2017年6月28日水曜日

1561年ニュルンベルクのUFO現象!?

1561年4月14日(4日という資料もあり) ドイツ、ニュルンベルク
Nuremberg, Germany

概要

英語のWikipediaより
その日早朝4時から5時にかけて、ニュルンベルク上空で飛行物体どうしによる戦闘が約1時間にわたっておこなわれたといい、それを当時の著名な版画家ハンス・グレーザー(Hans Glaser)が木版画にしたものがこれだ。
いくつもの十字形、球体、筒状の飛行物体が飛び交って戦い、最後に槍のような巨大な飛行物体が登場し、夜明け空を飛び回ったという。

2017年6月15日木曜日

2017/4/1付 Wow! シグナルは彗星由来!?

情報ソース:The Center for Planetary Science(非営利団体惑星科学センター)、engadget日本版Wikipedia

1977年に観測され、地球外知的生命体からの信号を受信したものではないかと言われていた通称Wow! Signal(ワウ・シグナル)が、実は彗星もしくはそれを包んでいる水素雲から発せられた可能性が高いことがわかった。
惑星科学センターはこの仮説の検証のために、発信源を疑われていた彗星266 / P Christensen(公転周期6.64年)が戻って来た2016年11月末から2017年2月末にかけて200回観測し、同彗星が1420.25MHzの信号を放射したことを発見した。同彗星は1977年当時未発見であった。
観測中、付近に1420MHzを発する既知の天体はなく、電波望遠鏡を同彗星から1度ずらしたところ信号が消え、戻したところ再び信号が現れた。
別な3つの彗星でも試したところ、同じように1420MHzの信号を検出したため、Wow! Signalも太陽系の天体起源の自然現象であったと結論づけた。
論文はワシントン・アカデミー・オブ・サイエンス (第103巻、第2号、2017年夏)に掲載されている。

もう一つの候補である彗星355P/2008 Y2(Gibbs)についても、2018年に観測予定のようである。

この結果に異論を持つ学者もいるようである。今後の動向を見守りたい。
1977年8月15日の空をシミュレート
Wow! Signalが観測されたのは、いて座の領域
Wow! Signalは、1977年8月15日にアメリカ オハイオ州立大学の電波望遠鏡ビッグイヤーにて地球外知的生命体からの信号を探していたところ、通常の天体から発せられた電波やノイズとは思われない特殊な電波を検出したため、観測者が驚いて観測結果の印刷に「Wow!」と記したことからそう呼ばれる。
英数字は電波の強さを示しており、赤で囲まれた6EQUJ5がWow! Signal
研究者達は水素原子の周波数である1420MHzの電波を狙って観測していた。この周波数は天体観測で最も使われるもので、科学力のある異星人であればこの周波数でメッセージを送ってくるだろうと考えてのことだ。
向きの固定された電波望遠鏡によって観測しており、地球の自転速度に合わせて信号が検出されたため、地球由来のノイズではなく天体由来である根拠になっていた。
その後何度も同じ方角を観測したが、再びその信号が検出されることはなかった。

——これまで唯一異星人からのメッセージっぽかったWow! Signalが候補から外れてしまった。
何がいけないのか、なかなか地球外からの人工的な電波は観測できない。地球外知的生命体は非常に稀にしか存在しないのか、互いの文明の時間的な重なりがないのか、それとも地球人の想像外の方法で通信しているのか。
4月1日付の記事だし、日本での情報も少ないのがちょっと心配だが(苦笑)、今後もっと情報精度が上がれば、テレビの科学番組などでも紹介されることと思う。

参考資料

  • NHK BSプレミアム「コズミックフロントNEXT 宇宙人からのメッセージ!? 謎の電波に迫る」2017年4月13日放送
  • アストロアーツ、ステラナビゲータ10
  • 誠文堂新光社、天文年鑑2017

2017年5月29日月曜日

2017/5/26付 映画「美しい星」公開

情報ソース:映画「美しい星」公式サイト



三島由紀夫の小説を映画化した「美しい星」が公開された。
空飛ぶ円盤を目撃することで、火星、金星などから来た宇宙人だという意識に目覚め、人類の救済活動をする一家が、「人類のために、人類は滅ぶべし!」と主張する宇宙人(の意識に目覚めた人)達と対立するお話。

1960年代の原作を現代に置き換えたため、核戦争の恐怖から地球温暖化の不安になったり、仙台の3人の宇宙人が政治家黒田一人に集約されてたりはするけど、おおまかな設定、ストーリーは踏襲している模様(そりゃそうだ)。

出演:リリー・フランキー、中嶋朋子、亀梨和也、橋本愛、佐々木蔵之介

2017年5月23日火曜日

2017/5/23付 映画秘宝にUFO手帖の紹介記事

情報ソース:映画秘宝(洋泉社)

現在発売中の映画秘宝2017年7月号に、公開間近の「美しい星」の記事(橋本愛ちゃんと吉田大八監督のインタビュー)とともに、筆者も執筆した同人誌「UFO手帖 創刊号」(Spファイル友の会)の紹介記事がほんのちょっと載っています。
「未知との遭遇のラコーム博士のモデルがアラン・ハイネックであることは定説」と間違いもありますが(本当はUFO手帖に書かれているとおりジャック・ヴァレがモデル)、おおむねほめてもらっています。

ほかにはスパイダーマン、X-MEN、サモ・ハン・キンポーなどの記事が。

なお、今UFO手帖第2号の記事を執筆中です。自分の担当はその「美しい星」についてなので、原作を読み返したり、時系列にまとめたりしております。映画も見ます。
UFO手帖第2号は年末頃に出版予定です。

2017年5月19日金曜日

2017/4/20付 「アメリカがUFOを調査」は本当だった! 教えて!超常現象記者!

情報ソース:with news

朝日新聞社員で超常現象研究家の皆神龍太郎さんが毎週、若者相手に超常現象やニセ科学、オカルト的なものについて解説していくシリーズ企画をやっています。
興味深いのでどうぞ。

  1. UFO
  2. フリーメイソン
    1. 前編(日常を知りたい)
    2. 後編(歴史を知りたい)
  3. ミステリーサークル
  4. ニセ科学
  5. 心霊現象
  6. 予言
  7. 超能力
  8. なんでそんなことやってんの?

2017年5月10日水曜日

2017/5/1付 夜空に奇妙な4つの光体

情報ソース:YouTube / secureteam10 "INVISIBLE Objects Detected Above Earth 5/1/17"スプートニク

YouTubeより


UFO研究団体「Secure Team 10」のメンバーらが撮影した、アメリカのケンタッキー州上空を飛行する4機の光体。
日時は5月1日にかけての深夜で、ナイトビジョンカメラを使って撮影したという。
説明が英語のナレーションなのでわかりにくいが、最初2つの光体を発見し、その後3つめ、4つめの光体が現れたようだ。
Secure Team 10のメンバーらは、これらは独立したUFOではなく、三角形の宇宙船かもしれないと推測している。

——捏造映像じゃないのならばちょっと興味深い。
かなりの量の星が背景に映っていることから考えると、高感度カメラによって肉眼では通常見えにくい人工衛星などが映っているのかもしれないが、何時にどの方角を撮影したものなのかわからないため、確認がしづらい。
星の配置を星図と見比べる方法もあるが、大変なのでそこまではご勘弁。
Secure Team 10も、研究会を名乗るならきちんと撮影情報を書くべきだ。

Secure Team 10はHOAX(インチキ)で、金のためにニセのUFO映像を作っていると非難するサイトもいくつかあったので、やはり映像自体信用するに値しないのかもしれない。

2017年5月2日火曜日

宇宙人解剖フィルム

1947年6月1日、1994年8月28日/アメリカ/ニューメキシコ州ロズウェル、テキサス州ダラス
Roswell, New Mexico, USA
Dallas, Texas, USA

概要

死体解剖
YouTubeより
ロズウェルに墜落したUFOの宇宙人を米軍が解剖?!
その模様を撮影したとされる不気味な映像が公開され、世界中に衝撃を与えた。

2017年4月22日土曜日

2017/2/6付 火星のブッダ?

情報ソース:TOCANA

Google Marsより
Google Marsにおいて「33°12'29.82"N, 12°55'51.21"W」で検索される位置に、ブッダ(仏陀=釈迦の尊称)そっくりな地形があるという。
Google MarsはGoogle Earthのアプリで火星の表示モードを選んだものだ。
たしかに人の横顔のような地形がある。

——なんでこれがブッダになるのかよくわからない。どちらかと言うと旧ソ連のスターリンのように見えた。少なくともインド人よりは欧米人っぽくないか?
面白い地形であるが、NASAの火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターが撮影したもっと鮮明な写真と比べてみよう。
MARS ASU Image Explorerより
2008年2月2日13時50分48秒に撮影された写真の上端にあるものの、傾きを合わせてみた。
撮影方法の違いもあるのだろうが、顔にあたる部分が影になっているし、形もちょっと違い、印象がまた違ってくる。

もうひとつ、同じく火星で探査車キュリオシティが撮影した写真に、宗教家らしい彫像があるという。


彫像と言われているものは、オリジナルは横縦1344×1200ピクセルある画像のごく一部である。(以下の画像)
等倍
NASAより
拡大してみると、画像のデジタルノイズが縦横に走り、人の顔や体のように見えているのがわかる。
拡大
点が3つあると顔に見えるというシミュラクラ現象やパレイドリア現象などと呼ばれるものと一緒の、一種の人の認知機能による錯覚だ。
それをいろいろ描き込んじゃったらダメでしょ(苦笑)

2017年4月21日金曜日

ヴァレンソール事件

1965年7月1日/フランス/ヴァレンソール
Valensole, France
ヴァランソル事件とも呼ばれる。

概要

着陸したUFOと宇宙人のイメージ
OVNI91より
早朝のラベンダー畑に着陸していたUFOを農夫が発見。
頭の大きな奇怪な宇宙人数名とテレパシーで会話をする。
UFOが飛び去った後の畑には着陸脚の痕跡があり、その場所では10年間ラベンダーが育たなかった。
UFO研究の大家ジャック・ヴァレが信憑性が高いと評価している事件。

フェニックスライト

1997年3月13日/アメリカ/アリゾナ州フェニックス
Phoenix, Arizona, USA

概要

フェニックス近郊に現れた光体群
夜空に9個の奇妙な光体が現れ、数千人の市民によって目撃される。
ブーメラン型のUFOを見たという証言も相次ぐ!?