2019年9月18日水曜日

2019/9/3付 中国が月面でゼリー状の物質を発見?

情報ソース:BUZZAP!SPACE.com、 我们的太空(中国のサイト)、Space News Lab
玉兎2号が着陸しているフォン・カルマン・クレーターの位置
地球からは直接見えない月の裏側である。
Googleマップより
中国の無人の月面探査車 玉兎2号が、月面で光沢のあるゼリー状の物質を発見したという。
玉兎2号は月の裏側、フォン・カルマン・クレーターに着陸しており、7月28日、太陽熱によるオーバーヒートを避けるための休眠期間に入ろうとしていたところ、パノラマ映像上のクレーター中心部にゼリー状の物質を発見した。形も色も周囲の土とは全く異なり、それが何かは特定できなかった。
玉兎2号はミッションを変更してクレーターに近づき、この物質の調査をしているというが、中国の科学者からはいまだゼリー状の物質の写真も公開されていない。
外部の研究者によれば、隕石の衝突により溶けたガラスの可能性があるという。

アポロ17号も変わった土壌を発見している

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アポロ17号で発見されたオレンジ色の土壌

こうした発見は初めてではなく、アポロ17号で月面に行った地質学者のハリソン・シュミットが1972年に着陸地点付近でオレンジ色の土壌を発見している。これは36.4億年前の火山噴火で作られたと結論づけた。

——ゼリー状というから押してみてぷにぷにを確認したのかと思いきや、そうではなくあくまで見た目がゼリーっぽいということのようだ。中国は早く写真を公開してほしい。
アポロ17号のオレンジ色の土壌というのも、周囲の土よりは赤いけど、明らかにオレンジ!って感じでもないね。(サイトによっては彩度が強調されたものもあるが)
中国が発見したものがどれだけわかりやすいゼリー状の物質なのか気になる。

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