日
「宇宙と芸術展」に出展される江戸時代のUFO伝説《うつろ舟》。その形が「どんぶりに似ている…」という噂のどんぶりが本当に登場!¥2,916 https://t.co/IOy7rYoD9W pic.twitter.com/6xEYWROVyX
【江戸時代のUFO伝説】— 森美術館 Mori Art Museum (@mori_art_museum) 2016年7月20日
《うつろ舟》謎の乗り物と不思議な美女が目撃された事件。
「宇宙と芸術展」は7/30より開催!https://t.co/jTOkmZfIFc
《常陸国鹿島郡京舎ヶ濱漂流船のかわら版ずり》1844(江戸時代) pic.twitter.com/tiqsrrBAi9
——まだ当ブログでは取り上げていないが、うつろ舟に関しては最近の調査によると、南総里見八犬伝の著者である曲亭馬琴(滝沢馬琴)が創作したものではないかという説も有力視されており、そもそもが飛行も何もしていないところから、UFOと宇宙人という見方もおかしいと言われるようになっている。
なので、UFO事件簿的にはこれを直接宇宙と結びつけるのは抵抗があるが、宇宙に関心を持つきっかけの一つになるのはいいのではないかと思う。
展示会、ちょっと見に行ってみたい。