2015年10月22日木曜日

宇宙人とのSEX事件(1957年)

1957年12月15日/ブラジル/ミナス・ジェライス州サン・フランシスコ・デ・サレス村
Sao Francisco de Sales, Brazil

以下は主に英語のサイトを訳したものなので、一部上手に訳せなかった箇所があることをはじめにお詫びします。

概要

農夫のアントニオが、UFOにさらわれ、宇宙人の女性とセックスさせられる。


詳細

10日前の怪光体

被害者のアントニオ
10月5日午後11時少し過ぎ、弟と一緒にパーティーから帰ってきた農夫アントニオ・ビリャス・ボアス(Antonio Villas Boas/23)が、寝る前に空気を入れ替えようと窓を開けたところ、畑の上空に明るい発光体を目撃した。
一度床についたが、しばらくしてから気になってもう一度それを見てみると、やはりそこには同じ光があった。UFOがこちらに向かって飛んできたため、アントニオは窓のシャッターを閉めると、あわてて弟を起こした。
そしてUFOが去るまでの間、シャッターの隙間から入ってくる強い光を弟と二人で驚きとともに眺めていた。
どうやらUFOは家の上空を通過していった様子だ。

前夜の怪光体

それから9日後の14日。
アントニオは彼の家族が経営している農場に住んでおり、昼間の暑さを避けて夜に農作業を始めた。(ブラジルは南半球なので12月頃が夏となる)
午後9時〜10時頃だったろうか、アントニオ兄弟がトラクターで畑を耕していたところ、頭上300フィート(約90m)ほどに、非常に明るい発光体を目撃した。
アントニオは弟を残し、一人で調べてみようと近づいたところ、突然光は敷地の反対側に移動した。彼が再び近づこうとすると光は元の位置に戻る。そんなことを20回は繰り返したため、アントニオもいい加減あきらめて弟のもとへ戻った。
光は時々四方に光線を発しているかのようで、夕日のように輝いていた。そして目を離した数秒間に姿を消してしまった。

アントニオ、アブダクションされる

アントニオがさらわれたUFO
そして次の日の15日の晩の午前1時(正確には16日になる)、アントニオは一人で農作業をしていた。
夕べ弟と怪光体を見た同じ場所にさしかかった時、赤い光体が現れ、考える余裕もなくすごい速さで近づいてきて、頭上約160フィート(約50m)で静止した。
光は、彼のトラクターのライトが見えなくなるほど強烈だった。
その光るUFOは、大きな細長い卵型をしており、大きなヘッドランプが付いており、上部は回転、その下に並んだ窓から紫色の光が出ていた。
見ているとUFOの下の方から3本の着陸脚が伸び、トラクターから15mほどの地面に着陸した。
驚いたアントニオがトラクターに駆け寄ると、不思議なことにトラクターのエンジンが止まってしまい、ライトも消えてしまった。
恐ろしくなって家の方に逃げようとしたが、深く耕された土に足を取られてうまく走れない。
そのうちに、彼の肩ぐらいまでしかない奇妙な服を着た宇宙人に腕をつかまれてしまった。
アントニオは宇宙人を無我夢中で突き飛ばしたが、新たに3人に取り囲まれ、とうとう腕をつかんで担ぎ上げられてしまった。

宇宙人の姿

アントニオはとても詳しく宇宙人の姿について証言した。
身長はアントニオ(靴を履いて1.64m)よりも少し低い。アントニオを捕まえた宇宙人などは、ヘルメットがなければ、おそらく彼のあごにさえ達しなかった。

宇宙人らは非常にぴったりとしたつなぎの服を着ていた。
やわらかく、厚く、不規則なグレーのストライプが入っていた。
この服はヘルメットにつながっていた。

服と硬そうなグレーのヘルメットはつながっていた。ヘルメットは頭が縦に二個分入るくらいの大きさ。眼鏡のレンズのようなもので保護された目の部分以外がすべて覆われている。鼻のあたりが強化されている。
目は人間と比べとても小さいようであったが、レンズのせいでそう見えたのかもしれない。皆青い目をしていたような気がしたが、保証はできない。
大きなヘルメットの中、頭の上には何かが入っているんじゃないかと思われたが、外側からはわからなかった。
頭頂部の中央と両側から1本ずつ、園芸用ホースよりも少し細い3本の丸い銀色のチューブ(金属製なのかゴム製なのかはわからない)が出ていて、滑らかに曲がって背中の方につながっていた。
真ん中の一つは背骨に沿って、他の二つは腋の下4インチくらいの肩の下につながっていた。チューブが服の下の何につながれているのかはわからなかった。

袖も手首にぴったりとついていて、同じ色をした、厚手で動かしにくそうな5本指の手袋につながっていた。
この手袋のせいで、指先を手のひらに触れるように折り曲げることができないことにも気付いた。しかしアントニオを捕まえることや、後でゴムのチューブを使って彼の血液を抜くことは問題がなかった。
それらの全身を覆う服は一種のユニフォームであったに違いない。

全員がパイナップルを輪切りにしたくらいの大きさの、赤いバッジを付けており、時々光を反射して輝いていた。自らは光らず、車の反射板のようだった。
中心にあるバッジから銀色の幅広の帯(もしくは平らにのばした金属かもしれない)が、きつく締められた留め金のないベルトにつながっていた。

ポケットはどこにもなかった。また、ボタンにも気付かなかった。

ぴったりとしたズボンは尻、腿、足を包んでいて、シワも折り目もなかった。
ズボンの裾のへりが見られず、そのまま靴と一体になっていた。すべてが同じ服の一部であった。

彼らの靴底は我々のものと異なっていて2〜3インチの厚さで、前方が少し反っていた。それはおとぎ話に出てくる靴か、テニスシューズのようだった。
彼らの足よりも大きかったので、中はブカブカだったようだが、彼らの足取りは軽快だった。

動きが少し硬かったので、全身のつなぎ服はおそらく少し動きにくかったであろう。

アントニオは、宇宙人全員でかかってこられると強いが、一人一人は強くはなかったようで、一対一で戦えば対等に戦えたと思った。
研究者のブルース・ラックス(Bruce Rux)は、アントニオの説明で宇宙人の衣服とおとぎ話のそれとが類似する点を興味深く感じた。
「人が想像する、まだら色の服や不規則なストライプの衣装の妖精の姿、もしくは凶悪な道化師と大差はない。道化師の房の付いた鐘のような頭から突き出た曲がった管さえそうだ。」

UFOの内部

アントニオが抵抗している間、彼はUFOのハッチに折りたたみ式の金属はしごがあるのに気付いた。
そしてハッチが継ぎ目がわからないくらいしっかりと背後で閉まった。
彼は今いる場所が、なめらかな金属製の壁に囲まれた、四角く明るい灯り以外に家具のない、小さな四角い部屋であることに気付いた。
(この時、「まわりには5人の宇宙人がいて、2人がアントニオを押さえていた」とする資料がある)

突然、継ぎ目のない壁が開き、別な部屋に案内された。(「そこはもう少し大きな卵型の部屋であった」という資料がある)
今度の部屋の唯一の家具は、部屋の隅にある、バーのイスのような背もたれのない丸イスと、それに囲まれた妙な形のテーブルだった。それらは同じ白い金属でできていた。
テーブルとイスは一本脚だった。そしてそれが固定されているか可動式のリングに結びついていて、両側から突き出ている3つのちょうつがいがしっかり、部屋の狭い方に向かっていた。(この部分正確な翻訳断念)

宇宙人達はアントニオを捕まえながら、人間とはまったく違う声を発していた。
その声はこれまで聞いたいかなる音とも違い、とても文字で書き表すことはできないという。思い出すと震えがくるような音で、アントニオはそれを真似ることさえできなかった。
動物のうなり声と比較し、長い音と短い音が同時に鳴っているような感じだったという。

服を脱がされるアントニオ

アントニオの抵抗にも関わらず、不思議なことに宇宙人達は彼の服を脱がせ始めた。
「彼らは私のことを明らかに理解できていませんでした。しかしまるで自分達に害意がないと思わせようとするように、彼らは立ち止まって私をじっと見つめました。また、強引ではあったけれども、私を傷つけようとはしませんでした。シャツをのぞいては、私の服さえも裂きませんでした。」
とうとう裸にされた彼は、ドロッとした透明な無臭の液体を全身に塗られた。(「スポンジで塗られた」という資料もある)
ドアの上に書かれていた赤い文字
そして、ドアの上に意味不明の赤い文字のようなものが書かれている部屋に移された。
2人の宇宙人が採血の機械を持ってきて、先のとがったチューブのようなものをあごの下にあてられ、いくらかの血液を採取された。痛みと不快感はほとんどなかった。
この時の小さな傷跡は、後に医者によって存在が確認された。

裸の宇宙人の女が入ってくる

宇宙人達の別なイラスト
素っ裸のままさらに別の部屋に移されたアントニオは、小一時間ばかり放置された。
発泡ゴムのような柔らかいソファもしくはベッドのようなものに座り、気分もようやく落ち着いてきた。
突然、彼の頭の高さほどの壁から、ムカムカとする灰色の煙が部屋中に立ちこめてきた。
あまりのひどさにアントニオは吐き気を催し、呼吸困難になったが、部屋の隅で嘔吐した後は、呼吸が楽になった。
後から考えると、透明な液体は催淫剤のようなものだったかもしれない。
ラルフ・ブルームは「殺菌剤の一種だったのではないか。煙は宇宙人が異種交配をするために、ヘルメットを外しても呼吸できるようにするためではなかっただろうか。」と語った。
女の宇宙人
ずいぶん後年描かれたものらしい
しばらくするとドアが開き、身長1.3mほどの全裸の女が現れ、部屋にゆっくりと入ってきた。
アントニオが驚いて口をあんぐり開けているのを、少し面白がっているように思えた。
人間の女とは少し異なる種類だったが、美しかった。
背はとても低く、アントニオの肩にやっと届くくらいだった。
髪の毛はブロンドで脱色したように白くなめらか。太くはなく、真ん中から分けていた。
大きく長く釣り上がった青い目。絵に描いたアラビアの女王のようにも見えた。
化粧はしていなかった。
鼻はまっすぐで尖っておらず、上を向いてはおらず、大きすぎもしなかった。
頬骨がとても高くて目立ち、あごが尖っていたため、顔の下半分に鋭い印象を与えた。
高い頬骨は骨折でもしているのかと思ったが、後で触ってみたところやわらかかったので、骨でできているように思えなかった。
くちびるはとても薄く、ほとんどわからなかった。
耳は小さかったが、普通の耳と違いはないようだった。
彼女の体はアントニオがこれまでに知っているものよりも非常に美しかった。
体は細く、胸は上を向いていた。ウエストラインは細く、腹部も平らで、尻と腿はよく発達していた。
足は小さく、手は長く細かった。指と爪は普通だ。
肌は人間の女性のそれと同じように白く、腕はそばかすだらけだった。
女性の普通の匂い以外は、香水などの匂いはしなかった。
腋の下がまるで血のように赤かった。
後により詳しく聴取したところによれば、陰毛も明るい赤だったという。
アントニオはきまり悪そうに、医学博士のフォンツ氏とジャーナリストのマーティンス氏に語った。
ブルース・ラックスの指摘によれば、当時の性慣習のために、最初は証言の一部を省いて公表されたものではないかという。これに続く遭遇の詳細についても発表されなかった。

前代未聞の宇宙人とのセックス

「彼女は黙ったまま、私に何かを望むような目をしてきた」とアントニオは語った。
女が身を寄せてきたので、彼もその目的を理解した。
「私は興奮し始めた…結局全てを忘れて彼女を抱きました」
どうやら彼らは1時間近くの間に、2回にわたっていろいろな行為を行った。
行為が終わると、女は身を離した。

アントニオは「彼らは(自分を)家畜を改良する種馬にしたかったようだった」と述べた。
また女がキスを拒否しても、彼はこの遭遇を楽しんでいたとも語った。(雅注:つまり行為の最中、キスを拒まれたということのようだ)
ブルース・ラックスは、「全て終わった後にアントニオは吐いた」と付け加えた。
女は動物のうなり声のような声をあげながら、彼のあごを噛むことを好んだ。
彼女は決してしゃべることはなかった。

彼らが行為を終えた後、一人の宇宙人が入ってきて女に呼びかけた。
女は去る前に自分の腹を指差し、微笑み、さらに南の空を指差し、去っていった。アントニオはそれを、自分が住むどこかへ連れて行こうとしているのではないかと解釈した。
ラックスは「彼が家族と別れることを真剣に心配していたようだ」と言った。

UFOの中を案内される

宇宙人に服を返してもらったアントニオは、再びイスとテーブルの部屋に戻された。
そこでは宇宙人達が奇妙な方法で会話をしていて、彼のことなど気に留めない様子で、危害を加えられる気はしなかった。

アントニオはまわりの状況をよく記憶しておこうと考えた。
部屋は金属製の硬く滑らかな壁でできており、どこにも窓が見当たらなかった。
上の部分にガラスがはまった、目覚まし時計のような箱があることに気が付いた。一本の時計の針のようなものと、3時、6時、9時、12時にあたる部分にマークが付いていたが、一向に針が動かなかったので、時計ではないのだろうと思った。
こっそり隠して持ち出そうとしたが、見つかって取り上げられてしまった。

フランスのUFO研究家ジャック・ヴァレはこのエピソードについて次のように述べた。
「この発言が象徴するものは明らかです。我々は、おとぎ話の中の時が過ぎない国と、白く巨大な針のない時計がある部屋にいる、『あなたが考えているほどの時間はない』(It is later than you think)と言った偉大な詩人を思い出します。」
詩人とはRobet W.Service(1874〜1958)という詩人のことのようだ。
ヴァレもブルース・ラックス同様に、この事件の特異性を、人々が生活文化の中に持つおとぎ話などとの共通項の中に見出そうとしているようだ。(おとぎ話との関連性の指摘はヴァレの方が先かもしれない)

宇宙人は船内の案内を続け、いろいろな興味深い特徴を示した。

アントニオは金属製の飛行物体に乗っていることに、何の疑いも抱いていなかったと強調した。

案内が終わりUFOの外に出た。
一人の宇宙人がはしごの下から、はしご、地面、そして女がしたのと同じように南の空を順番に指差した。
アントニオが指示に従って下がると、はしごが収納され、閉じた扉は跡形も見えなくなった。
UFOは上昇していき、着陸脚も収納され、100フィート強(約30m)上昇したところで静止し、一層明るく輝いた。
空気の増大によって起こったうなりは大きくなって、いろいろな色の光を出してすごいスピードでUFOが回転し始め、最後は明るい赤になった。
UFOは急に方向を変え、予想外の大きな衝撃音を発すると、機体をわずかに斜めに傾けながら弾丸のように南の空に飛び去った。

帰ってきたアントニオ

アントニオが自分のトラクターに戻った時、時間はもう朝の5時半であった。
彼が連れ去られてから4時間15分経過していたことになる。
彼はおそらく乱闘をした時に、トラクターが壊されていたことを発見した。
誘拐者達は彼がトラクターで逃げようとしていたことを理解しており、トラクターがどう動くのかの知識があったようで、バッテリーのワイヤーが外されていた。

事件の約3ヶ月後、アントニオはいろいろな疾患にかかり、極端な眠気など、典型的なアブダクション被害者の特徴が見られた。

ブルース・ラックスは「彼について話すのは気乗りしない。アントニオはブラジルの国立医学校の医学博士のOlavo.T.Fontes氏、(UFO研究団体)APROの担当者によって聴取され、翌年2月22日にFontes博士、ジャーナリストのJoas Martins氏、そしてブラジル軍の情報部員によって何が起こったのか公に説明された。」と述べた。

医師の診察では、放射線障害の形跡が見られ、そのことにFontes博士が関心を持っていた。
症状は全身の痛み、吐き気、頭痛、食欲不信、目に絶え間ない灼熱感、わずかな光の痣で皮膚の損傷(小さな赤い瘤のような)が数ヶ月に渡って現れ、肌のまわりに現れて触ると痛みを感じた、隆起、そしてそれぞれの小さな穴から黄色く水っぽい膿が出た。
傷の周囲の皮膚は「hyperchromatic violet-tinged area」だった。
(雅注:このあたり、訳が拙くてすいません)

アントニオは勉学を続けるために社会から身を引き、法律の学位を授与され、Formosa Gojasの町で弁護士を開業し、最後はTriangulo MineroのUbera(Uberaba?)の町で1992年に亡くなった。

事件は衝撃的な内容だったため、事件の真相は何年間も公表されなかった。
医師団、陸軍調査官の厳しい質問は繰り返され、アントニオはそれに従ったが、証言には矛盾も曖昧なところも見つからなかった。
保守的なUFO研究家はこの事件を事実だとしている。

事件は海外では「アントニオ・ビリャス・ボアス事件」などと呼ばれることが多いようだ。イニシャルで「AVB事件」とも。

現場周辺地図


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詳細な位置は確認できていない。

考察

この事件の最大の特徴である「宇宙人とのセックス」という体験は、どうやら初期の報告ではなされていなかったようだ。
研究者の証言どおりであれば、「今よりも性に関しての話題を公に話すことが閉鎖的であったから、証言はあったが、その部分だけ公表されなかった」というのは理解できる。
ただ、記憶が混乱したために後付けで「実はセックスしていたような気がする」と思い始め、最終的に「セックスをしていた」と思い込んで、それが定着した可能性についても調べてみる価値はあろう。

もし物理的な事実がなく、アントニオの頭の中で起こった夢や幻覚の類であるなら、ヴァレやラックスの指摘する妖精譚やおとぎ話が基になった精神体験という見方もできよう。(ヴァレなどの見方については筆者は理解が乏しいので、詳しい人から見たら笑われてしまうかもしれないが。)
その場合、弟と一緒に体験したという前日までのUFO目撃や、壊れたトラクター、採血時のあごの傷跡をどう解釈するか。

例えばだが、前日までの間に発光体(その正体はわからないが、自然現象や人工的なものだったのかもしれない)を兄弟で目撃したアントニオは、不思議なものを信じやすい精神状態に陥っていて、深夜の農作業中に疲れて意識朦朧とした時に見た夢/幻覚を現実と勘違いしたというわけだ。
トラクターは自分でぶつけるなどして壊してしまった。
あごに傷跡があったとして、それが本当に採血の痕かどうか判断するのは難しいだろう。

それにしても、夜の9時過ぎ、1時過ぎから農作業ができるほど周囲の灯りがあるんだろうか。まさか月灯りの中の作業とも思えないのだが。
作業用に照明をつけて夜間に農作業をするという習慣が現場周辺であったのなら、近隣の農家でも同じことをしていたことも考えられる。
前日までに目撃した発光体の正体の、候補の一つとして数えられないだろうか。

もし幻覚の類を否定するのなら、UFOの着陸痕や、体に塗られた催淫剤のような液体、宇宙人の女性と性交した際に付着した相手の体液などのより多くの物的証拠が欲しい。
残念ながら筆者の調べた範囲ではその情報が得られなかった。今後、そうした情報が書かれた資料と出会えるといいのだが。

いくつかのよく似た事件

22年の時を経た1979年以降に、この事件に酷似した事件が起こっている。舞台は同じブラジルで、アントニオ・カルロス・フェレーラという男性が誘拐されてUFOの中で宇宙人らしき女性とセックスをしている。

他にも以下の事件が記録されている模様。(戦慄のUFO&宇宙人ミステリー99のP.86/南山宏監修)
  • 1979年、ジョセリーノ・デマトスという青年が生体検査され、精液を採取され、人間によく似た女とセックスを強要された。
  • 1982年、ジョアン・バレリオ・ダシルバがUFOの内部で肌の浅黒い美女に迫られ、恐怖のうちに意識を失う。家族に発見された時、全裸にオイルまみれ、右の胸と性器に奇妙な傷があった。
矢追さんの1991年10月の番組(UFOスペシャル第4弾)では、以下の事件も紹介されている。
  • 1987年12月27日、アメリカのライリー・マーティンが、アーカンソー州〜オクラホマ州のハイウェイ上でUFOを目撃。「失われた時間」を経験し、逆行催眠でUFOへのアブダクションと中でのセックスを思い出した。1年後に再びさらわれ、不思議な赤ん坊を見せられた。

参考資料

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