2010年1月30日土曜日

2010/1/30 ツングースカの大爆発はもっと小天体?

1908年にシベリアのツングースカで起きた謎の大爆発は、これまでの推定より小さい直径30〜50mの天体による爆発の可能性があると、米国科学アカデミーが発表した。
同様の災害が起きる確率も、約300年に1回と予想以上に高いかもしれないという。
今後天体の衝突が事前にわかった場合、避難した上、数十年の時間があれば天体の軌道を地球からそらすための対策が取られ、その余裕がなければ核爆弾での爆破が最終手段になるという。

2010年1月26日火曜日

2010/1/26 ノルウェーでオーロラ写真に怪光


1月20日にノルウェーの小さな町でオーロラを撮影した写真のうちの1枚に、緑色のパラシュートのような形の光が写っていることに気付いた。
撮影したカメラマンはレンズフレアではないかと思ったが、調べた結果、そんな単純なものではなかったという。
ノルウェーのオーロラの専門家と意見を交わした結果、オーロラより数百マイル上空を飛んでいる人工衛星からの反射の可能性があるという。

——筆者(雅)も単純にレンズフレア、レンズゴーストの類いだと思ったのだが(補助線のとおり、物体の形どおりに下にたどっていくと手前の家の灯りに一致するため)、レンズフレア説はすでに疑われ、否定されているので、やはり人工衛星の光なのだろうか。どのように調べた結果、レンズフレア説が否定されたのかがわからないのが残念だ。

情報ソース:Discovery News

2010/1/26 宇宙人について英国王立協会が会議

英国王立協会創立350周年を記念して開催された様々な事柄についての科学者会議の一つとして、宇宙人の存在に関して話し合われた。
「確率の法則からすれば宇宙人は存在するだろう」
「地球上の生命発生の謎もわからないのに、地球外生命体がいるのかどうかなど断言することはできない」
「最初に発見される地球外生命体は顕微鏡でしか見えないような微生物であろう」
「地球以外に生命は存在しないと思うが、もし高度な知能を持った宇宙人がいたとしても、攻撃的で不愉快な存在かも知れない。」
会議では以上のような議論が交わされたという。

情報ソース:AFP BB News 2010/1/26「宇宙人は存在するのか? 英国王立協会が大まじめな会議を主催」

2010年1月20日水曜日

2010/1/20 宇宙人との交信を研究するブルガリア科学アカデミーに批判

ブルガリアの科学アカデミーに属する宇宙調査研究所がミステリーサークルを分析し、宇宙人と交信していたと昨年11に地元紙が報じ、問題になっている。
同所では昨年5月、眠っている間に宇宙人と交信できると主張する同国女性を通じ、気候変動や世界平和などについて宇宙人に質問したところ、その回答とされるミステリーサークルがイギリスに出現し、現在解析中であるという。
報道直後、「一部の科学者の趣味で、国費は使っていない」と弁明したが、国の財政が厳しく「ろくに研究もせずに高給をもらっている者が大勢いる」として批判される中、この件でさらに批判が強まっている。
研究を主導したラチャザール・フィリポフ副所長は「実益優先の研究ばかり求められ、夢がなくなって嘆かわしい」と語っている。

情報ソース:朝日新聞朝刊

2010年1月13日水曜日

2010/1/13 小惑星らしき物体接近

NASAは12日、10〜15mの小惑星と考えられる物体が日本時間の13日午後9時46分に、地球に約12万kmまで最接近すると発表した。
NASAによれば、このように小惑星が月より近いところを通る現象は、1週間に1度くらい起きているという。

情報ソース:朝日新聞

2010年1月10日日曜日

2010/1/10 オリオン座のベテルギウス、爆発寸前!?

ベテルギウスの実際の画像
オリオン座の1等星ベテルギウスが、超新星爆発寸前の状態にあると見られている。
NASAが6日に公開した画像には、星の表面の盛り上がりとみられる二つの大きな白い模様が写っていた。
ベテルギウスは太陽の1,000倍の直径を持ち、太陽系にあれば木星軌道にまでに達する大きさだ。もし爆発すれば、満月ほどの明るさで昼間でも見えるようになるという。
地球からの距離は約600光年あり、他の恒星同様大きな望遠鏡でも点にしか見えなかったが、近年の技術向上により表面の模様までも撮影できるようになった。
地球から観測できる姿は600年前の姿なので、もしかしたらすでに爆発してこの世に存在していないかも知れない。
爆発が観測されるのが明日なのか何万年か後なのかはわからないが、非常に興味深い。

情報ソース:asahi.com

2010年1月6日水曜日

2010/1/6 火星の樹木?

地面から伸びた樹木のように見える写真
アリゾナ大学HiRISEより
火星探査機マーズ・リコネサンズ・オービターが撮影した写真に、樹木のように見える写真があり、話題になっている。
HiRISEのキャプションによると、極冠の二酸化炭素の氷が春になって解け、それによて流れ落ちた砂によって暗い縞が作られるのだという。
「火星の北半球の高緯度に広大な砂丘の地域があります。冬には二酸化炭素の氷の層が砂丘を覆い、春になると太陽が氷を温めて蒸発します。
この行程は現在も行われており、砂丘の頂上から流れ落ちた砂は暗い縞を作ります。」

——たしかに写真を見ると木が生えているようにも見えるが、オリジナルの超高解像度の画像を見ると、木ではなくて何かが流れてできた模様であることがわかる場所がある。
詳細はUFO事件簿/火星の奇妙な地形のページにまとめた。

情報ソース:アリゾナ大学HiRISE

2010/1/6 コロンビアの漆黒の円盤?

YouTubeより
南米コロンビアで最近撮影され、YouTubeにアップロードされたというビデオだが、太陽を背に真っ黒な楕円形の物体が空に浮かんでいるのが写っている。
形は円盤っぽいし、太陽のほうに向かって飛び去って行くように見える。
しかしUFOが太陽のど真ん中に位置しているので、強烈な太陽光を受けたためにCCDが異常(飽和という)になり、黒く抜けてしまった可能性が高いように思う。デジカメではCCDから内部のコンピュータに渡される明るさの値が異常に高い値の場合、逆にマイナスの値になりえるのだ。
飛び去って行くように見えるのは、太陽が雲に隠れて光が弱まったからではないだろうか。
デジカメが主流になった今、同様の写真、映像が増えるものと思われる。あらかじめ鑑識眼を養っておきたい。


情報ソース:All News WebYouTube

2010年1月1日金曜日

2010/1/1 ロシア、小惑星の地球衝突回避方法を協議

2004年に発見された小惑星アポフィスが2030年代に地球接近が予想されるにあたり、ロシア宇宙庁では、破壊や核爆破によらない地球への衝突回避方法を協議することになった。具体的な方法が決まり次第、アメリカ、ヨーロッパ、中国の宇宙当局にも参加を呼びかけるという。
アポフィスは直径約350mの小惑星で、NASAは2036年の衝突確率を24万分の1と見積もっている。
もし地球に衝突した場合、フランス1カ国分の面積が荒野と化すという。
⇒参考記事:UFO事件簿/ツングースカの大爆発

情報ソース:msn産経ニュース