情報ソース:ESO、アストロアーツ、engadget
太陽系に最も近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリを公転する惑星が発見されたと、ヨーロッパ南天天文台(ESO)が伝えた。
見つかった惑星「プロキシマb」は地球と同じ岩石惑星で、約11日という短い日数でプロキシマの周囲を公転している。
プロキシマからの距離は太陽〜水星間の10%程度ととても近いが、プロキシマが太陽よりもずっと暗い星なのでプロキシマbが受ける熱エネルギー量も少なく、液体の水と生命存在の可能性があるハビタブルゾーンに位置するという。
ただしプロキシマからの距離が近いために強い放射線を受けている可能性があり、過酷な環境と想像されるという。
大気存在の有無やその組成などの問題もあり、すぐに生命、ましてや知的生命体を期待できるものではないが、今後の調査に期待が持てる。
ケンタウルス座にあるプロキシマ・ケンタウリは太陽系から4.2光年と最も近い恒星で、三重連星を形成しているアルファ・ケンタウリA、同Bとともに、太陽系から最も近い恒星系として知られる。
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